(iii)/(iv)/(vii) の世界遺産
選択した項目: (iii)/(iv)/(vii)
-
ファテープル・シークリー
アーグラの南西約40kmに、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが築いた都城である。 幾何学的な都市計画に基づき設計されたこの場所は、宮廷地区とモスク地区に分けられていた。モスク地区には寺院ジャーミ・マスジドや「偉大なる門」の意味を持つ ブランド・ダルワーザが当時のまま残る。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
シュコツィアン洞窟群
スロベニアの南西部、クラス地方にあるカルスト地形の洞窟群で、世界最大級の地下渓谷を誇る鍾乳洞である。 クラス地方という名称が「カルスト」の語源となったことで知られる。 1万年前より人が住んでいた形跡がみられ、洞窟内では寺院が作られていた。
登録国 スロベニア 登録年 1986年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
ストゥデニツァ修道院
セルビア中央部、クラリェヴォの南西39 km のストゥデニツァ湖畔に位置するセルビア正教会最大級の修道院。 12世紀に中世セルビア王国の建国者でありネマニッチ朝の始祖ステファン・ネマニャによって建設された。 聖堂内にはセルビア美術の傑作と言われるキリストの磔刑という13世紀に描かれたフレスコ画が現存している。
登録国 セルビア 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi) -
ハットゥシャ :ヒッタイトの首都
アンカラより東約150kmほどのトルコ中央部、標高約1000mのアナトリア高原に位置する城塞都市ハットゥッシャは、紀元前17〜前13世紀に小アジアで反映したヒッタイト王国の首都として知られる。紀元前12世紀頃に地中海より侵入してきた「海の民」に滅ぼされた。 ヤズルカヤ神殿や獅子の門、地下道、王宮など古代都市の遺構が残されている。 また、前13世紀にヒッタイト...
登録国 トルコ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
チャン・チャン遺跡地帯
ペルー北部海岸のトルヒージョの郊外にあり、インカ帝国が中央アンデスを統一するまでの12~15世紀に栄えたチムー王国の首都。チャンチャンとは「輝ける太陽」の意。 建造物、神殿、広場など、古代アンデス文明最大のアドベ(日干しレンガ)による計画都市である。チュディ王宮跡シウダデラは、とくに調査や修復が進んでいる。
登録国 ペルー 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
バッサイのアポロ・エピクリオス神殿
ギリシャのメッシニア県北東部に位置する、古代アルカディア地方の遺跡。 コティリオン山の中腹辺りに、アポロン神のために作られたアポロ・エピクリオス神殿が良好な保存状態で残っている。 この神殿はイオニア、ドーリア、コリントの各様式の融合した列柱が見られる点が特徴的である。
登録国 ギリシャ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会
ドイツ西部、モーゼル川上流に位置しルクセンブルク国境に近いトリーアは、アウグストゥス帝が建設した植民地を起源とするドイツ最古の都市。 時代を経るにつれ従前のローマ遺構と新たに芽吹いたキリスト教が融合しておりとして現在でも両者の複数の遺跡を見ることができる。 ローマ時代のものではポルタ・ニグラやアウラ・パラティーナが著名である。
登録国 ドイツ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vi) -
カミ遺跡群国立記念物
ジンバブエ高原、花崗岩で作られた建造物が並ぶ遺跡群。15世紀頃のトルワ国の首都として機能していた。 この地は大ジンバブエを放棄したロズウィ族が移り住んで都市を建設したと考えられており、後また放棄された。 中国やポルトガルの焼き物などが見つかっていることから、交易を行っていたことが窺える。
登録国 ジンバブエ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
大ジンバブエ国立記念物
ジンバブエ南部、13世紀頃にショナ族によって建設された巨大な石造建築遺跡。 マラリアを媒介するツェツェバエがいなかったことが定住の要素となったと言われている。 丘の上に築かれた「アクロポリス」、「谷の遺跡」と呼ばれる石の住居跡、外壁に囲まれた「神殿」の三つの遺跡が認められる。
登録国 ジンバブエ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (vi) -
アラゴンのムデハル様式建造物
スペイン北東部、アラゴン地方テルエル州の建造物群。 レコンキスタ後にアラゴン王国の下に特別に許されて残ったイスラム教徒が、12~16世紀にキリスト教とイスラム教の二文化の融合した形式であるムデハル様式の建造物を多数建築した。 1986年に「テルエルの恋人たち」で知られるサン・ペドロ大聖堂、エル・サルバドル教会といったテルエルに残る4つの聖堂や塔が登録...
登録国 スペイン 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
セゴビア旧市街とローマ水道橋
スペインのマドリードからおよそ90kmに位置するセゴビアに残る旧市街と水道橋。 主に3つの特筆すべき遺産があり、一つ目はローマ時代に建設された象徴的な水道橋、ニつ目は白雪姫の城のモデルにもなったアルカサル(王宮)、三つ目は16世紀から200年もの年月をかけて建設されたカテドラル(司教座大聖堂)である。
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群
スペイン北西部、アストゥリアス地方のオビエド。 西ゴート王国の貴族ベラーヨが建国したアストゥリアス王国はイベリア半島がアラブ化した際に残されたキリスト教徒の牙城であった。 プレロマネスク様式のひとつとされるアストゥリアス様式の6つの宗教建築物群が構成遺産であり、1985年に市北部のサンタ・マリア・デル・ナランコ教会、サン・ミゲル・デ・リーリョ教会...
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画
スペイン北部に位置する、1985年に登録されたアルタミラ洞窟と後に追加された17カ所の装飾洞窟。 紀元前3万5000年〜紀元前1万1000年の旧石器時代後期に洞窟の深い場所に描かれ、気候の影響をほとんど受けず良好に保たれていた。 先史時代からの優れた伝統と、芸術的才能を表すものとして大変貴重である。マグダレニアン美術の代表例とされており、岩肌の凹凸を活かしぼかしを...
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii)