トランスバウンダリーサイト/森林/絶滅危惧種 の世界遺産
選択した項目: トランスバウンダリーサイト/森林/絶滅危惧種
「国境を越える遺産」である。
国境とは時代とともに今なお変化するものであるが、それにより構成資産を区切ることは正しい態度であるとは言い難い。
自然遺産に関して言えば、自然環境は国境により線が引けるものではないし、文化遺産に関しても国を跨いで存在する遺産は現に存在している。
国という括りに捉われず純粋に遺産としてのまとまりを示すものがトランスバウンダリーサイトである。
-
水銀関連遺産:アルマデンとイドリヤ
スペインのアルマデンとスロベニアのイドリヤは、近年まで世界最大を誇った水銀鉱山のトランスバウンダリーサイト(国境を越えた世界遺産)である。現在スペインとスロベニアは地理的に隣り合った国では無いが、フェリペ2世の時代には同じ国の領土であり、一体となる遺産として登録となった。 古代や中世を起源とするこれらの水銀鉱山は、アマルガム法に不可欠な水銀の...
登録国 スロベニア , スペイン 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
リオデジャネイロ:山と海の間のカリオカの景観
ブラジルの巨大都市リオ・デジャネイロ周辺の文化的景観。カリオカとは、リオデジャネイロ市民やその出身者を意味している。 チジュカ国立公園の急峻な山々からコパカバーナ海岸やイパネマ海岸といった沿岸に至るまでの自然要素が、リオデジャネイロの都市開発に影響を与えている。そしてコルコヴァードの丘に作られた高さ40mのキリスト像が象徴的に存在しており、リオ...
登録国 ブラジル 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (v) , (vi) -
サンガ川流域の3カ国保護地域
コンゴ盆地北西部に位置する、コンゴ共和国の「ヌアバレ=ンドキ国立公園」、カメルーンの「ロベケ国立公園」、中央アフリカ共和国の「ザンガ=ンドキ国立公園」の三つの国立公園からなる。 ムベンガやナイルワニが生息する森林・湿地帯であり、多様な生態系を育んでいる。また絶滅危惧の動植物も多数見られる。 3カ国にまたがる遺産であるが、コンゴ共和国としては...
登録国 カメルーン , 中央アフリカ共和国 , コンゴ共和国 登録年 2012年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
アルプス山脈周辺6カ国に点在する111の小規模な先史遺跡群。 紀元前5000〜前500年頃に、アルプス山系の湖や川、または湿地沿いに建てられた先史時代の杭上住居跡や高床式住居跡である。111の遺産のうちおよそ半数はスイスに位置している。 アルプス一帯の先史時代の生活様式を示す証拠が多数発見されており貴重である。
登録国 オーストリア , イタリア , ドイツ , スイス , スロベニア , フランス 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
大地溝帯にある ケニアの湖沼群
ケニア中西部、グレート・リフト・バレーとも呼ばれる大地溝帯にある3つの連結した湖、ボゴリア個・ナクル湖・エレメンタイタ湖。 比較的浅く地下で繋がったこれらの湖はおよそ100種の渡り鳥の繁殖・休息地となっており、全世界の7割以上にもおよぶ150万羽ものフラミンゴの餌場となっている。そして13種の絶滅危惧種である鳥類生息地でもある。 また一帯にはクロサ...
登録国 ケニア 登録年 2011年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
レユニオン島:峻峰と圏谷、その外縁
フランスの海外県でありインド洋の南西、マダガスカルから800kmほど離れた洋上に位置するレユニオン島にあるレユニオン国立公園。その中心地域が登録範囲となっており、2つの隣り合った火山を有するこの島の40%を占め、10万ha以上にも及ぶ。 亜熱帯雨林・雲霧林・常緑低木林などからなるこの美しい景観には豊富な生物の多様性がみられ、時に固有種を確認することもできる。
登録国 フランス 登録年 2010年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観
スイスアルプスを横断する山岳鉄道「レーティッシュ鉄道」のアルブラ線、およびベルニナ線。 スイス北西部を走るアルブラ線は全長67kmで、1904年の開通。 ベルニナ線は、1910年に開通したスイスのサン・モリッツとイタリアのティラーノを結ぶ全長61kmの路線である。 両線共に多くのトンネルと高架橋によって運行が実現されており、さらに環境と調和した建築は美しい景観を生み出し...
登録国 イタリア , スイス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
サリアルカーカザフスタン北部のステップと湖沼群
カザフスタン北部のサリアルカ(サルヤルカ、サリャルカとも)は、ナウルズム国立自然保護区と、コルガルジュン国立自然保護区からなる湿地帯。サリアルカは「黄色い山脈」という意味である。 イルティシュ川流域に淡水湖と塩水湖などがある。 数々の鳥類が見られr、ソデグロヅル、キガシラウミワシ、ハイイロペリカン、フラミンゴなど、また渡り鳥も多く生息している。 ま...
登録国 カザフスタン 登録年 2008年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ル・モーンの文化的景観
モーリシャス南西端の半島の岩山ル・モーン。 18〜19世紀にかけて、奴隷貿易の中継地だったモーリシャスでは、多くの逃亡奴隷マルーンがル・モーンを隠れ場所として利用していた。 厳しい環境化で洞窟などに集落を作って生活を営んだこの地が、文化的景観として認められた。
登録国 モーリシャス 登録年 2008年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi)