(ii)/(vii)/(viii) の世界遺産
選択した項目: (ii)/(vii)/(viii)
-
ティヴォリのハドリアヌス別荘
ローマの東方約30kmに位置する丘陵の上、穏やかな気候の森に囲まれた街ティボリ。 ここは古代からのローマ人の別荘地であった。 ヴィッラ・アドリアーナとも呼ばれるこの遺産は、ハドリアヌス帝の別荘として2世紀に建設されたものである。建築の知識に長けたハドリアヌス自身によって設計したこの邸宅にはストア・ポイキレを模した貯水池など様々な趣向が凝らされていた。
登録国 イタリア 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地
イギリス、スコットランド北部よりベントランド海峡を挟んで北に15km程の沖合に位置するオークニー諸島で最大の島、メインランド島にある遺産。 ここには新石器時代の遺跡の宝庫であり、リング・オブ・ブロッガー、メイズハウ、スカラ・ブラエといった巨石文化の遺産が残る。
登録国 イギリス 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ
大西洋、アフリカ大陸沖合のスペイン領・カナリア諸島最大の島テネリフェ島に位置する都市サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ。 1497年に建設されたこの街はスペインの植民地としては要塞を持たない初の都市となった。 旧市街である山の手地区と、新しい都市計画の下町地区に分かれており、広い街路に大聖堂や16世紀に建てられたコンセオプシオン教会などが残る。また18世紀...
登録国 スペイン 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
イシマンガリソ湿地公園
南アフリカ東部、クワズールー・ナタール州に位置する。 イシマンガリソとはズールー語で「驚異」という意味である。 アフリカ最大の入江として知られるセント・ルシア湖を中心に、沿岸沿いに南北約80kmに渡り広がる広大な湿地帯。亜熱帯と熱帯の境界域であることから多様な生態系をが見られる。 1999年に遺産登録された際の名称は「グレーター・セント・ルシア湿地公園」であった...
登録国 南アフリカ 登録年 1999年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
カルヴァリア・ゼブジドフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園
ポーランド南部、ビエルスコ・ビャウ州のカルヴァリア・ゼブジドフスカはキリスト教巡礼の聖地。 17世紀にニコライ・ゼブジドフスキの手によって開発された一連の景観は、この地をキリスト受難時代のエルサレムに見立てて作り上げられた。ゴルゴダの丘に当たる位置に聖十字礼拝堂を建てるなど、多くの教会や礼拝堂が配置された。 自然と人工建造物との見事に調和しており、い...
登録国 ポーランド 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群
ルーマニア中西部、オラシュチエ山麓の5つの村にある、6つの(サルミゼゲトゥサ、コステシティ・チェタツイェ、ブリダル、ピアトラ・ロシエ、バニツァ、カプルナ)要塞。 紀元前1世紀〜紀元1世紀のローマ人の侵攻に備えて建設されたこれらの防衛施設は、ダキア人の高度な文明を物語っている。
登録国 ルーマニア 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
カンペチェ歴史的要塞都市
メキシコ南部、カンペチェ州の州都であり、1540年にサン・フランシスコ・デ・カンペチェ の名でスペインの征服者(コンキスタドール)によって城塞として建築された湾港都市である。主に海賊に対処するために防衛力を強化し要塞化していった。 保存状態の良く、さらに建築水準の高いこれらの建造物群が評価され世界遺産登録に至ったこの都市は、他のカリブ海の軍事建築に大きな影響を...
登録国 メキシコ 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)
ドイツの首都ベルリンにある博物館島は、シュプレー川の中洲に位置する複合博物館地区で、旧博物館、新博物館、国立美術館、ボーデ博物館、ペルガモン博物館の5館から成る。 フリードリヒ・ヴィルヘルム3世の提唱によって計画は進められ、1824〜1830年の期間で建設された。 その後即位したフリードリヒ・ヴィルヘルム4世はこの中洲「芸術と科学の聖域」と定め複数の...
登録国 ドイツ 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
国立歴史文化公園“古代メルフ”
トルクメニスタン、マルギアーナ(ムルガブ川流域地方)の旧中心都市。 中央アジアのシルクロード沿いのオアシス都市の中でも最古かつ最も良好に保存されている都市跡であり、この地はセルジューク朝の首都であった12世紀頃に最盛期を迎えた。 様々な宗教が共存したことでも知られ、キリスト教、ゾロアスター教、イスラム教のほか、世界最西端の仏教遺跡が存在している。
登録国 トルクメニスタン 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
サウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群
ブラジル南東部(サウス・イースト)、パラナ州とサン・パウロ州にまたがる25の保護区からなる広大な森林地帯。 ジャガーやウーリークモザルといった絶滅危惧種を含んだ多数の生物が棲息しているが、森林は土地開発によって減少してしまっており、最盛期の10分の1ほどになってしまっている。
登録国 ブラジル 登録年 1999年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
ディアマンティーナ歴史地区
ブラジル南東部ミナス・ジェイラス州中部、標高1000mを超える高原に位置する都市。 ディアマンティーナとはポルトガル語で「ダイアモンド」を意味する通り、ダイヤの採掘で栄えた街である。 聖フランシス教会やバロック様式の建築が残っている。
登録国 ブラジル 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ベルギーとフランスの鐘楼群
フランス北部及びベルギーのフランドル地方・ワロン地方に点在する11〜17世紀に作られた56個の鐘楼群。 フランス、ベルギーなどでは市民憲章で自立・自由を象徴する鐘楼の建設を重視していた。 1999年に「フランドル地方とワロン地方の鐘楼群」として32の鐘楼が世界遺産に登録され、2005年にガンブルーの鐘楼、フランスのノール=パ・ド・カレー地域、ピカルディー地域の23の鐘楼の...
登録国 ベルギー , フランス 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv)