危機遺産/古代都市/集落 の世界遺産
選択した項目: 危機遺産/古代都市/集落
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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スタリー・グラード平原
クロアチア南部、アドリア海のフヴァル島にあるスタリー・グラード平原は、古代ギリシャの農業景観を残す文化遺産。 紀元前4世紀にギリシャ人が植民地化し、肥沃な土地を幾何学的に区切った農地でブドウやオリーブの生産が行われた土地であった。 それ以来現代に至るまで農業が行われ続けており、地中海における農業の歴史と発展を知る上で重要である。
登録国 クロアチア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (v) -
ル・モーンの文化的景観
モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。
登録国 モーリシャス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ミジケンダの聖なるカヤの森林
ケニア共和国のインド洋沿岸におよそ200㎞に渡り広がる森林には「カヤ」と呼ばれる村落があり、この一帯に住むミジケンダの人々にとっては聖域と捉えられていた。 16世紀にこの地に定住したミジケンダの人々は神域を守るためカヤに防御機能を備えており、森林の中に円形の柵を設け、石壁と木のドアの入り口があり周囲に住居を配している。 1940年代までに住居は放棄されたが...
登録国 ケニア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) , (vi) -
アル-ヒジュル古代遺跡(マダイン・サーレハ)
サウジアラビア北西部に位置するアル-ヒジュルの古代遺跡。 紀元前1~後1世紀初めにかけて繁栄し、かつてこの地にいた預言者サーレハにちなみ「サーレハの町(マダイン・サーレハ)」と呼ばれる。別名は「アル・ヒジュル(岩だらけの場所)」である。 岩山に掘られた墓地、装飾が施された墓石群、神殿、用水路や貯水槽などの水利施設の遺跡が残る。 ヨルダンのペトラ以南で...
登録国 サウジアラビア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ニサのパルティア要塞群
トルクメニスタン南西部のニサ(ニッサとも)は、BC3世紀〜AC3世紀にかけて強大な力を誇ったパルティア王国初期の都市。 王の建物などがあった旧ニサと、そこから1.5kmほど離れた市街地跡である新ニサという二つの丘状の遺跡で構成されている。 旧ニサからはヴィーナス像や象牙のリュトンといった、ヘレニズムや西ローマ帝国やヘレニズムの影響を受けた美術品が多く発掘され...
登録国 トルクメニスタン 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ガレリウスの宮殿:ガムジグラード‐ロムリアーナ
セルビア東部、ローマ時代の遺跡が残る街ガムジグラード。 この街はローマ帝国四分統治時代の皇帝の一人、ガレリウスにより建造された。かつては彼の母の名ロムラにちなんだロムリアーナと呼ばれていた。 宮殿は7世紀にアヴァール人やスラブ人により破壊されたが、現在も凱旋門やロムラの墓が残る。
登録国 セルビア 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
都市遺跡サーマッラー
バグダッドから北西に約130㎞チグリス川沿い、9世紀にアッバース朝の首都として栄えたサッマーラー。 唯一原型を残しているアッバース朝の都市遺跡であり、モスクや宮殿などが数多く作られた。 特に、9世紀に建造された大モスクに付随している螺旋状のマルウィーヤ・ミナレットが象徴的である。 2007年に世界遺産に登録されたが、イラクの政情不安もあり同時に危機遺...
登録国 イラク 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
リフタスフェルトの文化的及び植生景観
南アフリカ北西部、北ケープ州の峡谷や険しい山々、砂漠からなる荒涼地帯に位置する。 乾燥し降雨の滅多にない厳しい環境下で、南アフリカ最後の半遊牧民といわれるナマ人が、伝統的な放牧生活を送っている。 現在も続くその生活様式や植生景観が評価されて遺産登録に至った。
登録国 南アフリカ 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
済州火山島と溶岩洞窟群
漢拏山の噴火によって出来た韓国最南端の火山島、済州島(チェジュ島:チェジュド)。 漢拏山自然保護区、城山日出峰、拒文岳溶岩洞窟群の3地域が構成遺産となった。 韓国の最高峰、漢拏山(1950m)の周りの自然保護区は、火山活動で生まれた滝や奇岩怪石、火山湖などの優れた景観美が特徴。 島の東端にある城山日出峰は海底噴火により誕生したもので、海面上に盛り上がり、...
登録国 大韓民国 登録年 2007年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
中国南部のカルスト地帯
約55万㎢ともいわれ、世界最大級として知られる中国南部カルスト。中生代三畳紀より形成され続けているという。 2007年に石林(雲南省)、茘波(貴州省)、武隆(重慶市)の3ヵ所約480㎢が登録され、その後2014年に桂林(広西壮族自治区)の4ヵ所約500㎢が追加登録された。 塔状カルストや円錐カルスト、塔状カルスト、石柱カルスト、カルスト台地など多様性が特徴的である。
登録国 中国 登録年 2007年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
アツィナナナの雨林群
マダガスカル島東部に広がる約4,800k㎡の広さをもつ6つの国立公園からなるアツィナナナの熱帯雨林。 この世界で4番目に大きい島はかつて6,000万年ほど前に大陸と切り離され孤島となったため動植物共に独自の生態系が形成された。熱帯雨林に生息する動植物のうち、その80~90%が固有種である。また多くの絶滅危惧種の哺乳類も見られる。 2010年、密漁と森林の不法伐採...
登録国 マダガスカル 登録年 2007年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
クラック・デ・シュヴァリエとサラディン城
シリア北西部に残る11~13世紀の十字軍時代に築かれた2つの要塞としての機能を備えた城。 クラック・デ・シュヴァリエは1142~1271年に聖ヨハネ騎士団が建設し、難攻不落で知られた。 カラット・サラーフ・アッディーン(サラディン城)は10世紀に古くからの砦をビザンツ帝国が改修したもの。サラディンが陥落させたことから現在の名称となった。ビザンツ、フランク...
登録国 シリア 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
コンドアの岩絵遺跡群
タンザニア中央部の大地溝帯「グレート・リフト・バレー」に接したマサイ崖の東側の斜面一帯に、約2,336k㎡という広範囲で点在するコンドア岩絵遺跡群。 少なくとも過去2,000年以上に渡って、150以上の岩窟住居内に描かれたこのロックアートは、芸術的価値も高い。 また描かれた内容は生活様式が狩猟中心から農耕中心へと変遷したことを如実に物語っており、また民族...
登録国 タンザニア 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
聖書時代の遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ
イスラエル国内に200程残るテル(墳丘)のうち、重要なメギド、ハツォル、べエル・シェバの3つが登録範囲。 これらはいずれも旧約聖書に登場することでも知られている。 また、古代の水利施設の遺構が発見されている。
登録国 イスラエル 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi)