文化的景観/氷河/旧市街・歴史地区 の世界遺産

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端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

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    オルチア渓谷

    オルチア渓谷(Val d'Orcia : ヴァル・ドルチャとも) は、イタリア中部トスカナ州シエナ県の農耕田園地帯である。 語源ともなったオルチア川が中央を横切り、美しい風景が拡がっている。周辺にはいくつかの街があり、中でもピエンツァとモンタルチーノが有名。 風光明媚なこの風景は多くの芸術家に影響を与たともいわれ、ルネサンス期の農村景観を今に残す貴重な遺産である。

    登録国 イタリア
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv) , (vi)
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    イルリサット・アイスフィヨルド

    デンマーク領、グリーンランドの西海岸のイルリサットは、氷河部分とフィヨルド部分からなる40万haにも及ぶ地域。 世界で最も速く流れることで知られるセルメク・クジャレク氷河(ヤコブスハブン氷河)は、標高1,200mにもなる世界でも類稀れな氷河である。ここ分離され流れ出る氷の量は毎年40k㎡にもなり、南極大陸を除くと世界最大量である。

    登録国 デンマーク
    登録年 2004年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (viii)
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    クタマク:バタマリバ人の土地

    アフリカ西部の国トーゴの北東部に位置するクタマクは、隣国ベナン付近まで広がる文化的景観である。 少数民族のバタマリバ人の暮らす地であり、人々と土地の結びつきを表したタキエンタという泥で造られた塔状の住居は、トーゴの象徴ともなっている。 2階建で穀物庫を持つ円筒形のこの建物は村単位に密集し、儀式を行う場などと共に文化的な景観を形成している。 2...

    登録国 トーゴ , ベナン
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (v) , (vi)
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    ピーコ島のブドウ園文化の景観

    ポルトガル領のピーコ島は、リスボン西方1500㎞の北大西洋に浮かぶアゾレス諸島で2番目に大きな火山島である。 ブドウ栽培の景観が広がっており、それらの作物を風や海水から守るために直線状の石壁が並行して延びている。まさに自然と人の手により作り上げられた「文化的景観」と言える。

    登録国 ポルトガル
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v)
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    オルホン渓谷の文化的景観

    モンゴル中部、オルホン川両岸に広がる肥沃で雄大な放牧地。 オルホン渓谷の文化的景観には、古くは6世紀からの突厥(とっけつ)の遺跡やウイグル王国の遺跡、またモンゴル帝国の遺跡も発見されている。 チンギス・ハーンによって築かれたカラコルムの遺跡はモンゴル帝国のものであり、同帝国の首都であった。 トルコ系民族の突厥が築いた遺跡から発見された<...

    登録国 モンゴル
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv)
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    ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園

    ポーランドとドイツの国境を流れるナイセ川の両岸に559.9haに渡って広がる、文化的景観の公園。 19世紀、ヘルマン・フォン・ピュックラー=ムスカウ公爵は英国で流行していた風景式庭園の手法によってこの公園を造らせた。 元々はひとつの公園であったが、戦後公園内が国境線となってしまったためにポーランド側の「ムジャコフ公園」とドイツ側の「ムスカウ公園」に分...

    登録国 ドイツ , ポーランド
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iv)
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    ヴェガエイヤン:ヴェガ群島

    ノルウェーのヴェガエイヤン(ヴェガオヤンとも)は北極圏にほど近いヴェガ(ヴェーガ)を中心とした数十からなる群島。 この地の人々は漁業やケワタガモの羽毛採取などで独自の質素な生活を営み、厳しい環境の中で独自の文化的景観を作り上げてきた。

    登録国 ノルウェー
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (v)
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    マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市

    マサガンの城壁はカサブランカの南西90㎞付近、大西洋に面するポルトガル旧市街の一角にある。 16世紀初期にポルトガル人に征服され城塞都市が築かれ1769年までポルトガル領だった。 マヌエル様式の聖母被昇天教会や貯水槽などが残る。

    登録国 モロッコ
    登録年 2004年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
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    キュー王立植物園

    ロンドンの南西を流れるテムズ川の南岸に位置するキューの王宮植物園は、1759年にジョージ3世の母の名で作られた1k㎡以上にも及ぶ広大な植物園。 巨大なガラス温室であるパーム・ハウスはヴィクトリア朝時代のままの外観のまま今に伝わる。

    登録国 イギリス
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv)
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    バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群

    バーミヤン渓谷は、アフガニスタン北東部、カブールの北西約120㎞にある標高約2800mの渓谷で、1〜13世紀にかけて築かれた1000に及ぶ石窟遺跡が点在する交通の要衝である。 この地の文化的景観と遺跡群には、紀元前3~前2世紀にかけてのバクトリア王国固有の芸術と宗教が、多様な文化の影響を受け、ガンダーラ芸術へと変遷していく様相がうかがえる。渓谷の岩壁には多くの石窟...

    登録国 アフガニスタン
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) , (vi)
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    ケブラーダ・デ・ウマワーカ 

    アルゼンチン北西端、アンデス山脈上に位置するウマワーカ渓谷は、グランデ川によって切り開かれた155.4㎞ほどの渓谷である。 インカ帝国の要塞集落、ブカラと呼ばれる遺跡が残る。 また、色鮮やかな地層が特徴的な「七色の丘」もある。

    登録国 アルゼンチン
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (v)
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    ビンベットカのロック・シェルター群 

    インド中部、アディア・プラデーシュ州、デカン高原北部に走るビンディア山脈の山麓に位置する。 5つの自然石の岩塊には約400の岩窟があり、そこに描かれている壁画は、中石器時代から有史時代に渡って描かれたものである。 また周囲の21の村も同時に世界遺産登録された。

    登録国 インド
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v)
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    ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ 

    サクリ・モンティ(Sacri Monti )とはイタリア語で「聖なる山」を意味する。 イタリア北部のピエモンテ州に7ヵ所、ロンバルディア州に2ヵ所の、計9ヵ所に点在するサクリ・モンティが登録範囲である。 これらの場所には、15世紀から17世紀に造影された教会群がみられる。当時イスラム教下にあった聖地エルサレムへの巡礼の代替として作られたものであった。

    登録国 イタリア
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498009967_Mapungubwe.jpg

    マプングブエの文化的景観 

    マプングブエは、リンポポ川とシャシ川の合流点である、ジンバブエとボツワナとの国境沿いに位置する。 ショナ王国の前身と目される集団が拠点とし、1050年から1270年に繁栄したと考えられている。 この古都市はアフリカ南部の交易ルートの中心となり、14世紀に放棄されるまでは、アラビア・インド・中国とのインド洋交易発展した。マプングプエの丘と呼ばれる巨大な岩山辺りに、ほ...

    登録国 南アフリカ
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (v)
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    雲南三江併流の保護地域群

    雲南省北部のデチェン蔵族自治州及び怒江リス族自治州を流れる三つの川、揚子江(金沙江)・メコン川(瀾滄江)・サルウィン川(怒江)周辺の15にも及ぶ保護区である。伝説のシャングリラの場所とされている。 地域内の気候は多様で、それによって豊かな植生が作られており多数の固有種や絶滅種をみることができる。

    登録国 中国
    登録年 2003年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (viii) , (ix) , (x)
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    バルパライソの海港都市の歴史的街並み

    チリ中部、サンティアゴの北約130㎞にあるバルパライソは、南アメリカの太平洋岸最大の貿易港として知られる。 かつてインカ帝国の支配下にあったが、16世紀にスペイン人がこの地を征服しバルパライーソ(「天国の谷」の意)と命名するとともにサンティアゴへ向かうための沿岸部の入口となった。 港を囲むように数多くの丘があり、街の大半は急な坂道となっておりアセンソールという...

    登録国 チリ
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii)
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    マトボの丘群 

    ジンバブエ南西部、ブラワヨの南部に巨大な奇岩が多数点在する。 花崗岩が風雨により浸食されてできたものであり、それらはロック・シェルター(岩窟)の役割を果たしている。 石器時代初期から有史初期まで人類が居住してきたこの奇岩にはサン族の描いたとされる多数の壁画が残されている。体のバランスが不自然な人物像などのデフォルメされたモチーフも描かれてお...

    登録国 ジンバブエ
    登録年 2003年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (v) , (vi)
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    パラマリボ市街歴史地区

    南米で最小の独立国、スリナムの首都パラマリボ。スリナム川河口の上流左岸に位置している歴史地区である。 現地民文化と西欧文化の入り混じったクレオール文化にオランダの様式が合わさった独特な景観が広がっている。白い壁と張り出したベランダが特徴的な木造建築であり、現在の街並みはそういった旧オランダ植民地時代の特徴をそのままに残している。

    登録国 スリナム
    登録年 2002年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
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    ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の都市景観群(シチリア島南東部)

    シチリア島南東部の8つの町が登録範囲となっている。 この一帯は、エトナ火山の噴火で損害を被ってきた歴史を持つ。地震・火山によって被害を受けた街を再建した大規模な都市計画の代表例とあれている。 サン・ニコロ大聖堂はシチリア・バロック建築の傑作として知られる。

    登録国 イタリア
    登録年 2002年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (v)
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    シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区

    ドイツ北部、バルト海沿岸に位置するシュトラールズントとヴィスマルの2つの中世都市は、14〜15世紀にはハンザ都市であった。 スウェーデンとの間で争われた三十年戦争の結果17〜18世紀にはスウェーデン領となった。 シュトラールズントの市庁舎、レンガ造りの大聖堂、住居などの建築物群からは、この地におけるレンガ造りゴシック建築の技術的発展がうかがえる。

    登録国 ドイツ
    登録年 2002年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
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