(iv) 危機遺産/シリアルノミネーションサイト/国立公園 の世界遺産
選択した項目: (iv), 危機遺産/シリアルノミネーションサイト/国立公園
「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録されている遺産を指す。
登録遺産が重大かつ明確な危険にさらされており、世界遺産条約に基づく援助が当該遺産に要請されているなどした場合、世界遺産委員会により危機リストに登録される。
リストに登録されると世界遺産センターや各国政府、民間企業などから財政的及び技術的支援を受けることが出来る。
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アッピア街道:街道の女王
英名:Via Appia. Regina Viarum 古代ローマ時代に建設された全長約580kmの主要街道。ローマとアドリア海沿岸のブリンディジを結び、「街道の女王」と称される。優れた土木技術と設計により、軍事的・戦略的な目的で築かれたが、沿道の都市の発展や新たな集落の形成、農業生産や貿易の促進にも寄与。ラツィオ州、カンパニア州、バジリカータ州、プーリア州にまたがる複数の遺構が一つ...
登録国 イタリア 登録年 2024年 分類 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
港湾都市オデーサの歴史地区
英名:The Historic Centre of Odesa ウクライナ南部、黒海に面した港湾都市であり古来より経済・文化の交流地として繁栄してきた。 2022年10月に、ロシアとの戦争によって危機的状況にあるとして時のウクライナ大統領であるゼレンスキー氏がユネスコへ向けたオンラインスピーチをし、オデーサ世界遺産登録への要望が公表された。 その後2023年1月に緊急手続きによって世界文化遺産...
登録国 ウクライナ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
古代サバ王国のランドマーク、マアリブ
英名:Landmarks of the Ancient Kingdom of Saba, Marib イエメン西部、首都サナアの東120kmに位置するマアリブ(マリブ)にある古代サバ王国時代の7つの遺跡。 紀元前1世紀から西暦630年頃にイスラムが到達するまでのものであり、都市集落・城壁・寺院などのほか南アラビアで特筆すべき古代オアシスであったことが評価された。 紛争によって破壊の危険が迫っていることから、202...
登録国 イエメン 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
トリポリのラシード・カラーミー国際見本市
英名:The Rachid Karameh International Fair of Tripoli 1962年トリポリの歴史的中心部とアルミナ港の間にある70ヘクタールの敷地に造られた、ブラジル人建築家オスカーニーマイヤー設計の国際見本市。 オスカーニーマイヤーとレバノンのエンジニア達との大陸間交流によって生み出された例として、また中近東の近代建築の顕著な例として認められている。 2023年1月、保存状態の悪...
登録国 レバノン 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ロシア・モンタナの鉱山景観
英名:Roșia Montană Mining Landscape ルーマニア西部アプセニ山地のあるアルバ郡に位置する、古代ローマ時代以来の鉱山。 西暦2世紀頃にはローマ人によって500トン余りの金が採掘され、掘られた地下通路は7kmに達した。 2018年の第42回世界遺産委員会では登録勧告から一転「情報照会」決議となり登録を逃したが、2021年第44回世界遺産委員会で登録と同時に危機遺産リスト入りし...
登録国 ルーマニア 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
コートジボワール北部のスーダン様式モスク群
英名:Sudanese style mosques in northern Côte d’Ivoire コートジボワール北部に残るスーダン様式のモスク群。 テングレラ、コウト、ソロバンゴ、サマティギラ、メボンゲ、コング、カウアラにある8つで構成される。 17〜19世紀に作られたこれらは、西アフリカのサバンナ地域特有の日干しにした土と突き出た木の杭から出来ている。
登録国 コートジボワール 登録年 2021年 分類 登録基準 (ii) , (iv) -
ローマ帝国の国境線 - 低地ゲルマンリーメス
英名:Frontiers of the Roman Empire – The Lower German Limes ドイツのレニッシュ山塊からオランダの北海沿岸まで約400kmに渡りライン川の左岸に沿って続いているローマ時代の一連の遺産。砦や塔、基地や道路などが地中に埋まっている。 別登録遺産として、イギリスとドイツのトランスバウンダリーサイトとして同じ「ローマ帝国の国境線」が先立って登録されている。
登録国 ドイツ , オランダ 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
リュブリャナのヨジェ・プレチニック作品群 - 人間中心のアーバンデザイン
英名:The works of Jože Plečnik in Ljubljana – Human Centred Urban Design スロベニア中部に位置する同国の首都、リュブリョナにおいて第一次世界大戦と第二次世界大戦の間に建築家/都市計画家ヨジェ・プレチニックによって行われた都市計画。プロパティは7つの公共施設、公共機関によって構成されている。 一人の建築家によって限られた時間・空間の中で実現された都市計画と...
登録国 スロベニア 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ボローニャのポルチコ群
英名:The Porticoes of Bologna イタリア北部の都市ボローニャに残る柱廊玄関のアンサンブルとその周辺、合計12個の要素で構成されるシリアルノミネーションサイト。12世紀から現在までに至る、市内の62kmにおよぶアーケードの中でも代表的な部分である。 第44回世界遺産委員会において、事前勧告では「登録延期」だったが本決議で登録となった。
登録国 イタリア 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ウェールズ北西部のスレート関連景観
英名:The Slate Landscape of Northwest Wales イギリス、ウェールズに残るスレートの採石場関連遺産。 この地では1780年代から20世紀初頭に渡ってスレート(粘板岩)の採掘技術や施設などが発達した。採石場、鉱山、産業遺跡、集落から港までの一連のプロパティがシリアルノミネーションとして登録されている。
登録国 イギリス 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ローマ帝国の国境線-ドナウのリーメス(西部分)
英名:Frontiers of the Roman Empire – The Danube Limes (Western Segment) オーストリア、ドイツ、スロバキアにまたがるローマ時代の一連の遺産。道路、要塞とそれに関連する集落から軍の一時的なキャンプまでが範囲。 別登録遺産として、「ローマ帝国の国境線」および「ローマ帝国の国境線 - 低地ゲルマンリーメス」が存在する。 2021年の第44回世界遺産において、事前勧告では...
登録国 オーストリア , ドイツ , スロバキア 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
ヘブロン/アル=ハリール旧市街
英名:Hebron/Al-Khalil Old Town パレスチナ、エルサレムの南にあるユダヤ・キリスト・イスラームの聖地。それら3宗教の祖とされるアブラハムの墓がある。マクペラの洞穴でも知られている。 2017年の世界遺産委員会で緊急的登録推薦という例外的な方法で推薦・審議され、世界遺産登録と同時に危機遺産リストに入れられた。
登録国 パレスチナ 登録年 2017年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
ナン・マドール:東ミクロネシアの儀式の中心地
ミクロネシア連邦のポンペイ州に位置するナン・マドール(現地の言葉ではナンマトル)は、玄武岩とサンゴの巨礫岩の壁で作られた多くの人工島の遺跡。 13世紀から15世紀の間に建てられた石造りの宮殿や寺院、墓所や居住地域が残っており、シャウテレウル朝の宗教的儀式の中心地とされる。 泥が沈殿しそこから生えるマングローブが遺跡を覆い尽くしている状況が懸念され危機遺産リス...
登録国 ミクロネシア連邦 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vi) -
アンテケーラのドルメン遺跡
スペインの南部アンダルシア地方・アンテケーラ(アンテケラとも)に残るヨーロッパの先史時代を代表する巨石群。 ドルメンとは先史時代の巨石遺跡であり、登録されたのはアンダルシア地方中心部のメンガとヴィエラの両ドルメン、およびエル・ロメラルの円形墳の3つの巨石記念物と、2つの山。 これらの巨石建造物は、新石器時代から青銅器時代にかけて築かれ、まぐさ石による屋根や...
登録国 スペイン 登録年 2016年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
シェラン島北部のパル・フォルス狩猟景観
デンマーク、首都コペンハーゲンのあるシェラン島の北部に位置する。 旧王室の狩猟用に供されていた「ストア・デュアヘーヴェ」と「グリブスコウ」という森と、森をつなぐ道の跡、旧王室の狩猟場だった「イェーヤスボー樹林の狩猟公園」を含む遺産群。 パル・フォルス式という騎乗し猟犬を伴う狩猟方法が用いられていた。建造物などはバロック様式で作られている。
登録国 デンマーク 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ
フランス北東部、シャンパーニュ地方は17〜19世紀にボトルの中で二次発酵させるスパークリングワイン(シャンパン)の生産方法が開発・確立された土地として世界的に有名。 ブドウ畑をはじめとして家屋や地下貯蔵庫等、ワインの生産から流通までを担う機能を持った周辺地域が独特な農工業景観を形成している。
登録国 フランス 登録年 2015年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi)