イスラム教/古代都市/彫像 の世界遺産
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カミ遺跡群国立記念物
ジンバブエ高原、花崗岩で作られた建造物が並ぶ遺跡群。15世紀頃のトルワ国の首都として機能していた。 この地は大ジンバブエを放棄したロズウィ族が移り住んで都市を建設したと考えられており、後また放棄された。 中国やポルトガルの焼き物などが見つかっていることから、交易を行っていたことが窺える。
登録国 ジンバブエ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ハットゥシャ :ヒッタイトの首都
アンカラより東約150kmほどのトルコ中央部、標高約1000mのアナトリア高原に位置する城塞都市ハットゥッシャは、紀元前17〜前13世紀に小アジアで反映したヒッタイト王国の首都として知られる。紀元前12世紀頃に地中海より侵入してきた「海の民」に滅ぼされた。 ヤズルカヤ神殿や獅子の門、地下道、王宮など古代都市の遺構が残されている。 また、前13世紀にヒッタイト...
登録国 トルコ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸
アイルランド島の北端、ベルファストの北西約80kmに位置する石柱群を有する海岸。 6千万年前の地殻変動によりできた正六角形をした玄武岩の石柱が約8kmに渡って広がっている。その数4万本とも言われている。この珍しい奇景は巨人の石道という意味のジャイアンツ・コーズウェイと名付けられた。 また貴重な動植物の宝庫でもあり、多くの鳥類が生息している。
登録国 イギリス 登録年 1986年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
カジュラーホの建造物群
首都ニューデリーの南東約500km、カジュラーホにあるヒンドゥー教とジャイナ教の遺産群。 多くは10〜11世紀に繁栄した中央インドの王朝、チャンデーラ朝の時代に作られた。 寺院の外壁は、おおらかな性愛表現を含む官能的な多数の彫刻で飾られ、北インド独特の建築様式を伝えている。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
ファテープル・シークリー
アーグラの南西約40kmに、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが築いた都城である。 幾何学的な都市計画に基づき設計されたこの場所は、宮廷地区とモスク地区に分けられていた。モスク地区には寺院ジャーミ・マスジドや「偉大なる門」の意味を持つ ブランド・ダルワーザが当時のまま残る。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖域
ブラジル南東部、ミナス・ジェライス州にある歴史的な町コンゴーニャスはかつて金鉱で栄えた。 芸術家アレイジャジーニョによる彫刻が施されたボン・ジェズス・ジ・マトジーニョス教会堂が残っており、特にファサード前の石段に並んだ旧約聖書をモチーフとした彫像は彼の最高傑作のひとつとされている。
登録国 ブラジル 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)
南フランスのガール川をまたぐ紀元前19年頃に古代ローマの政治家アグリッパが建造を命じた水道橋。 古代ローマで水の供給は街作りに欠かせない要素であり、水源から約50km離れたネマウスス(ニーム)に給水するために作られた。 保存状態の良いこの水道橋は石灰岩で作られた3層のアーチを重ねたもので、高さ50m・全長275mにも及び、ローマ帝国時代の土木技術の水準の...
登録国 フランス 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
バゲルハットのモスクを中心とした歴史都市
バングラデシュ、クルナ地方の小都市バゲルハート西部にあるイスラーム遺跡。 15世紀にトルコ系の武将ハーン・ジャハーン・アリーの下で栄えたこの町には多くのモスクが建設された。 一節には360ずつのモスク、霊廟、池を作ったとも伝えられている。しかし建造物の多くは崩壊しており現在残っているのはおよそ50を数えるほどである。
登録国 バングラデシュ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
チャビン(古代遺跡)
ペルー共和国、アンデス山中の標高約3200mにある古代遺跡チャビン。 インカ以前、紀元前1500年頃〜前300年頃まで発展した、古代アンデスのチャビンの遺跡である。 アンデス山脈の谷間に、石積みの神殿やランソン像と呼ばれる高さ4.5mの槍のような形の石像、「チャビンネコ」という翼を持ったジャガーの彫像などが残されている。
登録国 ペルー 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
スヴェシュタリのトラキア人の墳墓
ブルガリア北東部、スヴェシュタリにある古代墳墓。 紀元前3世紀に作られたものであり、直径70mの墳丘の内部に王と王妃の遺体が安置されていた玄室があり、壁に10体のカリアティードと呼ばれる女性の彫像が配置されている。 この墳墓の装飾はトラキア文化とヘレニズム文化の融合したものであり、その点が評価されている。
登録国 ブルガリア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
イスタンブール歴史地域
トルコ北西部、ヨーロッパとアジア大陸の接点に位置しボスポラス海峡にまたがるイスタンブールは、ローマ帝国、ビザンツ帝国、そしてオスマン帝国の首都だった歴史をもつ都市。 歴史上数多くの名で呼ばれたことでも知られ、ビザンティウム、コンスタンティノープル、イスタンブルなどと支配者によってその名は変遷してきた。 現在でこそトルコ共和国の首都はアンカラに遷都さ...
登録国 トルコ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
ディヴリーイの大モスクと病院
トルコ、中央アナトリア地方スィヴァス県に位置するディブリーイ。この地に建設された複合建築である大モスクと病院が世界遺産登録された。 1229年に建築された大モスクには病院が併設されており、イスラームとアナトリアの文化を融合させたルーム・セジューク朝時代の建築の代表作とされている。
登録国 トルコ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
ケルクアンの古代カルタゴの町とその墓地遺跡
チュニジア北東部、ボン岬の近くにあったカルタゴの都市遺跡ケルクアン。 この都市は紀元前3世紀に起きた第一次ポエニ戦争で壊滅し、その後再建されなかったため当時の街がそのまま残されていた。古代都市と共同墓地の遺跡が登録範囲である。
登録国 チュニジア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii)