ヨーロッパ 旧市街・歴史地区/洞窟・カルスト の世界遺産
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マテーラの洞窟住居サッシと岩窟教会公園
イタリア南部、バジリカータ地方マテーラ。グラヴィナ渓谷西岸の凝灰岩の岩壁に多数の洞窟が掘られ約7000年前から沢山の人々が生活していた。 「サッシ」とはマテーラにおいて洞窟住居を意味する。 ギリシャの植民地時代にはピタゴラス学派の影響を受けた住居も建設された。また8世紀からのキリスト教時代には修道士が住み始め、サンタ・マリア・デ・イドリス教会や
登録国 イタリア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ノヴゴロドの文化財とその周辺地区
ノヴゴロドはロシアの北西連邦管区、ノヴゴロド州の州都である。 12~15世紀に自由都市国家ノブゴロド公国は、ヨーロッパとロシアを結ぶ貿易の中心地として栄えた。 1040〜1050年に建てられた聖ソフィア大聖堂は、内部がモザイクで装飾されており、外側にはタマネギ型のクーポラ(円屋根)を備えたザンチン様式建築の好例である。
登録国 ロシア 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
チェスキー・クルムロフ歴史地区
チェコ・南ボヘミア州の、クルムロフ城などの建造物で知られる小都市。 13世紀に城館が築かれたことにはじまり、14世紀〜16世紀にかけて繁栄した。その美しさから「眠れる森の美女」や「世界一美しい街」などと称される。
登録国 チェコ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
サン・ジミニャーノ歴史地区
イタリア中部、フィレンツェ南西のエルサ渓谷の古都「美しい塔のある町」として知られ12世紀から約200年に渡って栄えた。 この地では皇帝派(ギベリン)と教皇派(ゲルフ)に分かれ争っており、競って高い塔を建設したために高層建築物の乱立する街となった。 現在は14本が残っており、サンタ・マリア・アッスンタ参事会聖堂などの建物と相まって中世の面影を残してい...
登録国 イタリア 登録年 1990年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群
サンクト・ペテルブルグは18世紀ピョートル大帝がネバ川に要塞を築いてから、ロシア革命に至るまでのロシア帝国の首都であった。ソ連時代はレニングラードと呼ばれた。 現在はエルミタージュ美術館として使用されている冬宮殿をはじめとして、聖イサアク大聖堂やその他数々の建造物が「ヨーロッパの窓」と呼ばれた都市景観を現代に伝えている。
登録国 ロシア 登録年 1990年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi) -
ストラスブールの旧市街:グラン・ディルからヌースタット
フランス北東部の、ライン川左岸でドイツとの国境至近の交易都市ストラスブール。 古代ローマ軍がイル川の中州に築いた駐屯地が起源であり、ストラスブールは「街道の街」、グラン・ディルは「大きな島」という意味。 16〜17世紀の町並みを留めるプティット・フランスという地区にはドイツ風のハーフティンバー様式で作られた木造家屋が並んでいる。 2017年に登録範...
登録国 フランス 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ロードス島の中世都市
ギリシャのアナトリア半島南部、ドデカネス諸島に属するロドス島は古来より港湾都市として栄えた。 東ローマ帝国領であったが「ホスピタル騎士団」とも呼ばれる聖ヨハネ騎士団に占領され、中世の街並みを有するに至った。病院経営でキリスト教巡礼者保護したことでも知られる彼らの築いた城塞都市が現在でも良好に保存されている。
登録国 ギリシャ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) -
ハンザ同盟都市リューベック
ドイツ北部、シュレスヴィッヒ=ホルシュタイン州に位置する交易都市であるリューベックは、バルト海や北海を舞台とした都市間の商人による交易組合的な団体である「ハンザ同盟」都市として栄えた。 街の建設は1143年にホルシュタイン伯アドルフ2世によって進められた。 聖堂などが残り、「ハンザの女王」という異名を持つ美しい街として知られている。
登録国 ドイツ 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト
ハンガリーの首都ブダペストは「ドナウの真珠」をはじめとした幾つもの賞賛的な異名を持つ美しい年である。 ブダ城、漁夫の砦、国会議事堂、橋や広場などがまず1987年に世界遺産登録された。 2002年には、1873年の首都ブダペスト誕生当時の首相アンドラーシが作った「アンドラーシ通り」という住宅街を含む通りと,1876年に建造された地下鉄を含めて登録範囲が拡大された。2003年に...
登録国 ハンガリー 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
シュコツィアン洞窟群
スロベニアの南西部、クラス地方にあるカルスト地形の洞窟群で、世界最大級の地下渓谷を誇る鍾乳洞である。 クラス地方という名称が「カルスト」の語源となったことで知られる。 1万年前より人が住んでいた形跡がみられ、洞窟内では寺院が作られていた。
登録国 スロベニア 登録年 1986年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii)