氷河/滝/城・宮殿 2級 の世界遺産
選択した項目: 氷河/滝/城・宮殿, 2級
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クラック・デ・シュヴァリエとサラディン城
シリア北西部に残る11~13世紀の十字軍時代に築かれた2つの要塞としての機能を備えた城。 クラック・デ・シュヴァリエは1142~1271年に聖ヨハネ騎士団が建設し、難攻不落で知られた。 カラット・サラーフ・アッディーン(サラディン城)は10世紀に古くからの砦をビザンツ帝国が改修したもの。サラディンが陥落させたことから現在の名称となった。ビザンツ、フランク...
登録国 シリア 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
紀伊山地の霊場と参詣道
一般的には「熊野古道」の名称で知られ、日本で初めて『道』が登録対象となった遺産であり、また日本初の「文化的景観」でもある和歌山、三重、奈良にまたがる文化遺産。 紀伊半島・紀伊山地にある、自然崇拝を起源とする「熊野三山」(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)と「高野山」、「吉野・大峯」に参詣道を含む広範囲に渡る遺産。神仏習合の宗教観を残す。 20...
登録国 日本 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
イルリサット・アイスフィヨルド
デンマーク領、グリーンランドの西海岸のイルリサットは、氷河部分とフィヨルド部分からなる40万haにも及ぶ地域。 世界で最も速く流れることで知られるセルメク・クジャレク氷河(ヤコブスハブン氷河)は、標高1,200mにもなる世界でも類稀れな氷河である。ここ分離され流れ出る氷の量は毎年40k㎡にもなり、南極大陸を除くと世界最大量である。
登録国 デンマーク 登録年 2004年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
ロワール渓谷:シュリー・シュル・ロワールからシャロンヌまで
フランス中部に位置するロワール渓谷は、丘陵やブドウ畑が広がる風光明媚なロワール川流域にルネサンス様式の城館や邸宅が点在する文化的景観を誇る地域。シュリー・シュル・ロワールからシャロンヌまでの約200kmに及ぶ範囲が世界遺産登録された。 ローマ帝国末期にマルムティエ修道院が設立されるとこの一帯は発展し、15世紀にはシャルル7世が宮廷を移しその後数々の城・宮殿...
登録国 フランス 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
ヘーガ・クステン(ハイ・コースト)/クヴァルケン群島
スウェーデンの「ハイコースト」(現地の言葉でヘーガクステン)はバルト海の北部のボスニア湾内に位置し、多数の島々からなる。 大地の上に乗っていた氷河が溶けることでその重さを失い大地が隆起するというアイソスタシーが見られる。この地は現在でも隆起が続いている。 2006年には同じ現象が起こっているフィンランド領内のクヴァルケン群島を加え、登録範囲拡大となった。
登録国 フィンランド , スウェーデン 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) -
琉球王国のグスク及び関連遺産群
沖縄地方において、14世紀から18世紀の間の琉球王国の特徴を示す文化遺産。 農村を基盤に成長した豪族「按司」が築いたグスク(城)という城塞建築を中心とした関連遺跡群からなる。 グスクには「拝所」と呼ばれる宗教的儀式を行う場を備えており、現在でも現地の人々の拠り所となっている。
登録国 日本 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
マルボルクのドイツ騎士団の城
ポーランド北部の街マルボルクの、ヴィスワ川河畔に位置するマルボルク城(ドイツ語名:マリエンブルク城)。 ドイツ騎士団(ドイツ騎士修道会)の本拠地として当時はプロイセンだったこの地に建てられた赤レンガ造・ゴシック様式の城郭である。 第ニ次大戦でドイツの爆撃によって破壊されたが、以前の修復に基いて詳細に復元された。
登録国 ポーランド 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
カステル・デル・モンテ
イタリア南部・プーリア地方にある、神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世によって作られた城塞。 真上から見ると八角形をしており、それぞれの隅に八角形の小塔が設けられている。 フリードリヒ2世はイスラム文化への理解も深く、イスラム的オリエントとヨーロッパ・ゴシック建築が見事に融合した建築物として知られる。
登録国 イタリア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
レドニツェ-ヴァルティツェの文化的景観
17~20世紀の間にリヒテンシュタイン公爵家により形成された、ヨーロッパ最大の人工景観であり、「文化的景観」として認められている。 レドニツェ城・ヴァルチツェ城の二つの城が、19世紀になって当主ヨハン・ヨーゼフ1世が作らせたイギリス式庭園と見事に調和している。
登録国 チェコ 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
シェーンブルン宮殿と庭園群
オーストリアの首都ウィーンにあるマリア・テレジアと縁の深い宮殿。 17世紀にレオポルト1世が建築家フィッシャー・フォン・エアラッハに命じて建造させた宮殿であり、18世紀から1918年まではマリア・テレジアをはじめとしたハプスブルグ朝の邸宅として使用された。 庭園・宮殿共にバロック様式で作られており、特に宮殿はマリア・テレジア・イエローと呼ばれ...
登録国 オーストリア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
エディンバラの旧市街と新市街
スコットランドの首都として栄えたエディンバラの、中世の町並みを今に伝える旧市街と18世紀以降に整備された新市街からなる。 象徴的にそびえるエディンバラ城はノルマン様式で再建されたものであり、現在は軍事博物館になっている。城の東には現在も王室が居住するホリールードハウス宮殿が建っている。 一方の新市街は建築家ジェムズ・クレイグにより設計さ...
登録国 イギリス 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ラサのポタラ宮歴史地区
チベット自治区ラサ市、チベット仏教の聖地とされるこの地に建立された寺院・宮殿。 「神の地」の意味を持つラサは、ソンツェン・ガンポ王が初めてチベットを統一し遷都したことから始まる。この場所でインドと中国の仏教文化を取り入れて発展した。 一度滅びたチベットだったが、ダライ・ラマが再度統一し紅山(マルポリ)にポタラ宮を築いた。その後中国に併合され...
登録国 中国 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) , (vi) -
九寨溝の渓谷の景観と歴史地域
四川省成都の北400kmに位置する九寨溝は、岷山山脈中の秘境として知られ、渓谷・湖沼・瀑布が点在する景勝地である。 100以上ある湖の中で、特に「五花海」は美しいとされている。 またジャイアントパンダ・レッサーパンダ・金絲猴等の貴重な動物が生息する保護区ともなっている。
登録国 中国 登録年 1992年 分類 自然遺産 登録基準 (vii)