文化的景観/墓 / 廟/集落 の世界遺産

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端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

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    ホルトバージ国立公園-プスタ

    ハンガリー東部、ドナウ川と支流ティサ川流域に広がるプスタ(大平原:プッツァとも)。 ホルトバージの町を含んだその一部は「ホルトバージ国立公園」に指定されている。 森林はなく湿地帯で池や沼地、川が多く、大平原の草地が広がっている。街の近くにはハンガリー最古の石橋や歴史的建造物が残り、一帯が文化的景観として認定されている。

    登録国 ハンガリー
    登録年 1999年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv) , (v)
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    カディーシャ渓谷(聖なる谷)と神のスギの森(ホルシュ・アルツ・エル-ラーブ)

    レバノン北部に位置するレバノン山脈のカディーシャ渓谷は、初期キリスト教の修行地の一つである。 近くにはレバノン杉数少ない群生地があり、古代の宗教的建造物の建材として用いられていた他、同国の国旗にも描かれているほど象徴的な木である。

    登録国 レバノン
    登録年 1998年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
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    ホラショヴィツェの歴史的集落

    チェコ共和国南部、南ボヘミア州の中心部に位置するホラショヴィツェは、保存状態の良い近世ボヘミアの典型的集落。 13世紀の中頃にボヘミア王がヴィシー・プロト修道院に寄進した土地であり、18~19世紀にかけて南ボヘミアのバロック様式で作られた民家などが農村の景観に溶け込んでいる。 現在では120棟の民家や23の農場の付属建造物が残っている。

    登録国 チェコ
    登録年 1998年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
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    古都奈良の文化財

    東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺の6社寺に春日山原始林、平城京跡を合わせた8ヵ所からなる奈良の遺産。 8世紀に日本の都であった平城京では、仏教興隆政策のもとに数多くの寺院が建造された。

    登録国 日本
    登録年 1998年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi)
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    キロキティア

    キプロス島南部にある先史時代の考古遺跡キロキティア(ヒロキティア)は、紀元前7千~前4千年頃に作られた、新石器時代の住居跡。 円筒形が特徴的な住居は日干しレンガや石積みで建てられており、新石器文明がアジアから地中海地域へと伝播していく過程が窺える点や、東地中海の先史時代の生活様式を知る上で重要な遺跡である。

    登録国 キプロス
    登録年 1998年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv)
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    チレント・ディアノ渓谷国立公園及び遺跡群と修道院

    イタリア中南部、ナポリ南東約120kmのチレント・ディアノ渓谷国立公園は入り組んだ海岸線や風光明媚な渓谷を擁する広大な公園である。 また、パエストゥムと、ヴェリアの二つの古代都市遺跡も保全されている。

    登録国 イタリア
    登録年 1998年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
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    ハルシュタット-ダッハシュタイン・ザルツカンマーグートの文化的景観

    オーストリア中部ザルツカンマーグート地方の風光明媚なハルシュタット湖とダッハシュタイン山の生み出す文化的景観。 古来よりこの地では岩塩の採掘が行われてきた。その営みは先史時代にまで遡り、青銅器時代の遺物などが発見されており、一連の遺跡の文化はこの地の名称に因みハルシュタット文化と名付けられている。 中世、この岩塩鉱が神聖ローマ帝国により国有...

    登録国 オーストリア
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
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    ポルトヴェネーレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア島、ティーノ島、ティネット島)

    イタリア半島北西部、リグリア海沿岸部の港や集落。 「ヴィーナスの港」の意味をもつポルトヴェネーレ一帯では、カラフルな住宅の立つ集落や港の絶景などにおいて見事な文化的景観が認められた。 12世紀、高台に造営されたサン・ロレンツォ聖堂がこの美しい景観を見守る様に建っている。

    登録国 イタリア
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1532928880_amalfi-coast.jpg

    アマルフィ海岸

    イタリア南部ソッレントからサレルノに至る約30kmに渡る眺めの良い海岸線では、切り立った断崖に建設された住宅が多数存在する。アマルフィと呼ばれるこの地はギリシャ神話で世界一美しい場所とも評された。 聖アンドレアを祀るアマルフィ大聖堂には、アラブ・ノルマン様式の影響を受けた「天国の回廊」が残る。

    登録国 イタリア
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503044187_ドゥッガの遺跡.jpg

    ドゥッガ/トゥッガ

    チュニジア北部山中の古代ローマの植民都市遺跡ドゥッガ。古代にはトゥッガと呼ばれていた。 もとはカルタゴと敵対するヌミディア王国に属する原住民の町だったが、紀元前1世紀にローマ領となった。 ハンニバルに対抗した軍長官アテバンの墓や、ローマ時代の多くの建造物が残る。

    登録国 チュニジア
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493765003_imgF1491887628_9699621194_90f6fd118a_c.jpg

    ピレネー山脈のペルデュ山

    フランスとスペイン両国にまたがり国境にもなっているピレネー山脈。 そのほぼ中央にそびえる石灰岩の山、ペルデュ山は標高3,352mで石灰岩からなる山としてはヨーロッパ最高峰。スペイン側にはヨーロッパで最も大きく深い2つの渓谷がある。 この一帯では旧来のヨーロッパにおける農業生活様式そのままの農村、牧場、畑、牧草地などの農業景観を今でもみることができる一方で...

    登録国 フランス , スペイン
    登録年 1997年 分類 複合遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v) , (vii) , (viii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1492567085_china-世界遺産楽山大仏.jpg

    峨眉山と楽山大仏

    四川省位置する峨嵋山は仏教の聖地であり、数種の絶滅危惧種を含む植生が見られる幽玄な山である。 高さ17mにもなる世界最大の磨崖(まがい)仏である楽山大仏が鎮座している。 峨眉山の自然的側面、そして楽山大仏の宗教的側面の両方が評価され、複合遺産として登録されるに至った。

    登録国 中国
    登録年 1996年 分類 複合遺産
    登録基準 (iv) , (vi) , (x)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493767240_imgF1491952893_8738140740_2b6a34bd78_c.jpg

    レドニツェ-ヴァルティツェの文化的景観

    17~20世紀の間にリヒテンシュタイン公爵家により形成された、ヨーロッパ最大の人工景観であり、「文化的景観」として認められている。 レドニツェ城・ヴァルチツェ城の二つの城が、19世紀になって当主ヨハン・ヨーゼフ1世が作らせたイギリス式庭園と見事に調和している。

    登録国 チェコ
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503072286_廬山(1).jpg

    廬山国立公園

    廬山(ろざん)は江西省九江市南部にある山で、中国文明の精神的中心地の一つとされる。 この山に残る美しい自然や、霧・霞に覆われたその幽玄な佇まいは宗教・文化・芸術の源泉となった。

    登録国 中国
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi)
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    ウワダン、シンゲッティ、ティシット及びウワラタの古い集落

    モーリタニアの4つの隊商都市、ウワダン、シンゲッティ。ティシット、ウラワタ。 これらはサハラ砂漠を通過する隊商の交易・宗教の中心地として12世紀ごろから栄えた。これらの集落にはいずれも石造りの壁に囲まれたクサールという旧市街が残っている。

    登録国 モーリタニア
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493842717_imgF1492431254_19853065086_1055ec58a7_c.jpg

    古都メクネス

    モロッコの首都ラバトから東に130km、フェズの西60kmに位置する都市で、フェス・マラケシュ・ラバトと並ぶモロッコの四大古都の一つ。 11世紀に軍事拠点として築かれ、17世紀にスルタンであるイスマイールのもとで首都となった。ムーレイ・イスマイール廟やマンスール門などが現存しており、当時のイスラム・ヨーロッパ的様式の見事な調和を示している。

    登録国 モロッコ
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv)
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    アイガイの古代遺跡(現在名ヴェルギナ)

    ギリシャの中央マケドニアに位置するアイガイの古代遺跡。 マケドニア王国の最初の首都アイガイとして栄えた。 紀元前に作られたマケドニア王のものとされる墓や共同墓地など数多くの墓や遺跡が発見されている。

    登録国 ギリシャ
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iii)
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    上スヴァネティ

    ジョージア(グルジア)北西部に位置する、スヴァン人の住む地域であるスヴァネティ。 コーカサス山脈に囲われたこの地域(アッパースヴァネティ)には、中世からの集落や街並みを守ってきたことにより見事な山岳景観が現存している。 集落の中には今も200戸以上の中世風住居を有するものもあるが、これらの住居は侵略者からの防衛拠点としてて要塞化された特殊なものであった。 ま...

    登録国 ジョージア(グルジア)
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503367284_ティエラデントロ.jpg

    ティエラデントロの国立遺跡公園

    コロンビア南西部のアンデス山脈中腹にある国立公園。 先住民族のパエス人が6~10世紀に作ったとされる人物の彫像や数多くの墓が残る。 セゴビアの円形墓地と呼ばれる大きな墓室は直径12mもあり、幾何学模様などのレリーフで装飾されている。 アンデス北部に存在していたプレ・ヒスパニック社会の文化の豊かさを表す遺産である。

    登録国 コロンビア
    登録年 1995年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501867408_パナウェの棚田.jpg

    フィリピン・コルディリェーラの棚田群

    フィリピン・ルソン島北部の山岳地帯に広がっているイフガオ族の作り出した棚田群。 約2000年前から棚田での農法が行われていたと言われており、棚田としては世界最大規模である。 その自然と人間の営みが文化的景観として認められた。

    登録国 フィリピン
    登録年 1995年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v)
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