ヨーロッパ 氷河/集落/島 の世界遺産
選択した項目: ヨーロッパ, 氷河/集落/島
-
ヴァトナヨークトル国立公園-炎と氷のダイナミックな自然
英名:Vatnajökull National Park - dynamic nature of fire and ice アイスランド南西部の巨大氷河であり、 1,482,000ヘクタールもの広大な面積を誇りっている。 氷河の下には複数の火山を有しており、中には活動中のものも存在する。そこで生じる氷河爆発という現象は特筆すべきものである。
登録国 アイスランド 登録年 2019年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) -
フランス領南方地域の陸と海
英名:French Austral Lands and Seas 仏名:Terres et mers australes françaises フランス領南方・南極地域に属する、クローゼー諸島・ケルゲレン諸島・サンポール島およびアムステルダム島の6700万ヘクタールもの広さを持つ保護区群。 ペンギンやアホウドリ、海洋哺乳類の宝庫であり生物進化の過程を良好に保存する場所である。また、登録にあたってはその自然美も評価された。
登録国 フランス , フランス領南方・南極地域 登録年 2019年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
リスコ・カイドとグラン・カナリア島の聖なる山々の文化的景観
英名:Risco Caido and the Sacred Mountains of Gran Canaria Cultural Landscape スペイン領で、アフリカ大陸の北西に浮かぶ7つの島からなるのカナリア諸島。そのひとつグラン・カナリア島の文化的景観。 リスコ・カイドは先史時代の洞窟住居などが残る考古遺跡であり、ベルベル人がこの地に到達してからスペインに占領されるまでの文化(岩絵など)、水利・農業施設などが保存さ...
登録国 スペイン 登録年 2019年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
スヴィヤジツクの集落島の生神女就寝大聖堂と修道院
英名:Assumption Cathedral and Monastery of the town-island of Sviyazhsk ロシアの沿ヴォルガ連邦管区、タタールスタン共和国内に位置し、ヴォルガ川の中洲の島スヴィヤジツクに残る大聖堂と修道院。 2013年の第37回世界遺産委員会では文化・自然の両面での登録を目指したが不登録となった。その後対象を文化面の大聖堂と修道院に絞ることによって2017年に登録となった。
登録国 ロシア 登録年 2017年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
クジャタア・グリーンランド:氷帽周縁部におけるノース人とイヌイットの農業地域
英名:Kujataa Greenland: Norse and Inuit Farming at the Edge of the Ice Cap デンマーク領であるグリーンランドの南部に位置する5つの集落からなるシリアルノミネーションサイト。 亜南極地方であるこの地では10世紀頃より農業が営まれており、住居や灌漑施設、また教会などを含んだ一帯の農業景観が世界遺産として登録された。
登録国 デンマーク 登録年 2017年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
ヘルシングランドの装飾農場家屋群
スウェーデンのヘルシングランドには1,000を超える18〜19世紀建造の木造家屋が残るが、そのうち豪華な内装が施された7つの木造農家が登録対象。 いずれも祝祭用の部屋を持つ点で特徴的であり、バロックやロココ、グスタヴィアン様式のインテリアで飾られ、天井や壁に直接絵が描かれたこれらの農家は亜麻の栽培や森林開発で富を得た農家によって作られたものであ...
登録国 スウェーデン 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
アルプス山脈周辺6カ国に点在する111の小規模な先史遺跡群。 紀元前5000〜前500年頃に、アルプス山系の湖や川、または湿地沿いに建てられた先史時代の杭上住居跡や高床式住居跡である。111の遺産のうちおよそ半数はスイスに位置している。 アルプス一帯の先史時代の生活様式を示す証拠が多数発見されており貴重である。
登録国 オーストリア , イタリア , ドイツ , スイス , スロベニア , フランス 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
レユニオン島:峻峰と圏谷、その外縁
フランスの海外県でありインド洋の南西、マダガスカルから800kmほど離れた洋上に位置するレユニオン島にあるレユニオン国立公園。その中心地域が登録範囲となっており、2つの隣り合った火山を有するこの島の40%を占め、10万ha以上にも及ぶ。 亜熱帯雨林・雲霧林・常緑低木林などからなるこの美しい景観には豊富な生物の多様性がみられ、時に固有種を確認することもできる。
登録国 フランス 登録年 2010年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
スタリー・グラード平原
クロアチア南部、アドリア海のフヴァル島にあるスタリー・グラード平原は、古代ギリシャの農業景観を残す文化遺産。 紀元前4世紀にギリシャ人が植民地化し、肥沃な土地を幾何学的に区切った農地でブドウやオリーブの生産が行われた土地であった。 それ以来現代に至るまで農業が行われ続けており、地中海における農業の歴史と発展を知る上で重要である。
登録国 クロアチア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (v) -
西ノルウェーフィヨルド群‐ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド
フィヨルドとは氷河の浸食作用によって形成され複雑な地形になったの湾や入り江のことである。 西ノルウェーのフィヨルド群は、ベンゲルの北東に位置し、とりわけガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドは世界でも最大級の長さや深さを持っており、独特の景観を保持しており、岩壁から流れる多くの滝は美しい景観を形作っている。 海底にはモレーン(氷河で運ばれた氷堆...
登録国 ノルウェー 登録年 2005年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
イルリサット・アイスフィヨルド
デンマーク領、グリーンランドの西海岸のイルリサットは、氷河部分とフィヨルド部分からなる40万haにも及ぶ地域。 世界で最も速く流れることで知られるセルメク・クジャレク氷河(ヤコブスハブン氷河)は、標高1,200mにもなる世界でも類稀れな氷河である。ここ分離され流れ出る氷の量は毎年40k㎡にもなり、南極大陸を除くと世界最大量である。
登録国 デンマーク 登録年 2004年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
ウランゲリ島保護区の自然生態系
ロシア最北東端、大陸とロング海峡を挟み北極圏に位置するウランゲリ島保護区は、ウランゲリ島と小さなヘラルド島、そして周辺の海域からなる。 この地は渡り鳥が見られる最北の地として知られ、またアザラシ、シロフクロウ、レミングの繁殖地となっており、ホッキョクグマは世界一の密度で生息している。
登録国 ロシア 登録年 2004年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷
アンドラ公国は、フランスとスペインとの国境をなすピレネー山脈東部の谷間にある小独立国。 このピレネーの高山帯のマデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷には、岩肌の絶壁や、雄大な氷河といった厳しい自然の景観が残る。4つのパロキア(アンドラの行政区域)にまたがるこの遺産は、実に国土の9%にあたる4247haにも及び、住居や定住集落、段々畑や牧草地、石造りの道や鉄を...
登録国 アンドラ 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
ヴェガエイヤン:ヴェガ群島
ノルウェーのヴェガエイヤン(ヴェガオヤンとも)は北極圏にほど近いヴェガ(ヴェーガ)を中心とした数十からなる群島。 この地の人々は漁業やケワタガモの羽毛採取などで独自の質素な生活を営み、厳しい環境の中で独自の文化的景観を作り上げてきた。
登録国 ノルウェー 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
スイス・アルプス ユングフラウ‐アレッチュ
スイス南部のアルプス山脈の高峰ユングフラウ(若き乙女の意)や、アイガー、メンヒといった4000m級の高峰が連なる一帯。 アルプス最大であるアレッチュ氷河によって侵食され生み出された氷河地形が特徴的である。また、周辺の自然美を背景に多くの美術や文学作品も生み出されてきた。 2001年に世界遺産登録された際の名称は「ユングフラウ - アレッチ - ビー...
登録国 スイス 登録年 2001年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) -
バミューダ島の古都セント・ジョージと関連要塞群
北大西洋に浮かぶ、イギリス領バミューダ諸島の主島バミューダ島。 島の東部に位置するセント・ジョージの町は、イギリスが海外に進出した最も初期の植民都市として知られる。 重要建築物、ターカー・ハウスや18世紀のセント・ピーターズ教会など、歴史を物語る史跡が残されている。 海岸部にみられる要塞群は、17世紀以降イギリスが軍事的に発展した様子を今に伝え...
登録国 イギリス 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iv)