文化的景観/国立公園/城・宮殿 の世界遺産

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端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

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  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501867408_パナウェの棚田.jpg

    フィリピン・コルディリェーラの棚田群

    フィリピン・ルソン島北部の山岳地帯に広がっているイフガオ族の作り出した棚田群。 約2000年前から棚田での農法が行われていたと言われており、棚田としては世界最大規模である。 その自然と人間の営みが文化的景観として認められた。

    登録国 フィリピン
    登録年 1995年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v)
  • コミ原生林

    ウラル山脈北部のタイガ、ツンドラ、高山ツンドラ帯の原生林。 328万haにも及ぶ原生林は、ヨーロッパの亜寒帯林としては最大級。 1995年、ロシアで初の自然遺産として登録された。

    登録国 ロシア
    登録年 1995年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (ix)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493787754_avignon-.jpg

    アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋

    フランス南東部、ローヌ川の東岸にある都市アヴィニヨン。 14世紀にフランス国王フィリップ4世が教皇クレメンス5世に圧力をかけこの地に教皇庁を移転させた(アヴィニョン捕囚)。以後数十年間はこの地が教皇庁所在地であった。 教皇宮殿はゴシック様式で築かれた他、ロマネスク様式のノートルダム教会、民謡で有名となったサン・ベネゼ橋などを残す。

    登録国 フランス
    登録年 1995年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iv)
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    シントラの文化的景観

    リスボンに隣接する、「エデンの園」と謳われた古都シントラ。 12世紀にイスラーム勢力からアフォンソ1世がリスボンを奪還したことによってこの地もキリスト教の街となった。 周囲の山を含め一帯の城や宮殿が登録対象となっており、建物はとてもユニークなものがみられる。この地の庭園などは欧州の景観設計に大きな影響を与えたとされており、文化的景観として認められた。

    登録国 ポルトガル
    登録年 1995年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (v)
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    クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街

    旧東ドイツ南東部ザクセン地方に位置する都市。 10世紀頃には東フランク王ハインリヒ1世の宮殿が建てられ同国の首都となり、中世からは交易都市として繁栄した。 旧市街にはハーフティンバー方式で建てられた木造軸組の美しい建物が1200軒ほど立ち並び中世ヨーロッパの街並みを残している。また聖セルバティウス教会は重厚なロマネスク建築様式の傑作である。

    登録国 ドイツ
    登録年 1994年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv)
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    ドニャーナ国立公園

    スペイン、アンダルシア地方にある同国最大の国立公園。 動く砂丘として知られるドゥナス・モナレスや、海沿いの珊瑚礁、湿原など、多様な自然環境を有す。 絶滅危惧の鳥類や哺乳類も生息しており、アオサギが多数確認されているほか、スペインオオヤマネコを見ることができる。

    登録国 スペイン
    登録年 1994年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (ix) , (x)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503656737_ロスカティオス国立公園Rio_Atrato.jpeg

    ロス・カティオス国立公園

    コロンビア北西部、パナマ国境近くに広がりチョコ平原を流れるアトラト川流域の熱帯雨林に覆われた7万2,000haにも及ぶ広大な国立公園。 ちょうど中米と南米の境界にあたり、両者の生態系が混在していることで極めて多種多様な生物を見ることができる。オセロットやカピバラ等の特徴的な生物や、また多くの絶滅危惧種の存在が確認されている。 2009年から2015年までは不法伐採...

    登録国 コロンビア
    登録年 1994年 分類 自然遺産
    登録基準 (ix) , (x)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1499921828_3545372628_4457bfeace_z.jpg

    オーストラリアの哺乳類化石地域(リヴァーズレー/ナラコーアテ)

    オーストラリア大陸の南と北に位置する、哺乳類の化石が発掘された二つの地区。 クイーンズランド州・リバーズレーでは2500万~500万年前の化石が発見された。 一方南オーストラリア州のナラコーアテでは20万~1万8000年前の化石が発見された。特に洞窟内で見つかったティラコレオ(フクロライオン)の化石が有名である。

    登録国 オーストラリア
    登録年 1994年 分類 自然遺産
    登録基準 (viii) , (ix)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493760994_imgF1491876275_16140923041_909c71105a_c.jpg

    ブウィンディ原生国立公園

    ウガンダ南西部に位置し、面積は約3万2000haに及ぶブヴィンディ原生国立公園は世界でも屈指のマウンテンゴリラの生息地。 森林と草原の接する地域であり、人が容易に立ち入れなかった為原生の自然が保たれた。100種を超える哺乳類や数百種の植物等が生息している。 密猟や内戦などで一時100頭程に減少したマウンテンゴリラであったが、世界の生息数の半数である300種まで回復...

    登録国 ウガンダ
    登録年 1994年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (x)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501983296_ルウェンゾリ山地.jpg

    ルウェンゾリ山地国立公園

    ウガンダの西部、コンゴ民主共和国との国境付近位置する国立公園。 アフリカ大陸第3の標高を持つ5,109mのマルゲリータ峰(スタンリー山)を含む。 氷河、湖、滝が点在し、数多くの絶滅危惧種の動物が生息し、様々な植物が生い茂っている。 コンゴ民主共和国の世界遺産「ヴィルンガ国立公園」とは隣接している。

    登録国 ウガンダ
    登録年 1994年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (x)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1495527896_lhasa.jpg

    ラサのポタラ宮歴史地区 

    チベット自治区ラサ市、チベット仏教の聖地とされるこの地に建立された寺院・宮殿。 「神の地」の意味を持つラサは、ソンツェン・ガンポ王が初めてチベットを統一し遷都したことから始まる。この場所でインドと中国の仏教文化を取り入れて発展した。 一度滅びたチベットだったが、ダライ・ラマが再度統一し紅山(マルポリ)にポタラ宮を築いた。その後中国に併合され...

    登録国 中国
    登録年 1994年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iv) , (vi)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493843605_imgF1492442094_ed33b20d2af31c2ad65a5854e245419eeb73e4c818b5184391f4c379a0ef_640.jpg

    屋久島

    九州最南端から約60kmの海上に位置する面積約500k㎡に位置し、山々が連なる山岳島である屋久島。 島面積の約20%にあたる約1万747haが世界遺産に登録されている。 植生は豊富で、象徴的なスギは樹齢千年以上のものが「屋久杉」と呼ばれる。 島内では1000m以上の高低差があり、亜熱帯性植物から冷温帯針葉樹林までが見られ、日本列島の自然が凝縮されている。 固有種も多く...

    登録国 日本
    登録年 1993年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (ix)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1502566040_姫路城.jpg

    姫路城

    豊臣秀吉、池田輝政、本多忠政らの手によって整備されてきた姫路城は白鷺城とも呼ばれ、17世紀初めの日本の城郭を代表する建造物である。 外見が美しいのもさることながら、建物の配置、らせん状に巡らされた曲輪、三重の水濠には難攻不落の砦として高度な設計思想が示されている。 売却や取り壊しの危機があったものの昭和の大修理を経て、現代にその姿を残している。

    登録国 日本
    登録年 1993年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1502271553_スロヴァキア-スピシュスキー城.jpg

    レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財

    スロバキアの高原にそびえる壮大な廃墟であるスピシュスキー城(スピシュ城)。 13~14世紀東欧の軍事・政治・宗教を象徴しているこの城塞は、ロマネスクやゴシック建築が特徴的であり東欧最大規模を誇っていた。 聖職者の居住地区として作られた城下町スピシュスケー・ボドフラジェには聖堂などの歴史的な建造物が残っている。 2009年、城塞の内側に造られたレヴォ...

    登録国 スロバキア
    登録年 1993年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498659652_13117980675_94511119d0_z.jpg

    トゥバタハ岩礁自然公園

    フィリピン諸島南西のパラワン島の東に位置する岩礁や珊瑚礁を含む自然公園。 手付かずの自然が残っており、鳥類の棲息地やウミガメの産卵地などになっている。 1993年に「トゥバタハ岩礁海中公園」として登録されたが、2009年に範囲が拡大され「トゥパタハ岩礁自然公園」と名称が改められた。

    登録国 フィリピン
    登録年 1993年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (ix) , (x)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498464346_castle-cesky-939861_640.jpg

    チェスキー・クルムロフ歴史地区

    チェコ・南ボヘミア州の、クルムロフ城などの建造物で知られる小都市。 13世紀に城館が築かれたことにはじまり、14世紀〜16世紀にかけて繁栄した。その美しさから「眠れる森の美女」や「世界一美しい街」などと称される。

    登録国 チェコ
    登録年 1992年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493761594_imgF1491878412_e032b1062ffc1c2ad65a5854e245419eeb73e4c818b518409df7c97da7ea_640.jpg

    フレーザー島

    オーストラリア東部クイーンズランドに位置する、砂で出来た島としては世界最大の島。 グレート・ディバインディング山脈で風化によって削られた砂がこの地に堆積することによって誕生した。現在も砂丘は風に運ばれて毎年数mずつ移動しているのが確認されている。 19世紀からヨーロッパ人による開発が行われ、先住民のバジャラが追いやられる事態となった。

    登録国 オーストラリア
    登録年 1992年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (viii) , (ix)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1496397532_Heraion.jpg

    サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿

    エーゲ海・トルコ沿岸にあるギリシャ領サモス島。 この島はピタゴラスの生誕地としても知られ、20世紀に旧名のティガニからピタゴリオに街の名前が変更された経緯を持つ。 ヘーラー神殿(ヘライオンとも)は女神ヘーラーを祀る神殿として紀元前に建てれたものである。

    登録国 ギリシャ
    登録年 1992年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493760950_imgF1491876148_5939654802_93d876726a_z.jpg

    ウジュン・クロン国立公園

    ウジュン・クロン国立公園はジャワ島西部に位置し、インドネシアとして初の国立公園として指定された熱帯植物が生い茂る場所である。 絶滅危惧であるバンテンやジャワサイなどの生息地として知られる。 1883年にクラカタウ火山が噴火したサイはこの地も大きな被害を受けた。

    登録国 インドネシア
    登録年 1991年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (x)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493760951_imgF1491876161_e834b50a21fc033ed95c4518b7484f91eb7fe6d304b0154894f8c67fa6e8b2_640.jpg

    コモド国立公園

    インドネシア南部にある小スンダ列島に位置し、主要3島であるコモド島・リンチャ島・パダール島を含む国立公園である。 世界最大のトカゲとして知られるコモドオオトカゲが棲息しており、他にも希少種のイルカ等がみられる。

    登録国 インドネシア
    登録年 1991年 分類 自然遺産
    登録基準 (vii) , (x)
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