その他宗教/壁画/氷河 の世界遺産
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コンドアの岩絵遺跡群
タンザニア中央部の大地溝帯「グレート・リフト・バレー」に接したマサイ崖の東側の斜面一帯に、約2,336k㎡という広範囲で点在するコンドア岩絵遺跡群。 少なくとも過去2,000年以上に渡って、150以上の岩窟住居内に描かれたこのロックアートは、芸術的価値も高い。 また描かれた内容は生活様式が狩猟中心から農耕中心へと変遷したことを如実に物語っており、また民族...
登録国 タンザニア 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェ とパラッツィ・デイ・ロッリ制度
イタリア北西部に位置する港町ジェノヴァ。 「レ・ストラーデ・ヌオーヴェ」(新しい通り)と呼ばれる道路と「パラッツォ」(宮殿や邸宅)が登録範囲になっている。 パラッツォはロッリというリストに登録され、賓客の公舎としても利用された。
登録国 イタリア 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
チョンゴニ・ロック‐アート地域
マラウイ中央部の高原地帯に位置するチョンゴニ地区は、アフリカ中部で先住民の岩絵が最も多く発見された場所。 新石器時代にバトゥワ族(ピグミー族)が描いたとされるものが発見されており、新しいものだと鉄器時代以降にチュワ族の描いたものである。
登録国 マラウイ 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
西ノルウェーフィヨルド群‐ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド
フィヨルドとは氷河の浸食作用によって形成され複雑な地形になったの湾や入り江のことである。 西ノルウェーのフィヨルド群は、ベンゲルの北東に位置し、とりわけガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドは世界でも最大級の長さや深さを持っており、独特の景観を保持しており、岩壁から流れる多くの滝は美しい景観を形作っている。 海底にはモレーン(氷河で運ばれた氷堆...
登録国 ノルウェー 登録年 2005年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
ネスヴィジのラジヴィル家の建築、住居、文化的複合体
ベラルーシのミンスク州に位置するネスヴィジにある、ラジヴィル家の居城として建てられた城郭建築群。 16〜20世紀に存在し、ロシア皇帝重要人物を輩出しヨーロッパの歴史と文化に貢献したラジヴィール王朝の始まりの地であり、芸術・科学・工芸・建築の各分野で欧州に大きな影響力を持った。 10の建物で構成される城館や教会が登録範囲となっている。
登録国 ベラルーシ 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
イルリサット・アイスフィヨルド
デンマーク領、グリーンランドの西海岸のイルリサットは、氷河部分とフィヨルド部分からなる40万haにも及ぶ地域。 世界で最も速く流れることで知られるセルメク・クジャレク氷河(ヤコブスハブン氷河)は、標高1,200mにもなる世界でも類稀れな氷河である。ここ分離され流れ出る氷の量は毎年40k㎡にもなり、南極大陸を除くと世界最大量である。
登録国 デンマーク 登録年 2004年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
コソヴォの中世建造物群
セルビア共和国の自治州であるコソボ(2008年にはコソボ共和国として独立を宣言しているが、世界遺産条約を批准していないためここではセルビアの遺産として扱う)の中世建築物群。 2004年にまず単独で登録されたデチャニ修道院は、14世紀半ばにセルビア王であるステファン・デチャンスキーのために建立されたもので、内部は多数のフレスコ画で飾られており、同王の霊廟にもな...
登録国 セルビア 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
紀伊山地の霊場と参詣道
一般的には「熊野古道」の名称で知られ、日本で初めて『道』が登録対象となった遺産であり、また日本初の「文化的景観」でもある和歌山、三重、奈良にまたがる文化遺産。 紀伊半島・紀伊山地にある、自然崇拝を起源とする「熊野三山」(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)と「高野山」、「吉野・大峯」に参詣道を含む広範囲に渡る遺産。神仏習合の宗教観を残す。 20...
登録国 日本 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡群
イタリア北部、チェルヴェテリとタルクィニアにある2つの大規模なエトルリア人(イタリアの先住民族)の墳墓遺跡群。 これらはいわゆるネクロポリス(死者の都市)と呼ばれるものであり、多くの墳墓が密集している。 紀元前9世紀から起源前1世紀の異なる埋葬習慣が見られ、エトルリア文化の証拠を残す貴重な遺産である。とりわけバンディタッチャ墳墓は必見。
登録国 イタリア 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
チャンパネール-パーヴァガドゥ遺跡公園
インド西部、グジャラト州に位置するの遺跡公園。 8世紀ヒンドゥー教を侵攻したラージプート族の王朝であるチャウハン朝の都として築かれた都市の遺跡である。 カーリカマタ寺院はヒンドゥー教の重要な聖地とされ現在でも多くの巡礼者が訪れる。 イスラム系であるムガル帝国に支配されている以前の都市としては、唯一完全な姿で残された遺跡である。
登録国 インド 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) , (vi) -
タムガリの考古的景観にある岩絵群
カザフスタン東部、新疆ウイグル自治区と接するアルマトイ州に位置するタムガリ峡谷一帯には、古くは紀元前14世紀頃から描かれた、5000点にものぼる岩絵や彫刻文字がある。 動物や人物像だけでなく神格化された太陽像なども描かれた。 また、岩絵だけでなく青銅器時代から現在に至るまでの多くの墳墓も発見されている。
登録国 カザフスタン 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷
アンドラ公国は、フランスとスペインとの国境をなすピレネー山脈東部の谷間にある小独立国。 このピレネーの高山帯のマデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷には、岩肌の絶壁や、雄大な氷河といった厳しい自然の景観が残る。4つのパロキア(アンドラの行政区域)にまたがるこの遺産は、実に国土の9%にあたる4247haにも及び、住居や定住集落、段々畑や牧草地、石造りの道や鉄を...
登録国 アンドラ 登録年 2004年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
ビンベットカのロック・シェルター群
インド中部、アディア・プラデーシュ州、デカン高原北部に走るビンディア山脈の山麓に位置する。 5つの自然石の岩塊には約400の岩窟があり、そこに描かれている壁画は、中石器時代から有史時代に渡って描かれたものである。 また周囲の21の村も同時に世界遺産登録された。
登録国 インド 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
トジェビーチのユダヤ人街とプロコピウス聖堂
チェコ南部、イーフラヴァ川の近くに位置する小都市トジェビーチ。 ユダヤ人街、ユダヤ墓地、そしてプロコピウス聖堂の3つが世界遺産登録範囲。中世以降に中欧に逃れたユダヤ人たちが築いた街が現地のキリスト教と密接に関わり合いながら存在したことを示している。 キリスト教建築として13世紀初期、丘の上に建立されたバシリカ式のプロコピウス聖堂は、後にロマネスクやゴシックな...
登録国 チェコ 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii)