産業遺産/建築/古代都市 の世界遺産
選択した項目: 産業遺産/建築/古代都市
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聖書時代の遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ
イスラエル国内に200程残るテル(墳丘)のうち、重要なメギド、ハツォル、べエル・シェバの3つが登録範囲。 これらはいずれも旧約聖書に登場することでも知られている。 また、古代の水利施設の遺構が発見されている。
登録国 イスラエル 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
プランタン‐モレトゥスの家屋‐工房‐博物館複合体
ベルギーのアントワープ(アントウェルペン)に位置する印刷工場跡。 16世紀にクリストフ・プランタンの開いた印刷工房であり、継いだヤン・モレトゥスがさらに発展させた。両者の名前からプランタン・モレトゥスという名称がつけられている。 アントワープはパリやヴェネツィアと並びヨーロッパにおいて印刷技術を先導してきた場所である。 印刷所は1867年まで稼働...
登録国 ベルギー 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
ネスヴィジのラジヴィル家の建築、住居、文化的複合体
ベラルーシのミンスク州に位置するネスヴィジにある、ラジヴィル家の居城として建てられた城郭建築群。 16〜20世紀に存在し、ロシア皇帝重要人物を輩出しヨーロッパの歴史と文化に貢献したラジヴィール王朝の始まりの地であり、芸術・科学・工芸・建築の各分野で欧州に大きな影響力を持った。 10の建物で構成される城館や教会が登録範囲となっている。
登録国 ベラルーシ 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市
フランス・ノルマンディ地方に位置するル・アーヴルは、第2次世界大戦のノルマンディ上陸作戦で甚大な被害を受けた。 1945年から64年にかけてこの街を再建する為に尽力したのが現代建築の旗手オーギュスト・ペレであった。 新市街は以前の町並みを活かしながら新たな建築素材・技術により作られた。戦後、各地で行われた復興都市の中でもとりわけ優れた成功例として知られる。
登録国 フランス 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ルイス・バラガン邸と仕事場
メキシコシティ郊外に位置する、メキシコ人建築家ルイス・バラガンが1948年に建設した自宅・仕事場である。 コンクリート製、総面積1161㎡の3階建ての構造であり、戦後のバラガンの傑出した作品として知られている。バラガンの作品は同時代や後の現代建築に大きな影響を及ぼしたと言える。
登録国 メキシコ 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) -
ノヴォデーヴィチー女子修道院群
モスクワ市内南西部にあるノヴォデーヴィチー女子修道院は、ワシーリー3世の命で16世紀に建設された。クレムリンの近くにあることから政治、文化、宗教的に中央と密接に結びついてきた敬意を持つ。 複数の塔を擁する城壁に囲まれ、敷地内に鐘楼を持つスモレンスキー聖堂が建っている。 墓地には皇帝一族だけでなくゴーゴリやチェーホフといった多くの著名人も埋葬され...
登録国 ロシア 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) , (vi) -
ウランゲリ島保護区の自然生態系
ロシア最北東端、大陸とロング海峡を挟み北極圏に位置するウランゲリ島保護区は、ウランゲリ島と小さなヘラルド島、そして周辺の海域からなる。 この地は渡り鳥が見られる最北の地として知られ、またアザラシ、シロフクロウ、レミングの繁殖地となっており、ホッキョクグマは世界一の密度で生息している。
登録国 ロシア 登録年 2004年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ケルナヴェ古代遺跡(ケルナヴェ文化保護区)
リトアニア東部ヴィルニュスの北西、ネリス川の渓谷に位置する古代遺跡。 旧石器時代から中世までの要塞や住居といった考古遺跡の集合体であり、墓地やその他の埋蔵遺跡がケルナヴェの町を取り囲むように存在している。 14世紀後期にドイツのチュートン騎士団によって破壊されたことで知られる。
登録国 リトアニア 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ウム・アル-ラサス(キャストロ・メファ)
ヨルダン中部、マダバ郡に位置する3世紀〜9世紀まで(ローマ時代からビザンチン時代を経てイスラム時代初期)の遺跡。 ローマ軍の駐留地として使われたのが街の起源とされている。 聖ステファン聖堂には保存状態のよいモザイク画の床などが残っている。
登録国 ヨルダン 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) , (vi) -
マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市
マサガンの城壁はカサブランカの南西90㎞付近、大西洋に面するポルトガル旧市街の一角にある。 16世紀初期にポルトガル人に征服され城塞都市が築かれ1769年までポルトガル領だった。 マヌエル様式の聖母被昇天教会や貯水槽などが残る。
登録国 モロッコ 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ヴァールベリのグリメトン無線局
スウェーデン南部、ヴァールベリにある1922~24年に建設されたラジオ放送局であり、大西洋を挟んでアメリカ大陸と通信を行った設備である。 とても保存状態が良く、現在は使用こそされてないが稼働可能の状態に保ってある。当時、スウェーデン国内で一番の高さを誇った127mのアンテナ鉄塔や、初代アレクサンダーソン製の送信機がある建物、職員の宅地が残されている。 2004年...
登録国 スウェーデン 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ヴェガエイヤン:ヴェガ群島
ノルウェーのヴェガエイヤン(ヴェガオヤンとも)は北極圏にほど近いヴェガ(ヴェーガ)を中心とした数十からなる群島。 この地の人々は漁業やケワタガモの羽毛採取などで独自の質素な生活を営み、厳しい環境の中で独自の文化的景観を作り上げてきた。
登録国 ノルウェー 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
コソヴォの中世建造物群
セルビア共和国の自治州であるコソボ(2008年にはコソボ共和国として独立を宣言しているが、世界遺産条約を批准していないためここではセルビアの遺産として扱う)の中世建築物群。 2004年にまず単独で登録されたデチャニ修道院は、14世紀半ばにセルビア王であるステファン・デチャンスキーのために建立されたもので、内部は多数のフレスコ画で飾られており、同王の霊廟にもな...
登録国 セルビア 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
ドイツ北西部、自由ハンザ都市ブレーメンの州都であるブレーメン。 そのマルクト広場にある旧市庁舎(ラートハウス)とローラント像は、神聖ローマ帝国の下での市民権と商業権の拡大を象徴する文化遺産。 ローラントはカール大帝に使えた騎士であり英雄である。剣と盾を携え佇む像は高さ5.5mで、15世紀に作られた。 旧庁舎は、15世紀はじめにブレーメンがハンザ同盟...
登録国 ドイツ 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス)
インド最大の貿易港ムンバイ(ボンベイ)にある駅舎、チャトラパティ・シヴァージ・ターミナス(旧ビクトリア・ターミナス)駅は、インドの伝統的な建築様式と英国ヴィクトリア朝時代のゴシック・リバイバル様式を融合させた傑作建築物である。 イギリスのF.W.スティーヴンスが設計し、ムンバイを象徴する建築物となった。2008年のムンバイ同時多発テロで標的となった...
登録国 インド 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
チャンパネール-パーヴァガドゥ遺跡公園
インド西部、グジャラト州に位置するの遺跡公園。 8世紀ヒンドゥー教を侵攻したラージプート族の王朝であるチャウハン朝の都として築かれた都市の遺跡である。 カーリカマタ寺院はヒンドゥー教の重要な聖地とされ現在でも多くの巡礼者が訪れる。 イスラム系であるムガル帝国に支配されている以前の都市としては、唯一完全な姿で残された遺跡である。
登録国 インド 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) , (vi) -
王立展示館とカールトン庭園
オーストラリア、メルボルンにある王立展示館とその周囲のカールトン庭園は、1880年及び1888年にメルボルンで開催された万国博覧会の展示会場としてジョセフ・リードの設計で建設された。 オーストラリアで最初の大陸ヨーロッパ風建築物と言われておりビザンチンやロマネスク、ルネサンス様式などといった複数の様式が組み合わされている。
登録国 オーストラリア 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii)