(i)/(iii)/(viii) の世界遺産
選択した項目: (i)/(iii)/(viii)
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スライマン・トー聖山
キルギス共和国初の世界遺産。キルギス第二の都市であるオシ近郊に位置する山、スライマン・トー(スレイマン・トーとも。スレイマンの山の意)。預言者スライマーン(ソロモン王)にちなんで名づけられた聖山であり、フェルガナ渓谷を見おろすシルクロードの重要な交差点の近くにそびえている。 この地はイスラム教と、それ以前の宗教双方が混在しており、数千年の長きに渡って信仰...
登録国 キルギス 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
シューシュタルの歴史的水利施設
イランのフーゼスターン州にある古代からの要塞都市シューシュタルに残る水利施設。 この水利施設は、ダレイオス1世の時代である紀元前5世紀頃に造られた。 カルン川に作られた二つの運河を含み、そのひとつガルガー運河は現在でもシューシュタル市に水を供給しており、また農場などを潤している。
登録国 イラン 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (v) -
ポントカサステ水路橋と運河
ウェールズの北東に位置するスランゴスレン運河に設けられたポントカサステ水路橋は、19世紀初頭に完成した産業革命における驚異的な土木建築である。 このイギリスで最も高く長い水路橋は、著名な土木技師トマス・テルフォードの困難を克服するアイデアによって実現されたものである。世界各国の多くの事業に影響を与えたこの遺産は、当時の欧州の技術の集大成として世界遺産...
登録国 イギリス 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
イランのアルメニア修道院群
イラン北西部に位置する複数のアルメニア正教の修道院。 4世紀初頭に初めてキリスト教を国境としたアルメニア王国であったこの地に作られた聖タディウス修道院、聖ステファノス修道院、ゾルゾルの聖マリア礼拝堂の各複合体から構成されている。 建築や装飾からアルメニアの伝統を窺うことができ、さらにビザンチンやギリシア正教、ペルシャといった地域の文化交流があ...
登録国 イラン 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
ハイファ及び西ガリラヤ地方のバハーイー教聖地群
イスラエル北部のハイファと、西ガリラヤに存在するバハーイー教の聖地。 19世紀に創始された同宗教の2大聖地として両地は現在も信仰の対象となっており、毎年世界中からの巡礼者を迎え入れている。 登録対象となっているのは在宅・庭園、墓地のほか、古典様式で建設された近代建築群なども含まれている。
登録国 イスラエル 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
マントヴァとサッビオネータ
イタリア北部、ポー川渓谷に位置する二つのルネサンス歴史地区で、共にゴンザーガ家に関わりのあるマントヴァとサッビオネータが登録範囲。 マントヴァは中世には「マントヴァ公国」として名を馳せた。市中心部の広場や聖堂などの中世からルネサンス期に渡る遺産が含まれている。 一方、30km離れたサッビオネータは、16世紀後半に建設された計画都市である。六芒星の様な形をした城...
登録国 イタリア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群
マラッカ(ムラカ、メラカとも)は、マレー半島西海岸南部に位置し、マラッカ海峡に面する、ムラカ州の州都。 一方ジョージタウンは、マラッカからクアラルンプールよりさらに北にあるペナン州の州都。 両者ともに東西の貿易・交流を通じて500年以上に渡り発展を遂げてきた交易都市である。 15世紀以降ポルトガル、オランダ、英国などの列強に支配された経緯を持ち、その名残を残す...
登録国 マレーシア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
ル・モーンの文化的景観
モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。
登録国 モーリシャス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
クックの初期農耕遺跡
パプアニューギニア南部にある、ニューギニア島最古の農耕地。 7000年前、あるいは1万年前にまで遡る農業遺跡であるとみられており、タロイモ・ヤムイモの栽培跡、また時代を経てバナナの栽培がはじまった形跡が残っている。 これほど長期に渡る農業の考古遺跡は世界でも類がなく、その点で貴重である。
登録国 パプアニューギニア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ニューカレドニアの珊瑚礁:環礁の多様性と関連する生態系
オーストラリア東方の島で、南太平洋のメラネシア地域に浮かぶフランス領土、ニューカレドニア。 グレートバリアリーフに次いで世界第2位の面積を誇るこの環礁地域では、146種類の珊瑚や多数の魚類をみることができる。またジュゴンをはじめ、絶滅の危機に瀕した海洋哺乳類・鳥類も生息している。 古代のサンゴの化石も多くみられるこの海域は、南太平洋の歴史を探る上で極め...
登録国 フランス 登録年 2008年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
ヴォーバンによる要塞建築群
英名:Fortifications of Vauban フランス西部一帯に点在する、ルイ14世に仕えた高名な軍事技術者セバスチャン・ル・プレストル・ドゥ・ヴォーバンの手がけた要塞群。 ヴォーバンが1667~1707年に手がけたものの中で、最も優れるといわれる12カ所にある要塞建築作品群が対象。 稜堡式要塞をはじめとするこれらの要塞は軍事建築の典型と見なされ、その技術は世界各国...
登録国 フランス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
プレア・ヴィヒア寺院
カンボジアとタイの国境付近に位置するプレア・ヴィヒア寺院は、崖の上に立つシヴァ神信仰のヒンドゥー教寺院。ヒンドゥー教の聖地として栄えたが仏教寺院として改築された。 この地はタイとカンボジアの間で国境問題を抱えている理由から登録基準(ⅰ)のみで世界遺産となった。
登録国 カンボジア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (i) -
アル-ヒジュル古代遺跡(マダイン・サーレハ)
サウジアラビア北西部に位置するアル-ヒジュルの古代遺跡。 紀元前1~後1世紀初めにかけて繁栄し、かつてこの地にいた預言者サーレハにちなみ「サーレハの町(マダイン・サーレハ)」と呼ばれる。別名は「アル・ヒジュル(岩だらけの場所)」である。 岩山に掘られた墓地、装飾が施された墓石群、神殿、用水路や貯水槽などの水利施設の遺跡が残る。 ヨルダンのペトラ以南で...
登録国 サウジアラビア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii)