危機遺産/シリアルノミネーションサイト/仏教 の世界遺産
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「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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イスタンブール歴史地域
トルコ北西部、ヨーロッパとアジア大陸の接点に位置しボスポラス海峡にまたがるイスタンブールは、ローマ帝国、ビザンツ帝国、そしてオスマン帝国の首都だった歴史をもつ都市。 歴史上数多くの名で呼ばれたことでも知られ、ビザンティウム、コンスタンティノープル、イスタンブルなどと支配者によってその名は変遷してきた。 現在でこそトルコ共和国の首都はアンカラに遷都さ...
登録国 トルコ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
バゲルハットのモスクを中心とした歴史都市
バングラデシュ、クルナ地方の小都市バゲルハート西部にあるイスラーム遺跡。 15世紀にトルコ系の武将ハーン・ジャハーン・アリーの下で栄えたこの町には多くのモスクが建設された。 一節には360ずつのモスク、霊廟、池を作ったとも伝えられている。しかし建造物の多くは崩壊しており現在残っているのはおよそ50を数えるほどである。
登録国 バングラデシュ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
パハルプールの仏教寺院遺跡群
バングラディシュ北西部に位置する仏教寺院遺跡。 ソーマプラ大僧院は8世紀末にパーラ王朝2代目のダマルパーラ王が創建した。 177室の僧坊に取り囲まれた約300m四方の敷地には、中庭に大塔が建っている。 基壇には数多くのレリーフが残されている。
登録国 バングラデシュ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (vi) -
セゴビア旧市街とローマ水道橋
スペインのマドリードからおよそ90kmに位置するセゴビアに残る旧市街と水道橋。 主に3つの特筆すべき遺産があり、一つ目はローマ時代に建設された象徴的な水道橋、ニつ目は白雪姫の城のモデルにもなったアルカサル(王宮)、三つ目は16世紀から200年もの年月をかけて建設されたカテドラル(司教座大聖堂)である。
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
アビラの旧市街と城壁外の教会群
スペインの首都マドリードより西北約87kmに位置するアビラの旧市街と城壁外の教会群。 イスラーム勢力の支配下にあったイベリア半島をキリスト教徒が奪還したレコンキスタの後、11世紀に再度イスラームの侵入を防ぐ為に作られた城壁が今も残る街である。 城壁と大聖堂は一体化しており、エル・シモロという塔が設置された。 16世紀には城壁外に聖テレサがサン・ホセ修道院を開いた。
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ケベック旧市街の歴史地区
カナダ、ケベック州南部に位置し、多くのフランス系住民の住む都市。 「ヌーヴェル・フランス」を掲げるフランスの植民地として発展したが、英国との間でこの地を巡る争いがあったことにより旧市街は城郭で囲まれ、北米で唯一の城郭都市となった。 ランドマークにもなっている旧総督邸シャトー・フロントナックは現在は高級ホテルとしてその姿を残す。
登録国 カナダ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群
スペイン北西部、アストゥリアス地方のオビエド。 西ゴート王国の貴族ベラーヨが建国したアストゥリアス王国はイベリア半島がアラブ化した際に残されたキリスト教徒の牙城であった。 プレロマネスク様式のひとつとされるアストゥリアス様式の6つの宗教建築物群が構成遺産であり、1985年に市北部のサンタ・マリア・デル・ナランコ教会、サン・ミゲル・デ・リーリョ教会...
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
トロードス地方の壁画教会群
キプロス島西部のトロードス山脈の丘陵地帯に点在する複数の教会群。 島は7~10世紀までイスラーム勢力が支配下にあったが、キリスト教徒に奪還されると十字軍の本拠地として繁栄した。 11〜16世紀に作られた教会群は土台が石造りの木造建築であり、ビザンチン絵画の傑作とされる様々なテーマのフレスコ画が残っている。特に11世紀に建てられた「屋根の聖ニコラス教会」には...
登録国 キプロス 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)
スペイン北部ガリシア地方の都市であり、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつ。 アストゥリアス王国のアルフォンソ2世が聖ヤコブを祀る聖堂を完成させると、サンティアゴ(聖ヤコブ)の遺骸が発見されたという伝説によって、フランスからピレネー山脈を越えてこの地を巡礼する者が増えた。 12世紀建立のロマネスク様式で建設された大聖堂は、17世紀にチ...
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (vi) -
サルヴァドール・デ・バイア歴史地区
ブラジル東部、大西洋岸に面するポルトガル人によって作られた植民都市。 1549~1763年まで植民地ブラジルの首都として栄えた。1558年には新大陸初の奴隷市場が設けられ大勢の黒人がアフリカより連れて来られた。 歴史地区はシダーデ・バイシャ(下町)とシダーデ・アルタ(上町)とに分かれている。
登録国 ブラジル 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群
リビア南西部の砂漠地帯で、アルジェリアとの国境近くに位置する、古くは紀元前12000前から紀元付近までに残された多数の岩絵群。 古いものから新しくなるにつれ①ゾウやキリンなどの大型の哺乳類の絵②狩猟の様子③家畜を放牧する様子④ラクダ等の砂漠の様子、と変遷しており同じ地でありながら時代によって生活様式や気候が変わったことを知ることができる。
登録国 リビア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
アントニ・ガウディの作品群
スペイン東部・カタルーニャ地方のバルセロナに位置する、建築家アントニ・ガウディの一連の作品群。 同地方で起こった芸術運動モデルニスモを代表するガウディの作風は晩年の芸術家や建築家に多大な影響を与えた。 1984年に世界遺産登録された際の物件はカサ・ミラ、グエル公園、グエル亭であり、2005年の追加登録でカサ・ヴィセンス、カサ・パトリョ、コロニア・グエル聖堂...
登録国 スペイン 登録年 1984年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
マハーバリプラムの建造物群
インド南部のタミル・ナードゥ州カーンチプラム県、ベンガル湾を望む場所に位置するマハーバリプラムは7〜8世紀にかけてパラッヴァ朝が築いた港町であり、この地のヒンドゥー遺跡群が構成遺産である。 古代インドの叙事詩である「マハーバラタ」の登場人物名がつけられたラタ(山車)の遺跡が並ぶ。
登録国 インド 登録年 1984年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (vi) -
グアラニーのイエズス会伝道施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョール(アルゼンチン)、サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(ブラジル)
ブラジルとアルゼンチンにまたがる、イエズス会の伝導の拠点となった遺産群。 イエズス会修道士が先住民族グアラニ人と共同生活を送りながらキリスト教の浸透を図ったレドゥクシオンの跡である。 1983年にブラジルの側が単独で「サン・ミゲル・ダス・ミソンイスの遺跡群」(The ruins of Sao Miguel das Missoes) として登録される。翌年にアルゼンチン側が「グアラニーのイエ...
登録国 アルゼンチン , ブラジル 登録年 1983年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
プエルト・リコのラ・フォルタレサとサン・ファン歴史地区
ラ・フォルタレサとはプエルトリコの政府官邸である。別名サンタ・カタリーナ宮殿とも言われ、歴史的にプエルトリコ総督の住居として使われてきた。 サンファン(スペイン語で「聖ヨハネ」という意味)はプエルトリコの首都で、16世紀にスペイン人が征服して築いた都市。エル・モロ要塞やサンクリストバル要塞等が守りを固め、軍事施設としての役割を担った。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1983年 分類 文化遺産 登録基準 (vi)