産業遺産/旧市街・歴史地区/先史時代 の世界遺産
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アビラの旧市街と城壁外の教会群
スペインの首都マドリードより西北約87kmに位置するアビラの旧市街と城壁外の教会群。 イスラーム勢力の支配下にあったイベリア半島をキリスト教徒が奪還したレコンキスタの後、11世紀に再度イスラームの侵入を防ぐ為に作られた城壁が今も残る街である。 城壁と大聖堂は一体化しており、エル・シモロという塔が設置された。 16世紀には城壁外に聖テレサがサン・ホセ修道院を開いた。
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画
スペイン北部に位置する、1985年に登録されたアルタミラ洞窟と後に追加された17カ所の装飾洞窟。 紀元前3万5000年〜紀元前1万1000年の旧石器時代後期に洞窟の深い場所に描かれ、気候の影響をほとんど受けず良好に保たれていた。 先史時代からの優れた伝統と、芸術的才能を表すものとして大変貴重である。マグダレニアン美術の代表例とされており、岩肌の凹凸を活かしぼかしを...
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
プエルト・リコのラ・フォルタレサとサン・ファン歴史地区
ラ・フォルタレサとはプエルトリコの政府官邸である。別名サンタ・カタリーナ宮殿とも言われ、歴史的にプエルトリコ総督の住居として使われてきた。 サンファン(スペイン語で「聖ヨハネ」という意味)はプエルトリコの首都で、16世紀にスペイン人が征服して築いた都市。エル・モロ要塞やサンクリストバル要塞等が守りを固め、軍事施設としての役割を担った。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1983年 分類 文化遺産 登録基準 (vi) -
サラン・レ・バン大製塩所からアルケ・スナン王立製塩所までの天日製塩所
フランス東部ブザンソンの近くに位置するアルケ・スナン王立製塩所は、クロード・ニコラ・ルドゥによって1775年に建設が始まった。製塩所の周りを取り囲むように聖堂や病院などを配置することで労働組織の効率化を目指した。 一方サラン・レ・バン大製塩所はジュラ県に位置し、遅くとも中世には採塩が始まっていた場所である。この付近の地下水からは古くから高い塩分濃度が...
登録国 フランス 登録年 1982年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
ハバナ旧市街と要塞群
キューバの首都ハバナの歴史地区であるオールド・ハバナと、4つの要塞が登録範囲。 スペイン人のコンキスタドール(征服者)、ディエゴ・ベラスケスが1519年に建設した都市。 海賊や他国から防衛するために複数の要塞が築かれたが、世界遺産になっている4要塞とはフエルサ要塞・モロ要塞・プンタ要塞・カバーニャ要塞である。
登録国 キューバ 登録年 1982年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
エルサレムの旧市街とその城壁群
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3宗教の聖地であり多くの門を擁する城塞に囲まれた僅か1平方㎞の旧市街。未だ解決せぬ帰属問題と政治的背景からヨルダンよる代理申請という形が取られた異例の遺産である。この経緯から登録国は実在の国ではない「エルサレム」として扱われている。 ユダヤ教:嘆きの壁、キリスト教:聖墳墓記念聖堂、イスラム教:岩のドーム...
登録国 登録年 1981年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ
カナダ、アルバータ州のポーキュパイン・ヒルに位置する。 およそ6000年前から先住民ブラックフット族により行われていた独特な狩猟方法――バッファーローを断崖に追い詰めて突き落として仕留める、追い込み猟――の痕跡を残す遺産である。 ドライブレーンと呼ばれる崖へと通じる道などが確認できる。
登録国 カナダ 登録年 1981年 分類 文化遺産 登録基準 (vi) -
オウロ・プレトの歴史地区
ブラジリアの南東約800kmに位置する街。 金鉱山が発見されたことにより18世紀に興った街であり、かつて未曾有のゴールドラッシュが起こった。オウロ・プレトとは「黒い金」という意味である。 400kgもの金を使って装飾されたバロック彫刻家アレイジャジーニョの傑作がノッサ・セニョーラ・ド・ピラード教会堂に残されている。
登録国 ブラジル 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii)