(iv)/(vii)/(viii) 中国 の世界遺産
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(iv)/(vii)/(viii), 中国
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英名:Beijing Central Axis: A Building Ensemble Exhibiting the Ideal Order of the Chinese Capital
北京市の中心を貫く南北約7.8kmの中軸線。13世紀に整備が始まり、紫禁城、天安門、天壇、鐘楼・鼓楼などが配置された。中国の伝統的な都市計画理論に基づき、「中」と「和」の哲学を体現。紫禁城は1987年に「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮群」として世界遺産に登録され、2024年に...
英名:Quanzhou: Emporium of the World in Song-Yuan China
中国南東部、福建省に位置する泉州は宋と元の時代に中国において世界貿易の中心地であった。
ヨーロッパやアラブからザイトンと呼ばれるこの地は、海のシルクロードの拠点として漢族、アラブ人、ペルシャ人などが行き交う貿易都市となっていき、モスクが作られるなど国際化していった。
登録国
中国
登録年
2021年
分類
文化遺産
登録基準
(iv)
英名:Archaeological Ruins of Liangzhu City
中国浙江省杭州市良渚(りょうしょ)で発見された長江文明のひとつとされる良渚文化の遺跡。後期新石器時代、およそ紀元前3,300〜2,300年頃のものと考えられている。
稲作を経済基盤とし、信仰を共有することで形成された初期の地域国家の証明、また中国文化の起源として評価された。
英名:Kulangsu: a Historic International Settlement
中国福建省厦門(アモイ)市に位置し、コロンス島とも呼ばれる島。
租界という行政自治権を持った外国人居留区が設けられた場所であり、特にこの地は万国共同租界だったことで知られている。件の歴史により各国の文化と現地の文化の混ざった独特な街並みを残している。
登録国
中国
登録年
2017年
分類
文化遺産
登録基準
(ii)
, (iv)
英語名:Qinghai Hoh Xil
カナ:チンハイココシリ
中国青海省フフシル(可可西里という漢字からココシリとも)は、高原としては世界最大であるチベット高原のチベット人居住区である。
年間平均気温は零度以下で、絶滅危惧種チベットアンテロープ が生息しており、また動植物共に固有種の宝庫。
登録国
中国
登録年
2017年
分類
自然遺産
登録基準
(vii)
, (x)
中国の8つの省に渡り、北京から浙江省にまで至る総延長2000kmにも及ぶ大運河。世界遺産の対象となっているのは6省1000km程の運河と関連遺跡である。
5世紀から開削が始まり7世紀、隋の煬帝の時代に完成した。中国の主要河川である黄河や長江を相互に結んでおり、この運河が中国の経済と文化交流にもたらした影響は計り知れない。特に有名なのは黄河と淮河を結ぶ通済渠 である。
新疆ウイグル自治区内、大山脈の乾燥地帯。中国西部に位置し、世界最大の山脈のひとつである天山山脈は、乾燥した独特の産地生態系を見せる。
雪を被る山々や森林に草原、氷河、湖や赤い岩肌の渓谷等が多彩な景観を作り出している。
乾燥地帯の山地生態系の遷移の研究の場ともなっている。
中国雲南省の澄江において、いわゆるカンブリア爆発の痕跡を示す化石が完全な形で多数出土した。
5億3000万年前のカンブリア紀前期の特徴を示すこれらの化石は、藻類・海面動物門をはじめとして脊索動物門まで16門、およそ200種におよび、現在の地球上に見られる生物分類群をほぼ網羅しているとされる。
登録国
中国
登録年
2012年
分類
自然遺産
登録基準
(viii)
現在の内モンゴル自治区、モンゴル高原東南端に位置する上都(ザナドゥ)は、フビライ・ハン が建設した最初の首都で、後に元朝の夏の首都にもなった。
都市自体は中国の風水思想に基づいて建設された。
この遺跡は北の遊牧文化と中国以南の農耕文化の融合を示す重要な遺産である。
構成遺産地域は6ヵ所から成り、中国南西部の亜熱帯地域 に位置している。
丹霞とは赤い堆積層が土地の隆起や風化・浸食などの要因を受けて形成された景観のことである。丹霞山に由来する。
また、この急峻な地形は亜熱帯の常緑広葉樹林を保全するのに寄与しており、数百種の希少種・絶滅危惧種などを含む多くの動植物がみられる。
山西省に位置する五台山は字の如く「5つの台地を持った山」という意味である。
中国国内では最も早く仏教が栄えた、文殊菩薩の聖地 とされている。
唐時代の木造建築のなかで最も高くそびえる佛光寺の東大殿には等身大の塑像があり、明時代の殊像寺の巨大な壁画は、五百羅漢像を配し、三次元で山河が描かれている。
福建省南西部の約120kmの範囲にわたって点在する46棟の土楼(伝統的な円形の集合住宅)群。
これらは漢民族である客家 が12世紀から20世紀にかけて伝統的に作ってきたもので、外側は土壁、内側は木造である。
主に同一性の集団が生活し、外敵の侵攻を防ぐ要塞としての役割も兼ねていた。
江西省の北東に位置する懐玉山脈の西に、229.5k㎡に渡って広がっている。
三清山の名前の由来は「三山(玉京、玉虚、玉華)の様子が険しく、あたかも三清が頂上に座しているようだ(三峰峻抜、如三清列坐其巓)」という一節から取られている。
花崗岩の石柱が、人や動物の様に見える独特の景観が特徴的である。特に標高1817mの懐玉山 では、ハロー現象(雲がかかった太陽の周...
登録国
中国
登録年
2008年
分類
自然遺産
登録基準
(vii)
広東省開平一帯の田園地帯には、望楼と呼ばれる堅固な塔状の建造物が1800程棟点在し、中でも4村落の20棟が遺産に登録された。
見張り塔であり、避難所や家屋などの役割を備えた望楼は主に5〜6階の建てで、石や日干しレンガ、粘土、コンクリートなどで作られた。
16世紀の明代に建設が開始されたが、ピークは19世紀から20世紀初頭だった。
これらの建設の資金を援助したのは世界各国...
約55万㎢ともいわれ、世界最大級として知られる中国南部カルスト。中生代三畳紀より形成され続けているという。
2007年に石林(雲南省)、茘波(貴州省)、武隆(重慶市)の3ヵ所約480㎢が登録され、その後2014年に桂林 (広西壮族自治区)の4ヵ所約500㎢が追加登録された。
塔状カルストや円錐カルスト、塔状カルスト、石柱カルスト、カルスト台地など多様性が特徴的である。
殷墟(いんきょ)とは中国最古といわれる古代都市遺構である。
北京の南、安陽市の西北約3㎞に位置し、期殷王朝後期、最後の首都として、紀元前1300年頃~紀元前1046年まで栄えた都市。
ここで使われていた甲骨文字 は世界最古の文字の一つとされ、青銅器や暦なども発見されていることから当時の技術・科学のレベルは相当であったと考えらえている。
中国珠江河口、いわゆる珠江デルタに位置するマカオは古来より国際交易の要衝であった。
16世紀半ばから中国に返還された1999年まで、ポルトガルの統治下にあったことにより東洋と西洋の文化が入り混じっている。歴史地区内には教会、廟、要塞など多岐に渡る構成遺産があり、特に セント・ポール大聖堂 、媽閣廟、ギア要塞などは有名な観光スポットにもなっている。
主に吉林省と遼寧省に分布する高句麗王国の遺産群である。
中国東北部から朝鮮半島北半部にかけて、紀元前1世紀後半から紀元後668年まで栄えた高句麗王国の遺構を残す。第19代、好太王 を称えた石碑は古代日本を知る重要な史料とされている。
北朝鮮の「高句麗古墳群」とともにこちらも中国側として世界遺産登録された。
雲南省北部のデチェン蔵族自治州及び怒江リス族自治州を流れる三つの川、揚子江(金沙江)・メコン川(瀾滄江)・サルウィン川(怒江)周辺の15にも及ぶ保護区である。伝説のシャングリラの場所とされている。
地域内の気候は多様で、それによって豊かな植生が作られており多数の固有種や絶滅種をみることができる。
山西省北部、大同市の中心部から西へ約15キロの武周山南麓に位置する仏教石窟群である。
およそ40もの石窟が1kmに渡って集中し作られている。
最初期に作られた曇曜五窟 は中国芸術の古典的傑作とされる。