負の遺産/仏教/墓 / 廟 の世界遺産
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世界遺産条約では定義されていないが、人類が犯した過ちを記憶にとどめ教訓とする遺産とされている。
例えば戦争や奴隷制、人種差別に関わる遺産を指すとされているが明確な定義が無いためにどれを含めるかに関してはそれぞれ見解が異なるところではある。
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古代都市ポロンナルワ
スリランカ北中部州に位置するポロンナルワは、11世紀初頭~13世紀半ばまでスリランカの首都であった。 12世紀後半にはパラークラマ・バーフ1世によって大改修が施され、最盛期を迎えた。 仏教都市として栄え、ガル・ヴィハーラの涅槃仏など現在でも多くの史跡が残っている。
登録国 スリランカ 登録年 1982年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (vi) -
ニョコロ=コバ国立公園
セネガル南東部に位置する、西アフリカ最大の国立公園である。 湿地帯のギニア森林と乾燥地帯のスーダン・サバンナとの移行地帯に位置する為両方の植生を持っている。 後を絶たない密猟の影響で2007年に危機遺産リストに記載された。
登録国 セネガル 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (x) -
ジュッジ国立鳥類保護区
セネガルを流れるセネガル川の三角州に位置する鳥類保護区。 地中海から300万羽もの渡り鳥が飛来することで知られ、ラムサール条約にも指定されている。 モモイロペリカンをはじめとした数百種の鳥類や、絶滅危惧種の哺乳類アフリカマナティも生息している。
登録国 セネガル 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
ニンバ山厳正自然保護区
ニンバ山は、ギニアとコートジボワールの国境に聳え立つ標高1,752mの山である。 サハラから吹く風やハルマッタンと呼ばれる砂嵐、大西洋からの季節風の影響もあって年間通して高温多湿である。 ニシコモチヒキガエルやコビトカバといった固有種が200種ほど生息していることで知られる。 1992年に危機遺産リストに登録された。
登録国 ギニア , コートジボワール 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群
タンザニア東部、アフリカ東海岸のインド洋に浮かぶ2つの小島。 旅人イブン・バットゥータや『失楽園』の作者であるジョン・ミルトンが自著でこの島について言及したことでも知られる。 12~15世紀に最盛期を迎えた、金や奴隷貿易で栄えたこの地には11~17世紀のアラビア風の町並みやイスラームの大モスク、宮殿や要塞といった建造物が残っている。
登録国 タンザニア 登録年 1981年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
セレンゲティ国立公園
タンザニア北部、ヴィクトリア湖東の三つの州にまたがるタンザニア最大の国立公園。 現地の言葉で「果てしなく続く平原」を意味するこのセレンゲティ国立公園は、世界で最も多くの哺乳類が生息する場所と言われており、アフリカのサバンナ地帯の中心に位置している。 1950年代よりドイツ人獣医ベルンハルト・グルメジック父子が世界にこの地の価値を様々な方法で伝えたことに...
登録国 タンザニア 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
マンモス・ケーヴ国立公園
ケンタッキー州中央部に位置する、世界一長いマンモス・ケーブを擁する国立公園である。 石灰岩により形成される典型的なカルストであり、多様な石灰地層の特徴を確認することができる。 絶滅危惧種であるケンタッキー・ケーブ・シュリンプという目のないエビが生息している。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (x) -
オリンピック国立公園
ワシントン州北西のオリンピック半島に位置する国立公園である。多様な生物を見ることができ、沿岸には多くの海洋生物、針葉樹の森にはワピチと呼ばれる大きな鹿が生息している。 オリンピック山脈は氷河に覆われており、中でも最高峰のオリンポス山が一際目を引く。 セオドア・ルーズベルトが国定公園として設立し、フランクリン・ルーズベルトの時代に国立公園にされた。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) -
ドゥルミトル国立公園
モンテネグロ、ディナル・アルプス山脈の延長線上にあるドゥルミトル山の国立公園。 標高2500mを超える険しい山岳地帯で、古代マツをはじめとした太古の植物群が見られ、中生代・新生代第三紀及び第四紀の体積地層があり、化石も多数発見されている。 1980年にモンテネグロ初の自然遺産として世界遺産登録され、2005年に登録範囲が拡大された。密漁等の問題はあるが現状危機...
登録国 モンテネグロ 登録年 1980年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (x) -
ハル・サフリエニ地下墳墓
マルタ島東部のパオラで紀元前2500年頃に作られたとされる地下墳墓。 世界で唯一残る先史時代の地下墳墓である。 地下三層構造になっており、第二層からは「眠れる貴婦人像」と呼ばれる副葬品の小僧が見つかっている。
登録国 マルタ 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
タフティ-バヒーの仏教遺跡群とサライ-バロールの近隣都市遺跡群
パキスタン北部、2世紀にクシャーン朝カニシカ王の命で建設された仏教寺院遺跡がタフティ・バヒー(タフテ・バヒー)である。 ガンダーラ平野を見下ろす場所に位置し、7世紀頃までインド密教の中心地として栄えた。 一方サライ・バロールは城壁によって守られた要塞都市だったとされていが、現在では一部を残すのみである。
登録国 パキスタン 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (iv)