仏教/城・宮殿/先史時代 の世界遺産
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北京原人化石出土の周口店遺跡
北京から南西に約50kmに位置する周口店は東アジア最大の旧石器時代の遺跡。 1921年、ここで発見されたのが、シナントロプス・ペキネンシス(いわゆる北京原人)である。さらに周口店では、北京原人よりも現代人に近い山頂洞人の遺跡も見つかっている。
登録国 中国 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ファテープル・シークリー
アーグラの南西約40kmに、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが築いた都城である。 幾何学的な都市計画に基づき設計されたこの場所は、宮廷地区とモスク地区に分けられていた。モスク地区には寺院ジャーミ・マスジドや「偉大なる門」の意味を持つ ブランド・ダルワーザが当時のまま残る。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
ストーンヘンジ、エイヴベリーの巨石遺跡と関連遺跡群
イングランド南部ソールズベリー平原にある、ストーンサークル(環状列石)の巨石遺跡。 ブルー・ストーンの名で呼ばれる青みがかった立石や、トリリトン(三石塔)を配置したものなど、主に3つの時期にいくつかのタイプのサークルが作られた。古くは紀元前3100年からのものがみられ、新しいものでも前1100年頃のものである。 建設目的は宗教儀式の場、墓、天文台など...
登録国 イギリス 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
グウィネズのエドワード1世の城群と市壁群
イギリス西部、ウェールズ地方に位置するグウィネズの城郭群は、13世紀後半にウェールズ公国を征服したイングランドのエドワード1世によって建設されたボーマリス城(ビューマリス城)・カーナヴォン城・コンウィ城・ハーウィー城という4つの城郭群である。 征服にあたり激しく抵抗したグウィネズの反抗を抑えるために多くの城郭が建設された経緯を持つ。環状だったことからアイア...
登録国 イギリス 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
カジュラーホの建造物群
首都ニューデリーの南東約500km、カジュラーホにあるヒンドゥー教とジャイナ教の遺産群。 多くは10〜11世紀に繁栄した中央インドの王朝、チャンデーラ朝の時代に作られた。 寺院の外壁は、おおらかな性愛表現を含む官能的な多数の彫刻で飾られ、北インド独特の建築様式を伝えている。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
パハルプールの仏教寺院遺跡群
バングラディシュ北西部に位置する仏教寺院遺跡。 ソーマプラ大僧院は8世紀末にパーラ王朝2代目のダマルパーラ王が創建した。 177室の僧坊に取り囲まれた約300m四方の敷地には、中庭に大塔が建っている。 基壇には数多くのレリーフが残されている。
登録国 バングラデシュ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (vi) -
ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖域
ブラジル南東部、ミナス・ジェライス州にある歴史的な町コンゴーニャスはかつて金鉱で栄えた。 芸術家アレイジャジーニョによる彫刻が施されたボン・ジェズス・ジ・マトジーニョス教会堂が残っており、特にファサード前の石段に並んだ旧約聖書をモチーフとした彫像は彼の最高傑作のひとつとされている。
登録国 ブラジル 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
スヴェシュタリのトラキア人の墳墓
ブルガリア北東部、スヴェシュタリにある古代墳墓。 紀元前3世紀に作られたものであり、直径70mの墳丘の内部に王と王妃の遺体が安置されていた玄室があり、壁に10体のカリアティードと呼ばれる女性の彫像が配置されている。 この墳墓の装飾はトラキア文化とヘレニズム文化の融合したものであり、その点が評価されている。
登録国 ブルガリア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
セゴビア旧市街とローマ水道橋
スペインのマドリードからおよそ90kmに位置するセゴビアに残る旧市街と水道橋。 主に3つの特筆すべき遺産があり、一つ目はローマ時代に建設された象徴的な水道橋、ニつ目は白雪姫の城のモデルにもなったアルカサル(王宮)、三つ目は16世紀から200年もの年月をかけて建設されたカテドラル(司教座大聖堂)である。
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画
スペイン北部に位置する、1985年に登録されたアルタミラ洞窟と後に追加された17カ所の装飾洞窟。 紀元前3万5000年〜紀元前1万1000年の旧石器時代後期に洞窟の深い場所に描かれ、気候の影響をほとんど受けず良好に保たれていた。 先史時代からの優れた伝統と、芸術的才能を表すものとして大変貴重である。マグダレニアン美術の代表例とされており、岩肌の凹凸を活かしぼかしを...
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群
リビア南西部の砂漠地帯で、アルジェリアとの国境近くに位置する、古くは紀元前12000前から紀元付近までに残された多数の岩絵群。 古いものから新しくなるにつれ①ゾウやキリンなどの大型の哺乳類の絵②狩猟の様子③家畜を放牧する様子④ラクダ等の砂漠の様子、と変遷しており同じ地でありながら時代によって生活様式や気候が変わったことを知ることができる。
登録国 リビア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii)