イスラム教/国立公園/旧市街・歴史地区 の世界遺産
選択した項目: イスラム教/国立公園/旧市街・歴史地区
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アルダビールのシャイフ・サフィー・アッディーン廟と関連建造物
イラン北西部、イスラーム神秘主義であるスーフィズムのサファヴィー教団発祥の地であるアルダビールの宗教建築群。 これらは16世紀〜18世紀末にかけてイランの伝統的なイスラーム建築様式で建設された。 教祖シャイフ・サフィー・アッディーンの廟に至る7つの階段はイスラーム神秘主義の7つの階段を示しており、8つのドアは8つの心構えを示している。
登録国 イラン 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
シューシュタルの歴史的水利施設
イランのフーゼスターン州にある古代からの要塞都市シューシュタルに残る水利施設。 この水利施設は、ダレイオス1世の時代である紀元前5世紀頃に造られた。 カルン川に作られた二つの運河を含み、そのひとつガルガー運河は現在でもシューシュタル市に水を供給しており、また農場などを潤している。
登録国 イラン 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (v) -
シダーデ・ヴェリヤ、リベイラ・グランデの歴史都市
カーボヴェルデ、首都プライアがあるサンティアゴ島の南位置するのが、リベイラ・グランデであり、14~17世紀にかけて中西部アフリカにおける奴隷貿易の拠点として栄えた。 ポルトガルの支配下に入ったことで熱帯地方で最初にヨーロッパの植民地となり、砦、教会や広場、奴隷を罰するための「晒し台」等が作られた。18世紀後半にはシダーデ・ヴェリヤ(シダーデ・ヴェーリャ)...
登録国 カーボベルデ 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
スライマン・トー聖山
キルギス共和国初の世界遺産。キルギス第二の都市であるオシ近郊に位置する山、スライマン・トー(スレイマン・トーとも。スレイマンの山の意)。預言者スライマーン(ソロモン王)にちなんで名づけられた聖山であり、フェルガナ渓谷を見おろすシルクロードの重要な交差点の近くにそびえている。 この地はイスラム教と、それ以前の宗教双方が混在しており、数千年の長きに渡って信仰...
登録国 キルギス 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
サリアルカーカザフスタン北部のステップと湖沼群
カザフスタン北部のサリアルカ(サルヤルカ、サリャルカとも)は、ナウルズム国立自然保護区と、コルガルジュン国立自然保護区からなる湿地帯。サリアルカは「黄色い山脈」という意味である。 イルティシュ川流域に淡水湖と塩水湖などがある。 数々の鳥類が見られr、ソデグロヅル、キガシラウミワシ、ハイイロペリカン、フラミンゴなど、また渡り鳥も多く生息している。 ま...
登録国 カザフスタン 登録年 2008年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
カマグェイの歴史地区
キューバ南東部に位置する街カマグエイの歴史地区。 16世紀にスペイン人が最初に作った街のうちのひとつであり、以降製糖業が牛の飼育が盛んな内陸都市となった。新古典主義、アール・デコ、ネオ・コロニアル、アール・ヌーボーなど、多くの様式の影響を受けた建築物が、元々の入り組んだ道を活かして作られているこの都市は、区画整理を行うのが当たり前になる以前の...
登録国 キューバ 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
マントヴァとサッビオネータ
イタリア北部、ポー川渓谷に位置する二つのルネサンス歴史地区で、共にゴンザーガ家に関わりのあるマントヴァとサッビオネータが登録範囲。 マントヴァは中世には「マントヴァ公国」として名を馳せた。市中心部の広場や聖堂などの中世からルネサンス期に渡る遺産が含まれている。 一方、30km離れたサッビオネータは、16世紀後半に建設された計画都市である。六芒星の様な形をした城...
登録国 イタリア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
サン・ミゲルの要塞都市とヘスス・デ・ナサレノ・デ・アトトニルコの聖地
メキシコ中央高地、グアナフアト州の要塞都市サン・ミゲルとアトトニルコのキリスト教建造物群が登録範囲。 サン・ミゲル・デ・アジェンデはメキシコとアメリカを結び主に銀を運んだ「王の道」を守るために建設された要塞都市である。建物の多くはメキシコ・バロック様式で作られていた。 ナザレのイエスの聖地として知られるヘスス・デ・ナサレノ・デ・アトトニルコ...
登録国 メキシコ 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群
マラッカ(ムラカ、メラカとも)は、マレー半島西海岸南部に位置し、マラッカ海峡に面する、ムラカ州の州都。 一方ジョージタウンは、マラッカからクアラルンプールよりさらに北にあるペナン州の州都。 両者ともに東西の貿易・交流を通じて500年以上に渡り発展を遂げてきた交易都市である。 15世紀以降ポルトガル、オランダ、英国などの列強に支配された経緯を持ち、その名残を残す...
登録国 マレーシア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
サンマリノ歴史地区とティターノ山
サンマリノ共和国はイタリア内に位置し、イタリア統一運動(リソルジメント)の下でも独立を貫いてきた国家であり、その首都サン・マリノの歴史地区が対象となった文化遺産。 サン・マリノ市街ははティターノ山の頂上付近に広がっており、歴史地区には現在も人々が暮らしている。 登録された主な物件は、城砦などの防御施設、ティターノ劇場、修道院、19世紀に作られた新古典...
登録国 サンマリノ 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
都市遺跡サーマッラー
バグダッドから北西に約130㎞チグリス川沿い、9世紀にアッバース朝の首都として栄えたサッマーラー。 唯一原型を残しているアッバース朝の都市遺跡であり、モスクや宮殿などが数多く作られた。 特に、9世紀に建造された大モスクに付随している螺旋状のマルウィーヤ・ミナレットが象徴的である。 2007年に世界遺産に登録されたが、イラクの政情不安もあり同時に危機遺...
登録国 イラク 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
レッド・フォートの建造物群
デリーにあるレッドフォート(現地語でラール・キラーとも)の建造物群は、17世紀中頃にムガル帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが、17世紀に首都をアーグラからデリーに移した際に建造した居城である。 赤砂岩を建材に使用したことから「レッド・フォート(赤い砦・赤い城)」の名で呼ばれている。隣接する1546年建造のサリームガルも構成遺産に含まれる。
登録国 インド 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
ロペ‐オカンダの生態系と残存する文化的景観
中部アフリカ西部のガボン共和国初の世界遺産にして文化・自然両面で評価された複合遺産。 同国中部、赤道付近に位置するロペ=オカンダは、ロペ国立公園に指定されており、絶滅危惧種の大型哺乳類が住むサバンナと、熱帯雨林といった異なる環境を持っており、そこに生息する植物は1500種以上を数える。 また文化的側面では先史時代から人類が暮らしていた痕跡や岩絵等が残されてお...
登録国 ガボン 登録年 2007年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (ix) , (x) -
キルケラ旧市街(コルフ)
ギリシャ北西部のイオニア諸島・ケルキラ島の東海岸に位置する旧市街。英語読みでコルフとも呼ばれる。 地政学的重要性から、ビザンチン帝国・ヴェネツィア共和国など、数多くの勢力に支配された歴史を持つ。 自動車の通行が不可能なほど入り組んだ迷宮のような街路を持つことで知られている。
登録国 ギリシャ 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ヴィシェグラードのメフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋
ボスニア・ヘルツェゴビナ東部、ヴィシェグラードのドリナ川に架かるレンガ造りの橋であるメフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋。 1577年に当時のヴィシェグラードを支配していたオスマン帝国の宰相の命で建設され、宰相の名がつけられた。 オスマン帝国の宮廷建築家ミマール・スィナンの手によるこの橋は、11のアーチからなり、全長はおよそ180m。ルネサンス建築に匹敵する建...
登録国 ボスニア・ヘルツェゴビナ 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv)