アジア 城・宮殿/水利・灌漑 の世界遺産
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アフラージュ、オマーンの灌漑システム
オマーン国内ではファラジ(複数形はアフラージュ)という灌漑施設が多数作られている。 それらは農業に用いられたり家庭用としても使われており、国内数千箇所ある中でも代表的な5つが文化遺産の登録範囲となっている。 西暦500年頃より使われており(一説には紀元前2500年にはあったとも)、土地の傾斜と地下の水路を利用し、水資源を公平に分配すしていた。 天体観測をす...
登録国 オマーン 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
クラック・デ・シュヴァリエとサラディン城
シリア北西部に残る11~13世紀の十字軍時代に築かれた2つの要塞としての機能を備えた城。 クラック・デ・シュヴァリエは1142~1271年に聖ヨハネ騎士団が建設し、難攻不落で知られた。 カラット・サラーフ・アッディーン(サラディン城)は10世紀に古くからの砦をビザンツ帝国が改修したもの。サラディンが陥落させたことから現在の名称となった。ビザンツ、フランク...
登録国 シリア 登録年 2006年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
香料の道-ネゲヴ砂漠都市
イスラエル南部のネゲヴ砂漠に位置する4つのナバテアの都市が登録対象で、「文化的景観」に指定されている。 地中海沿岸に延びる「香料の道」に連なるように築かれたこれらの都市は、紀元前から期限後まで盛んに行われていた乳香などの貿易の痕跡を残している。 要塞としての機能や灌漑システムを用いた農業景観などが評価された。 ハルザ、マムシト、アヴダト、シヴタ
登録国 イスラエル 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
聖書時代の遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ
イスラエル国内に200程残るテル(墳丘)のうち、重要なメギド、ハツォル、べエル・シェバの3つが登録範囲。 これらはいずれも旧約聖書に登場することでも知られている。 また、古代の水利施設の遺構が発見されている。
登録国 イスラエル 登録年 2005年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi) -
琉球王国のグスク及び関連遺産群
沖縄地方において、14世紀から18世紀の間の琉球王国の特徴を示す文化遺産。 農村を基盤に成長した豪族「按司」が築いたグスク(城)という城塞建築を中心とした関連遺跡群からなる。 グスクには「拝所」と呼ばれる宗教的儀式を行う場を備えており、現在でも現地の人々の拠り所となっている。
登録国 日本 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
ゲガルト修道院とアザート川上流域
アルメニア中西部、アザート渓谷で石灰岩を掘り抜いて建造された多数の洞窟内に作られた修道院。 現在の建築物は13世紀のもので主教会が岩壁の外側にそびえる。 ゲガルトとは槍のことで、キリストの磔刑に使用されたとされる「聖槍」がここで見つかったことに由来して名付けられた。
登録国 アルメニア 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) -
青城山と都江堰水利(灌漑)施設
青城山は四川省都江堰市にある、道教の発祥の地の一つとして知られる景勝地である。 一方、都江堰(とこうえん)は四川省都江堰市西部の岷江にある灌漑施設である。在も岷江の水流を担っており、成都平原に水を供給し続けている。
登録国 中国 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
頤和園、北京の皇帝の庭園
北京城西直門から北西へ約10kmに位置する宮殿跡並びに庭園である。 西太后が暮らしたことでも知られ、「夏の宮殿」とも言われるこの宮殿は、17世紀に建造され、以後200年にも渡り拡大された庭園を持つ遺産である。 元の名は清漪園であったが、第二次アヘン戦争により一度焼失し、1888年に再建して現在の名に改められた。
登録国 中国 登録年 1998年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
ラサのポタラ宮歴史地区
チベット自治区ラサ市、チベット仏教の聖地とされるこの地に建立された寺院・宮殿。 「神の地」の意味を持つラサは、ソンツェン・ガンポ王が初めてチベットを統一し遷都したことから始まる。この場所でインドと中国の仏教文化を取り入れて発展した。 一度滅びたチベットだったが、ダライ・ラマが再度統一し紅山(マルポリ)にポタラ宮を築いた。その後中国に併合され...
登録国 中国 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) , (vi) -
ファテープル・シークリー
アーグラの南西約40kmに、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが築いた都城である。 幾何学的な都市計画に基づき設計されたこの場所は、宮廷地区とモスク地区に分けられていた。モスク地区には寺院ジャーミ・マスジドや「偉大なる門」の意味を持つ ブランド・ダルワーザが当時のまま残る。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv)