産業遺産/絶滅危惧種/先史時代 の世界遺産
選択した項目: 産業遺産/絶滅危惧種/先史時代
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ヴェルラ砕木・板紙工場
フィンランド南部、キュメン・ラークソ県に位置する1882~1964年まで稼働していた製材・製紙を行っていた工場群。 度重なる火災に見舞われたが、現在残る建物はゴシック・リバイバル様式で作られている。 19世紀後半からスカンジナビア半島やロシア北部周辺で見られた、同様な工場施設の中でも今に至るまで残された最後の例であり貴重である。
登録国 フィンランド 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ベリーズ・バリア・リーフ保護区
中米の北東部、ユカタン半島の付け根のに位置する国ベリーズ沖合の20kmあたりに広がっている世界第2位の規模を誇るサンゴ礁、ベリーズバリアリーフ。 この保護区には、北半球最大の堡礁や、環礁、干潟、マングローブなど、様々な海岸地形が見られ、巨大なブルーホールでも有名である。 またウミガメ、アメリカマナティーなど絶滅のおそれのある動物の生息地となって...
登録国 ベリーズ 登録年 1996年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
ティエラデントロの国立遺跡公園
コロンビア南西部のアンデス山脈中腹にある国立公園。 先住民族のパエス人が6~10世紀に作ったとされる人物の彫像や数多くの墓が残る。 セゴビアの円形墓地と呼ばれる大きな墓室は直径12mもあり、幾何学模様などのレリーフで装飾されている。 アンデス北部に存在していたプレ・ヒスパニック社会の文化の豊かさを表す遺産である。
登録国 コロンビア 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
ロス・カティオス国立公園
コロンビア北西部、パナマ国境近くに広がりチョコ平原を流れるアトラト川流域の熱帯雨林に覆われた7万2,000haにも及ぶ広大な国立公園。 ちょうど中米と南米の境界にあたり、両者の生態系が混在していることで極めて多種多様な生物を見ることができる。オセロットやカピバラ等の特徴的な生物や、また多くの絶滅危惧種の存在が確認されている。 2009年から2015年までは不法伐採...
登録国 コロンビア 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
フェルクリンゲン製鉄所
ドイツ西部、フランスとの国境近くザール川に面するフェルクリンゲンにある6haもの広大な製鉄所。 宰相ビスマルクが推進した富国強兵政策のために、19~20世紀にかけて、西欧と北米に鉄を供給し続け、また革新的な生産技術の開発も行った。 現在は既に生産を中止したが、施設はほぼ完全な形で残されている。
登録国 ドイツ 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ブウィンディ原生国立公園
ウガンダ南西部に位置し、面積は約3万2000haに及ぶブヴィンディ原生国立公園は世界でも屈指のマウンテンゴリラの生息地。 森林と草原の接する地域であり、人が容易に立ち入れなかった為原生の自然が保たれた。100種を超える哺乳類や数百種の植物等が生息している。 密猟や内戦などで一時100頭程に減少したマウンテンゴリラであったが、世界の生息数の半数である300種まで回復...
登録国 ウガンダ 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
ルウェンゾリ山地国立公園
ウガンダの西部、コンゴ民主共和国との国境付近位置する国立公園。 アフリカ大陸第3の標高を持つ5,109mのマルゲリータ峰(スタンリー山)を含む。 氷河、湖、滝が点在し、数多くの絶滅危惧種の動物が生息し、様々な植物が生い茂っている。 コンゴ民主共和国の世界遺産「ヴィルンガ国立公園」とは隣接している。
登録国 ウガンダ 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
ボイン渓谷の遺跡群(ブルー・ナ・ボーニャ)
天文考古学的にも重要な意味を持ったニューグレンジ、ノウス、ドウスという主要3墳墓を含む遺跡。「ブルーナボーニャ(Brú na Bóinne)」は「ボインの宮殿」の意である。 1993年に登録され、2013年に登録名が変更された。
登録国 アイルランド 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
マテーラの洞窟住居サッシと岩窟教会公園
イタリア南部、バジリカータ地方マテーラ。グラヴィナ渓谷西岸の凝灰岩の岩壁に多数の洞窟が掘られ約7000年前から沢山の人々が生活していた。 「サッシ」とはマテーラにおいて洞窟住居を意味する。 ギリシャの植民地時代にはピタゴラス学派の影響を受けた住居も建設された。また8世紀からのキリスト教時代には修道士が住み始め、サンタ・マリア・デ・イドリス教会や
登録国 イタリア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
サンフランシスコ山地の岩絵群
メキシコの北東部に位置するバハ・カリフォルニア半島のシエラ・デ・サンフランシスコ(サンフランシスコ山地)の岩絵群。 古くは紀元前1100年頃に描かれたものであり、先史時代から植民地化以前までのこの地域の生活様式や芸術を物語る比類なき証拠である。
登録国 メキシコ 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii)