その他宗教/旧市街・歴史地区/古代都市 の世界遺産
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マントヴァとサッビオネータ
イタリア北部、ポー川渓谷に位置する二つのルネサンス歴史地区で、共にゴンザーガ家に関わりのあるマントヴァとサッビオネータが登録範囲。 マントヴァは中世には「マントヴァ公国」として名を馳せた。市中心部の広場や聖堂などの中世からルネサンス期に渡る遺産が含まれている。 一方、30km離れたサッビオネータは、16世紀後半に建設された計画都市である。六芒星の様な形をした城...
登録国 イタリア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ハイファ及び西ガリラヤ地方のバハーイー教聖地群
イスラエル北部のハイファと、西ガリラヤに存在するバハーイー教の聖地。 19世紀に創始された同宗教の2大聖地として両地は現在も信仰の対象となっており、毎年世界中からの巡礼者を迎え入れている。 登録対象となっているのは在宅・庭園、墓地のほか、古典様式で建設された近代建築群なども含まれている。
登録国 イスラエル 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
プレア・ヴィヒア寺院
カンボジアとタイの国境付近に位置するプレア・ヴィヒア寺院は、崖の上に立つシヴァ神信仰のヒンドゥー教寺院。ヒンドゥー教の聖地として栄えたが仏教寺院として改築された。 この地はタイとカンボジアの間で国境問題を抱えている理由から登録基準(ⅰ)のみで世界遺産となった。
登録国 カンボジア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (i) -
サンマリノ歴史地区とティターノ山
サンマリノ共和国はイタリア内に位置し、イタリア統一運動(リソルジメント)の下でも独立を貫いてきた国家であり、その首都サン・マリノの歴史地区が対象となった文化遺産。 サン・マリノ市街ははティターノ山の頂上付近に広がっており、歴史地区には現在も人々が暮らしている。 登録された主な物件は、城砦などの防御施設、ティターノ劇場、修道院、19世紀に作られた新古典...
登録国 サンマリノ 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
カマグェイの歴史地区
キューバ南東部に位置する街カマグエイの歴史地区。 16世紀にスペイン人が最初に作った街のうちのひとつであり、以降製糖業が牛の飼育が盛んな内陸都市となった。新古典主義、アール・デコ、ネオ・コロニアル、アール・ヌーボーなど、多くの様式の影響を受けた建築物が、元々の入り組んだ道を活かして作られているこの都市は、区画整理を行うのが当たり前になる以前の...
登録国 キューバ 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
スイスのサルドナ地殻変動地帯
スイス北西部のグラールス衝上断層という特殊な地層の自然遺産。 サルドナ山を中心に3,000m級の七つの峰が集まるこの地は、プレート衝突による造山活動の結果古い地層が新しい地層よりも上に押し上げられた。 具体的には約2億5,000万~3億万年前の古い地層が約3,500万~5,000万年前の上に乗っており、これは通常とは逆の現象で、プレートテクトニクスを解明する上で貴重な史...
登録国 スイス 登録年 2008年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) -
アル-ヒジュル古代遺跡(マダイン・サーレハ)
サウジアラビア北西部に位置するアル-ヒジュルの古代遺跡。 紀元前1~後1世紀初めにかけて繁栄し、かつてこの地にいた預言者サーレハにちなみ「サーレハの町(マダイン・サーレハ)」と呼ばれる。別名は「アル・ヒジュル(岩だらけの場所)」である。 岩山に掘られた墓地、装飾が施された墓石群、神殿、用水路や貯水槽などの水利施設の遺跡が残る。 ヨルダンのペトラ以南で...
登録国 サウジアラビア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ニューカレドニアの珊瑚礁:環礁の多様性と関連する生態系
オーストラリア東方の島で、南太平洋のメラネシア地域に浮かぶフランス領土、ニューカレドニア。 グレートバリアリーフに次いで世界第2位の面積を誇るこの環礁地域では、146種類の珊瑚や多数の魚類をみることができる。またジュゴンをはじめ、絶滅の危機に瀕した海洋哺乳類・鳥類も生息している。 古代のサンゴの化石も多くみられるこの海域は、南太平洋の歴史を探る上で極め...
登録国 フランス 登録年 2008年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
ガレリウスの宮殿:ガムジグラード‐ロムリアーナ
セルビア東部、ローマ時代の遺跡が残る街ガムジグラード。 この街はローマ帝国四分統治時代の皇帝の一人、ガレリウスにより建造された。かつては彼の母の名ロムラにちなんだロムリアーナと呼ばれていた。 宮殿は7世紀にアヴァール人やスラブ人により破壊されたが、現在も凱旋門やロムラの墓が残る。
登録国 セルビア 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ニサのパルティア要塞群
トルクメニスタン南西部のニサ(ニッサとも)は、BC3世紀〜AC3世紀にかけて強大な力を誇ったパルティア王国初期の都市。 王の建物などがあった旧ニサと、そこから1.5kmほど離れた市街地跡である新ニサという二つの丘状の遺跡で構成されている。 旧ニサからはヴィーナス像や象牙のリュトンといった、ヘレニズムや西ローマ帝国やヘレニズムの影響を受けた美術品が多く発掘され...
登録国 トルクメニスタン 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
都市遺跡サーマッラー
バグダッドから北西に約130㎞チグリス川沿い、9世紀にアッバース朝の首都として栄えたサッマーラー。 唯一原型を残しているアッバース朝の都市遺跡であり、モスクや宮殿などが数多く作られた。 特に、9世紀に建造された大モスクに付随している螺旋状のマルウィーヤ・ミナレットが象徴的である。 2007年に世界遺産に登録されたが、イラクの政情不安もあり同時に危機遺...
登録国 イラク 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
キルケラ旧市街(コルフ)
ギリシャ北西部のイオニア諸島・ケルキラ島の東海岸に位置する旧市街。英語読みでコルフとも呼ばれる。 地政学的重要性から、ビザンチン帝国・ヴェネツィア共和国など、数多くの勢力に支配された歴史を持つ。 自動車の通行が不可能なほど入り組んだ迷宮のような街路を持つことで知られている。
登録国 ギリシャ 登録年 2007年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ
ドイツ南東部、バイエルン地方のドナウ河畔の街レーゲンスブルクには、古代ローマの要塞からロマネスク様式、ゴシック様式に至るまで2000年に渡る建造物の残る、かつて神聖ローマ帝国の中心都市の一つとして栄えた街。17〜19世紀には神聖ローマ帝国議会がおかれていたことでも知られ、交易・宗教両面で中心都市となった歴史を物語っている。 現存する建物の中で、商業都市とし...
登録国 ドイツ 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェ とパラッツィ・デイ・ロッリ制度
イタリア北西部に位置する港町ジェノヴァ。 「レ・ストラーデ・ヌオーヴェ」(新しい通り)と呼ばれる道路と「パラッツォ」(宮殿や邸宅)が登録範囲になっている。 パラッツォはロッリというリストに登録され、賓客の公舎としても利用された。
登録国 イタリア 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
聖書時代の遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ
イスラエル国内に200程残るテル(墳丘)のうち、重要なメギド、ハツォル、べエル・シェバの3つが登録範囲。 これらはいずれも旧約聖書に登場することでも知られている。 また、古代の水利施設の遺構が発見されている。
登録国 イスラエル 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
ベラトとジロカストラの歴史地区
2005年に「博物館都市ジロカストラ」の名称で登録されたジロカストラは、アルバニア南部のドリノス川流域の渓谷にある、大農場主によって造られた要塞都市。タレットのある建物が特徴的。 2008年に追加登録されたベラットは、ややアルバニア中部寄り。 いずれの街にもオスマン帝国時代の建造物が良好な状態で残っている。
登録国 アルバニア 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv)