キリスト教/絶滅危惧種/旧市街・歴史地区 の世界遺産
選択した項目: キリスト教/絶滅危惧種/旧市街・歴史地区
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ニュージーランドの亜南極諸島
ニュージーランドの南東、南極海上の五つの島嶼群(アンティポデス諸島、スネアーズ諸島、バウンティ諸島、オークランド諸島、キャンベル島)から構成される自然遺産。 寒流と暖流が交わることから大量のプランクトンが発生しそのため魚類が豊富である。さらに食物連鎖で魚を食す鳥が集まることから多様な生態系が確認できる。とりわけ海鳥やペンギンが豊富である。 また、絶滅危惧...
登録国 ニュージーランド 登録年 1998年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区
スペインの首都マドリードから東に約30kmほどの地に建設された中世の学園都市。 16世紀の初めに、シスネロス枢機卿が欧州初の大学であるアルカラ・デ・エナレス大学をこの地に作らせた。特に語学教育に優れており、ラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語など数カ国語に対応した多言語対訳聖書を世界で初めて刊行するなどその業績は目覚ましかった。 サン・ディアゴ広場に面して立...
登録国 スペイン 登録年 1998年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
ホラショヴィツェの歴史的集落
チェコ共和国南部、南ボヘミア州の中心部に位置するホラショヴィツェは、保存状態の良い近世ボヘミアの典型的集落。 13世紀の中頃にボヘミア王がヴィシー・プロト修道院に寄進した土地であり、18~19世紀にかけて南ボヘミアのバロック様式で作られた民家などが農村の景観に溶け込んでいる。 現在では120棟の民家や23の農場の付属建造物が残っている。
登録国 チェコ 登録年 1998年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
フランドル地方のベギン会修道院
ベルギー北西部のフランドル地方各地に点在する複数の修道院。 ぺギン会とは12世紀にリエージュで始まった半聖半俗の女子共同体であり、これ以降西欧や北欧でも普及することになった。 13世紀にルーヴェンに作られたペギン会の建物はベルギー最大のものであり200人が生活を送っていたとされている。
登録国 ベルギー 登録年 1998年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
トラコタルパンの歴史遺跡地帯
メキシコ湾岸のスペイン植民市の河川港であるトラコタルパンは、15世紀中頃にパパロアパン川のほとりに建設された。 保存状態の良い中世初期の都市景観は、スペインコロニアル様式とカリブ地域との伝統を巧みに融合させたものである。鮮やかな建物、効果的に配置された樹木、幅の広い道など特筆すべき点が多い。
登録国 メキシコ 登録年 1998年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
アルタイのゴールデン・マウンテン
南シベリアのアルタイ山脈は、二つの大河の源流であり、中国やモンゴルに跨る。そのうちテレツコヤ湖、ベルーカ山、ウコック高原を中心とする地域が登録対象で、総面積は約161万haにおよぶ。 この地域は、ステップから高山植物までの、シベリア中部の高度による植生の変化を顕著に残すことが評価されている。また、ユキヒョウやアルタイ・アルガリといった絶滅危惧種の生息を確認する...
登録国 ロシア 登録年 1998年 分類 自然遺産 登録基準 (x) -
アクィレイアの遺跡地域とバシリカ総主教聖堂
紀元前181年、イタリア北部ポー平原に建設された植民市アクィレイア。 初期ローマ帝国において繁栄したが、アッティラによって5世紀頃滅ぼされた。後に東方正教会の中央ヨーロッパへの布教地点となり、中欧への伝道に重要な役割を果たした。 バシリカは4世紀の建築物の廃墟の上に11世紀に再建されたもの。バシリカ周辺の発掘では、ローマ時代の遺跡も発見されている。
登録国 イタリア 登録年 1998年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場
イタリア北部、モデナに築かれた大聖堂と鐘楼、そしてグランデ広場。 12世紀に85年もの年月をかけて建立されたこの大聖堂は初期ゴシック建築、イタリア・ロマネスク建築の代表的な遺講として知られている。設計者はロンバルディアの建築家ランフランコである。鐘楼にはギルランダと呼ばれる花飾りがあるためギルランディーナと呼ばれる。
登録国 イタリア 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)
モロッコ北端の街テトゥアンの旧市街は、レコンキスタの後にイスラム・ユダヤ両教徒によって再建された城塞都市。白い街並みが特徴的である。 スペインに近くアンダルシア地方の影響を受け国内でも独自の文化を醸成しており、これはスペイン・ムーア文化と呼ばれるものである。
登録国 モロッコ 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) -
サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群
スペイン中北部、サン・ミジャン・デ・ラ・コゴージャにある二つの修道院。 6世紀中頃に聖ミジャン(聖エミリアヌス)ゆかりの聖地として巡礼の対象となり、ロマネスク様式教会がこのの地に建設されることになった。 カスティーリヤ語発祥の地とも言われており、同言語で書かれた最古の文献「サン・ミジャンの注記」が発見されている。
登録国 スペイン 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
サン・ルイス歴史地区
ブラジル北東部に位置するサンルイス歴史地区であり、かつて砂糖や綿花の貿易港として栄えた。 この地はブラジルで唯一フランス人が建設した街である。その後オランダやポルトガルなど支配を変えたことでも知られる。 中心部には、当初の基盤目模様の街路設計が完全な形で残されている。20世紀初期に経済不況が起こったため多数の歴史的建造物が生き残っている。
登録国 ブラジル 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v)