危機遺産/文化的景観/産業遺産 の世界遺産
選択した項目: 危機遺産/文化的景観/産業遺産
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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アルフェルトのファグス工場
ドイツ、ニーダーザクセン州にある靴型工場。 設計はヴァルター・グロピウスで、1910年に着工し完成後から現在まで稼働を続けている。 靴工場として製造、発送、流通など、製造工程の全ての役割を担っており、その機能性もさることながら建築デザインの面でも特筆すべきところがあり、巨大なガラスを使用するなどモダニズムの萌芽を感じさせる建物群はバウハウスの先...
登録国 ドイツ 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
シリア北部の古代村落群
シリア北西部にある40ほどの村落郡であり、古代ローマ時代の多神教からビザンツのキリスト教への変遷と、各時代の農村の様子を伝える。 1世紀〜7世紀にかけて築かれ、8世紀〜10世紀の間に放棄された。 住居や多神教の寺院、教会、貯水槽、浴場などの建造物や景観の保存状態は良く、また利水技術、防塁の他ローマ式の農地計画をよく表している。
登録国 シリア 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
コースとセヴェンヌ:地中海性農業牧草地の文化的景観
フランス南部の中央山塊に属する、コース地方とセヴェンヌ山脈にみられる農業景観。 302,319haもの広さを有するこの遺産は、地中海地域における3000年に渡る農牧とこの地の環境との関連性を示している。 構成資産のひとつであるロゼール山は、現代でも伝統的な方法による移動放牧が行われている場所のひとつとして知られる。
登録国 フランス 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
トラムンタナ山脈の文化的景観
スペインの地中海上に浮かぶマヨルカ島、北西岸の切り立った場所に位置するトラムンタナ山脈。 長い歴史の中アラブ人やキリスト教徒と支配層が変わっても、資源の少ない厳しい環境の下、長年に渡り行われてきた農業によって地形が作り変えられ、段々畑の農地や水車を利用した水利灌漑設備網が生み出されてきた。 世界遺産になるに当たって「文化的景観」が認められている。
登録国 スペイン 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) -
杭州西湖の文化的景観
杭州市中心部に位置する西湖の景観は、西湖とそれを取り囲む様に存在する三方の丘からなり、古くから文化人や芸術家たちにインスピレーションを与えてきた。 13世紀に南宋が首都を置いた杭州は周辺に庭園や寺・廟などが数多く存在し、湖の眺望と相まって正に文化的な景観を形成している。この美しい景観は日本や韓国の庭園意匠にも影響を与えた。
登録国 中国 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
オアハカ中部渓谷ヤグルとミトラの先史時代洞窟
メキシコのオアハカ州、タラコルラ河谷の北の斜面に位置する先史時代と先コロンブス期に主に使用された形跡の残る洞窟群で、文化的景観のひとつとされる。 洞窟や岩陰の住居からは、この地で人々が遊牧・狩猟をしていたこと、そこから農耕を始めたことなどが読み取れる。また洞窟で見つかった栽培された植物から、北米大陸最古の農業の痕跡を見ること出来る。
登録国 メキシコ 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
登封の歴史的建築物群“天地之中”
中華思想においては、中国が宇宙の中心だと考えられている。その観点で中国の地図を見た場合嵩山一帯の登封が正に中心と看做された。故にこの地方には古くから王朝が建てられるなどした。 構成遺産として、標高1500mである嵩山麓周辺約40k㎡の範囲に8つの建造物群及び遺跡群が点在している。
登録国 中国 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ジャイプールにあるジャンタール・マンタル-マハラジャの天文台
インド北部ジャイプールにあるジャンタール・マンタル(ジャンタルマンタルとも)は、18世紀初めにこの地を治めていたマハラジャのジャイ・シン2世により建てられた天文観測施設群である。 レンズ越しでなく裸眼で天体の位置を観測できるように設計されていた。 北極星を指す天測儀サムラート・ヤントラは子午線や天測距離を測るものであった。
登録国 インド 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
スライマン・トー聖山
キルギス共和国初の世界遺産。キルギス第二の都市であるオシ近郊に位置する山、スライマン・トー(スレイマン・トーとも。スレイマンの山の意)。預言者スライマーン(ソロモン王)にちなんで名づけられた聖山であり、フェルガナ渓谷を見おろすシルクロードの重要な交差点の近くにそびえている。 この地はイスラム教と、それ以前の宗教双方が混在しており、数千年の長きに渡って信仰...
登録国 キルギス 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ポントカサステ水路橋と運河
ウェールズの北東に位置するスランゴスレン運河に設けられたポントカサステ水路橋は、19世紀初頭に完成した産業革命における驚異的な土木建築である。 このイギリスで最も高く長い水路橋は、著名な土木技師トマス・テルフォードの困難を克服するアイデアによって実現されたものである。世界各国の多くの事業に影響を与えたこの遺産は、当時の欧州の技術の集大成として世界遺産...
登録国 イギリス 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
ラ・ショー・ド・フォン/ル・ロクル、時計製造の町
スイス西部、ジュラ山脈の麓にあるラ・ショー・ド・フォンとル・ルクルという隣り合った2つの町で構成される遺産。農業には適さない土地であったため、時計製造で栄えた。 17世紀より時計作りが行われており、19世紀初頭に起こった大火の後に時計産業の町に特化して再建された。19世紀後半〜20世紀には、職人が中心であった家内制工業からより合理的に集約化された工場生産へと...
登録国 スイス 登録年 2009年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
クックの初期農耕遺跡
パプアニューギニア南部にある、ニューギニア島最古の農耕地。 7000年前、あるいは1万年前にまで遡る農業遺跡であるとみられており、タロイモ・ヤムイモの栽培跡、また時代を経てバナナの栽培がはじまった形跡が残っている。 これほど長期に渡る農業の考古遺跡は世界でも類がなく、その点で貴重である。
登録国 パプアニューギニア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
アル-ヒジュル古代遺跡(マダイン・サーレハ)
サウジアラビア北西部に位置するアル-ヒジュルの古代遺跡。 紀元前1~後1世紀初めにかけて繁栄し、かつてこの地にいた預言者サーレハにちなみ「サーレハの町(マダイン・サーレハ)」と呼ばれる。別名は「アル・ヒジュル(岩だらけの場所)」である。 岩山に掘られた墓地、装飾が施された墓石群、神殿、用水路や貯水槽などの水利施設の遺跡が残る。 ヨルダンのペトラ以南で...
登録国 サウジアラビア 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観
スイスアルプスを横断する山岳鉄道「レーティッシュ鉄道」のアルブラ線、およびベルニナ線。 スイス北西部を走るアルブラ線は全長67kmで、1904年の開通。 ベルニナ線は、1910年に開通したスイスのサン・モリッツとイタリアのティラーノを結ぶ全長61kmの路線である。 両線共に多くのトンネルと高架橋によって運行が実現されており、さらに環境と調和した建築は美しい景観を生み出し...
登録国 イタリア , スイス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ル・モーンの文化的景観
モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。
登録国 モーリシャス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi)