トランスバウンダリーサイト/イスラム教/農業 の世界遺産
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「国境を越える遺産」である。
国境とは時代とともに今なお変化するものであるが、それにより構成資産を区切ることは正しい態度であるとは言い難い。
自然遺産に関して言えば、自然環境は国境により線が引けるものではないし、文化遺産に関しても国を跨いで存在する遺産は現に存在している。
国という括りに捉われず純粋に遺産としてのまとまりを示すものがトランスバウンダリーサイトである。
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ホヤ・デ・セレンの古代遺跡
エルサルバドル、ラ・リベルタ県に位置するマヤの集落跡。ホヤ・デ・セレンは「セレンの宝物」を意味する。 6世紀末にロマ・カルデラ火山が噴火したことにより火山灰に埋もれていた。 当時の農耕生活を今に伝える貴重な遺跡である。
登録国 エルサルバドル 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
デリーのフマユーン廟
首都デリーにある、ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。 ペルシア人の指揮のもと作られたこの建築物は、ペルシア式とインド式の見事な融合によって完成した。 インドにおけるイスラーム建築の傑作のひとつとされており、その建築スタイルはタージ・マハルにも影響を与えたと言われる。
登録国 インド 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群
ニューデリーの南に位置するインド最古のイスラム建築群。 12世紀後半にアイバクが北インド一帯を制圧した記念に作ったクッワト・アルイスラム・モスクと呼ばれるイスラム寺院(モスク)と塔である。 クトゥブ・ミナールは高さ72.5mのミナレット(塔)で、インドで最も高い石造建築物である。
登録国 インド 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
古代都市スコタイと周辺の古代都市群
スコタイ(スコータイとも)は、タイ北部、タイ族がアンコール王朝を駆逐して建てた最初の王朝で、タイ初の王であるシーインタラーティット王が治めた。 遺跡には多くの仏教寺院の遺構が立ち並び、現在では歴史公園になっている(シーサッチャナーライ歴史公園や、カムペーンペット歴史公園も登録範囲)。 ワット・マハタートなどの有名な遺跡が残り、ワット・シーチュムには15mの仏...
登録国 タイ 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
モシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝
アフリカ南部、ザンビアとジンバブエの国境を流れているザンベジ川の中流に位置する滝で、世界三大瀑布のひとつ。 幅は約1700m、落差は最大150mにも達し、遥か遠くからも確認できる水煙は周辺を潤し緑豊かにしている。 1855年、探検家リビングストンにより発見されたこの滝にはイギリス女王の名がつけられたが、現地では「モシ・オ・トゥニャ(Mosi-oa-Tunya:雷鳴とどろく水煙)」...
登録国 ザンビア , ジンバブエ 登録年 1989年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
古代都市チチェン・イッツァ
メキシコ東部・ユカタン半島先端部に近い北部平原のセノーテ(地下泉)の上に築かれた遺跡。 マヤ文明とトルテカの文化が融合し作られたピラミッド型の神殿、壁画、彫像が点在している。 象徴的にそびえるピラミッドエル・カスティーリョの上部にはククルカン神殿が築かれており、春分・秋分の年二回階段部分に蛇の形の影が浮かび上がる仕掛けは高度な天文学知識をう...
登録国 メキシコ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
ゴール旧市街とその要塞群
スリランカ南部州の港町、ゴールに築かれた要塞及び城壁に囲まれた旧市街。 この地は古くから交易が行われていたが、16世紀からヨーロッパとの交易で発展した。ポルトガル・オランダ・イギリスなどが領有を争いその度に要塞化していった。 城壁内にはキリスト教・仏教・イスラム教の各施設が残る。
登録国 スリランカ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館
スペイン南部のセビリア(セビーリャ)に残る、大聖堂、アルカサル、そしてインディアス古文書館は、イスーラムとキリスト教の融合した文化の産物であり、アラブ化やレコンキスタ、そして大航海時代を経験したイベリア半島の歴史を反映した建造物群である。 2008年、近隣に高層ビルの建設計画が発表されたため景観を損なうとして危機遺産リスト入りが検討された。ビルは完成したがバ...
登録国 スペイン 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (vi) -
ネムルト・ダーの巨大墳墓
トルコ南東部、ネムルト山の山頂に位置するネムルト・ダーは北シリア周辺を支配していたコンマゲネ王国のアンティオコス1世が、死後の自分のために建てた墳墓。 現在では墓や周辺の巨大な石像はほぼすべて崩れているが、ギリシャやペルシアの神々を配置していたという事実はこの地が両者の強力な影響下にあったことを示唆している。
登録国 トルコ 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv)