氷河/絶滅危惧種/城・宮殿 の世界遺産
選択した項目: 氷河/絶滅危惧種/城・宮殿
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シントラの文化的景観
リスボンに隣接する、「エデンの園」と謳われた古都シントラ。 12世紀にイスラーム勢力からアフォンソ1世がリスボンを奪還したことによってこの地もキリスト教の街となった。 周囲の山を含め一帯の城や宮殿が登録対象となっており、建物はとてもユニークなものがみられる。この地の庭園などは欧州の景観設計に大きな影響を与えたとされており、文化的景観として認められた。
登録国 ポルトガル 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) -
サン・アグスティン遺跡公園
コロンビア南東、アンデス山脈の中腹に見つかったサン・アングスティン遺跡。 最古のもので紀元前6世紀にまで遡るこの遺跡は、古代遺跡としては南米最広範囲に渡って400もの石像が点在している。 神話の中の神々や動物や人がデフォルメされた等身で表現されるなど様々なスタイルで作られているこれらは、宗教的モニュメントであったと考えられている。
登録国 コロンビア 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
エディンバラの旧市街と新市街
スコットランドの首都として栄えたエディンバラの、中世の町並みを今に伝える旧市街と18世紀以降に整備された新市街からなる。 象徴的にそびえるエディンバラ城はノルマン様式で再建されたものであり、現在は軍事博物館になっている。城の東には現在も王室が居住するホリールードハウス宮殿が建っている。 一方の新市街は建築家ジェムズ・クレイグにより設計さ...
登録国 イギリス 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ルウェンゾリ山地国立公園
ウガンダの西部、コンゴ民主共和国との国境付近位置する国立公園。 アフリカ大陸第3の標高を持つ5,109mのマルゲリータ峰(スタンリー山)を含む。 氷河、湖、滝が点在し、数多くの絶滅危惧種の動物が生息し、様々な植物が生い茂っている。 コンゴ民主共和国の世界遺産「ヴィルンガ国立公園」とは隣接している。
登録国 ウガンダ 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
ブウィンディ原生国立公園
ウガンダ南西部に位置し、面積は約3万2000haに及ぶブヴィンディ原生国立公園は世界でも屈指のマウンテンゴリラの生息地。 森林と草原の接する地域であり、人が容易に立ち入れなかった為原生の自然が保たれた。100種を超える哺乳類や数百種の植物等が生息している。 密猟や内戦などで一時100頭程に減少したマウンテンゴリラであったが、世界の生息数の半数である300種まで回復...
登録国 ウガンダ 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
ラサのポタラ宮歴史地区
チベット自治区ラサ市、チベット仏教の聖地とされるこの地に建立された寺院・宮殿。 「神の地」の意味を持つラサは、ソンツェン・ガンポ王が初めてチベットを統一し遷都したことから始まる。この場所でインドと中国の仏教文化を取り入れて発展した。 一度滅びたチベットだったが、ダライ・ラマが再度統一し紅山(マルポリ)にポタラ宮を築いた。その後中国に併合され...
登録国 中国 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) , (vi) -
クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街
旧東ドイツ南東部ザクセン地方に位置する都市。 10世紀頃には東フランク王ハインリヒ1世の宮殿が建てられ同国の首都となり、中世からは交易都市として繁栄した。 旧市街にはハーフティンバー方式で建てられた木造軸組の美しい建物が1200軒ほど立ち並び中世ヨーロッパの街並みを残している。また聖セルバティウス教会は重厚なロマネスク建築様式の傑作である。
登録国 ドイツ 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ロス・カティオス国立公園
コロンビア北西部、パナマ国境近くに広がりチョコ平原を流れるアトラト川流域の熱帯雨林に覆われた7万2,000haにも及ぶ広大な国立公園。 ちょうど中米と南米の境界にあたり、両者の生態系が混在していることで極めて多種多様な生物を見ることができる。オセロットやカピバラ等の特徴的な生物や、また多くの絶滅危惧種の存在が確認されている。 2009年から2015年までは不法伐採...
登録国 コロンビア 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ビルカとホーヴゴーデン
スウェーデンの首都ストックホルム西方に位置するメーラレン湖に浮かぶ二つの島に残るヴァイキングの遺跡。 ビョルケー島にはビルカの遺跡が、アルデスエー島にはホーブゴーデンの遺跡が残る。
登録国 スウェーデン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財
スロバキアの高原にそびえる壮大な廃墟であるスピシュスキー城(スピシュ城)。 13~14世紀東欧の軍事・政治・宗教を象徴しているこの城塞は、ロマネスクやゴシック建築が特徴的であり東欧最大規模を誇っていた。 聖職者の居住地区として作られた城下町スピシュスケー・ボドフラジェには聖堂などの歴史的な建造物が残っている。 2009年、城塞の内側に造られたレヴォ...
登録国 スロバキア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ホヤ・デ・セレンの古代遺跡
エルサルバドル、ラ・リベルタ県に位置するマヤの集落跡。ホヤ・デ・セレンは「セレンの宝物」を意味する。 6世紀末にロマ・カルデラ火山が噴火したことにより火山灰に埋もれていた。 当時の農耕生活を今に伝える貴重な遺跡である。
登録国 エルサルバドル 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
エル・タヒンの古代都市
メキシコ湾岸にほど近い場所に築かれた都市遺跡エルタヒンは、トトナナカ人ないしワステカ人が建設した9世紀から13世紀に繁栄した。 365個の壁龕(古典的建築意匠で、へこみのようなもの)を持つ壁龕のピラミッドで知られており、これはカレンダーのような機能を有していたとみられている。
登録国 メキシコ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
九寨溝の渓谷の景観と歴史地域
四川省成都の北400kmに位置する九寨溝は、岷山山脈中の秘境として知られ、渓谷・湖沼・瀑布が点在する景勝地である。 100以上ある湖の中で、特に「五花海」は美しいとされている。 またジャイアントパンダ・レッサーパンダ・金絲猴等の貴重な動物が生息する保護区ともなっている。
登録国 中国 登録年 1992年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) -
武陵源の自然景観と歴史地域
湖南省西部、張家界に位置する。 森林公園や風景区として保護されている広大な地域に連なる高さ数百メートルにも及ぶ珪岩の柱。「奇岩の森」とも呼ばれるこの風景が武燎原の特徴である。 その一種異様で息を飲む自然美もさることながら、チュウゴクオオサンショウオなどの絶滅危惧種の生息地としての側面もある。
登録国 中国 登録年 1992年 分類 自然遺産 登録基準 (vii)