トランスバウンダリーサイト/キリスト教/氷河 の世界遺産
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「国境を越える遺産」である。
国境とは時代とともに今なお変化するものであるが、それにより構成資産を区切ることは正しい態度であるとは言い難い。
自然遺産に関して言えば、自然環境は国境により線が引けるものではないし、文化遺産に関しても国を跨いで存在する遺産は現に存在している。
国という括りに捉われず純粋に遺産としてのまとまりを示すものがトランスバウンダリーサイトである。
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ホヤ・デ・セレンの古代遺跡
エルサルバドル、ラ・リベルタ県に位置するマヤの集落跡。ホヤ・デ・セレンは「セレンの宝物」を意味する。 6世紀末にロマ・カルデラ火山が噴火したことにより火山灰に埋もれていた。 当時の農耕生活を今に伝える貴重な遺跡である。
登録国 エルサルバドル 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ヴルコリニェツの伝統的集落
スロバキア中部、ジリナ県ルジョムベロク郡ルジョムベロクの市内にある伝統的な集落ヴルコリニェツ。 中世からの伝統的な木造建物群の保存地区である。 かつてはオオカミ狩りが行われており、村の名前でもあるヴルクは現地の言葉で狼を意味している。 18,19世紀に作られた木造住居に現在も人々が住んでおり、昔ながらの景観を残している。
登録国 スロバキア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
マウルブロンの修道院群
ドイツ南西部、バーデン=ヴュルテンベルク州に残るマウルブロン修道院と関連施設。 ドイツで初めてのシトー会修道院として知られる。 ヘルマン・ヘッセはこの地で学んでおり、彼のの自伝的小説『車輪の下』の舞台でもある。
登録国 ドイツ 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群
スペイン西部の聖ヤコブにゆかりのある聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼するための道と途中の街などが複合的に登録された遺産であり、いわゆる「道の遺産」である。 エルサレム、ローマと並んでキリスト教徒の最も重要な巡礼地のひとつであるサンティアゴ・デ・コンポステーラへはフランス人が多く巡礼したことから「カミノ・フランセス」と呼...
登録国 スペイン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院
スペイン、エストレマドゥーラ州カセレス県グアダルーペにある、サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院。 スペインのマリア信仰の中心地とされており、13世紀後半に「グアダルーペの聖母」と呼ばれる黒い木彫りの聖母像が発見された場所に教会が建設され、そのまま像はこの地でまつられている。 その後増改築が行われ、王立修道院となった。
登録国 スペイン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
トランシルヴァニア地方の要塞教会群のある集落
ルーマニアの中央部に位置する、カルパティア山脈に囲まれた七つの村落。 12~13世紀にトランシルバニア地方に移住したザクセン人(ドイツ人)が建設したこの村々には、15~17世紀にオスマン帝国の侵攻に備え防衛の拠点となる要塞教会が建設された。 なかでも3世紀に渡って司教座が置かれていたピエルタンの要塞教会は三重の防壁に囲まれた堅固な作りであった。
登録国 ルーマニア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
フィリピンのバロック様式教会群
フィリピンのマニラやルソン島などに点在するキリスト教建築群。 スペイン統治下であった16世紀に建てられた4つのバロック建築の教会が登録範囲となっている。台風や地震に備えるために天井を低くする等現地の風土に合わせた作りになっており、地震のバロックと呼ばれている。
登録国 フィリピン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群
パラグアイ南東部、アルゼンチンとの国境付近のパラナ川北岸に位置するイエズス会伝道所。 先住民であるグアラニー人のキリスト教化のため、イエズス会士が17世紀に築き上げたレドゥクシオン(先住民と共に暮らし伝道を図った)の跡。 この地で最古のレドゥクシオンであるサン・コスメ・イ・ダミアンには学校や住居、墓地などが残る。1706年に建てられたラ・サンテ...
登録国 パラグアイ 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
モルダヴィア北部の壁画教会群
ルーマニア北部の15〜16世紀に建てられたヴェロネツ修道院などの8つの教会群。 シュテファン大公の統治下で最盛期を迎えたモルダヴィア公国内に作られたこれらの教会は、オスマン帝国との戦いを受難と捉え、それをモチーフにした壁画が内壁だけでなく外壁にまで施されている点で特徴的である。 1993年に登録された時は7つの構成遺産だったが、2010年にスチェヴ...
登録国 ルーマニア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
セルギエフ・ポサドのトロイツェ・セルギー大修道院の建造物群
モスクワから北に約90kmに位置するセルギエフ・ポサドという街にある正教会の修道院。 修道僧セルギーによって修道院が開かれたのは1330年。タタールの襲撃によって1408年に消失するがほどなく再建されている。その後セルギーは聖人として祀られることになった。院内に画家アンドレイ・ルブリョフの『三位一体』が飾られたトリニティ大聖堂、皇帝の居室やウスペンスキー大聖堂、高さ8...
登録国 ロシア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ノヴゴロドの文化財とその周辺地区
ノヴゴロドはロシアの北西連邦管区、ノヴゴロド州の州都である。 12~15世紀に自由都市国家ノブゴロド公国は、ヨーロッパとロシアを結ぶ貿易の中心地として栄えた。 1040〜1050年に建てられた聖ソフィア大聖堂は、内部がモザイクで装飾されており、外側にはタマネギ型のクーポラ(円屋根)を備えたザンチン様式建築の好例である。
登録国 ロシア 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
ソロヴェツキー諸島の文化と歴史遺産群
アルハンゲリスク州に位置するソロヴェツキー諸島は、白海オネガ湾に浮かぶ6つの島で構成される「ソロフキ」の略称で呼ばれる島々である。 有名なロシア正教のソロヴェツキー修道院で知られている。この修道院は要塞としての機能も備えており、幾多の戦争で戦いの舞台となった。ロシア革命後は強制収容所となったことでも知られる。
登録国 ロシア 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
プエブロ・デ・タオス
プエブロ・デ・タオス(Pueblo de Taos)は、ニューメキシコ州タオスの約1マイル北、サングレ・デ・クリスト山地から流れるレッド・ウィロー川沿いに位置する。 ネイティブアメリカン、プエブロ部族の古代の集落である。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ランスのノートル・ダム大聖堂、サン・レミ旧修道院、トー宮殿
フランス北東部、グラン・テスト地域圏マルヌ県に位置するランス。 荘厳なゴシック建築であるランスの大聖堂ではクローヴィスがフランク王国の国王としてキリスト教に改宗して以来歴代王の戴冠式が行われた。 サン・レミ修道院は11~12世紀創建のロマネスク様式で、大司教レミギウスの墓がある。第一次世界大戦では甚大な被害を被ることとなった。 トー宮殿は大司教の邸宅で...
登録国 フランス 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (vi) -
ロルシュ修道院とアルテンミュンスター
ドイツ中西部の小都市ロルシュに残る修道院の遺構。 8世紀、聖ナザリウスの遺骨が納められたこの修道院には各地から巡礼者が集まった。 現在往時の姿を止めているのは「王の門」のみである。
登録国 ドイツ 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド
ニュージーランド南西部に位置し国土の1割を占める、マウント・クック国立公園、フィヨルドランド国立公園、ウェストランド国立公園、マウント・アスパイアリング国立公園の4つの国立公園を含む自然遺産。 海岸線にはミルフォード・サウンドをはじめとした幾つものフィヨルドが見られる。 また飛べない鳥タカヘの世界で唯一の生息地でもある。
登録国 ニュージーランド 登録年 1990年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) , (x)