文化的景観/キリスト教/農業 の世界遺産

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端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

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    アンブヒマンガの丘の王領地

    マダガスカル島の中部にある標高1468mのアンプヒマンガの丘。 この場所の王領地は、メリナ族の神聖な都であり、民族にとって象徴的な地であり長年にわたり宗教的儀式が行われてきた。 丘の建造物は伝統的な設計技術や資材が使われており、城壁に囲まれた内部には王の墓などがあった。また、巡礼者が訪れる信仰の場所でもある。

    登録国 マダガスカル
    登録年 2001年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (vi)
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    チャンパサック県の文化的景観にある ワット・プーと関連古代遺産群

    ラオスのチャンパサック県カオ山麓でメコン川中流左岸に位置する、ワット・プー寺院を中心とした遺跡群。 5〜15世紀にかけて1000年以上に渡り形作られた寺院と周辺の文化的景観を保持している。 ワット・プーはヒンドゥー寺院として建造されたが、今日では上座部仏教の寺院として機能している。

    登録国 ラオス
    登録年 2001年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498097112_Neusiedlersee.jpg

    フェルテー湖/ノイジードラー湖の文化的景観

    オーストリアとハンガリーの国境にある水深2mに満たない浅い湖。 ドイツ語ではノイジードラー湖と呼ばれハンガリー語ではフェルテ―湖と呼ばれている。1920年に結ばれたトリアノン条約によって領有面積が分割されたがそれまでは全てがハンガリーに属していた。 数千年の長きに渡って様々な文化交流がなされた地域であり、自然と人間の営みによって多様な景観を形成してきた。そうした...

    登録国 オーストリア , ハンガリー
    登録年 2001年 分類 文化遺産
    登録基準 (v)
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    アランフエスの文化的景観

    ロドリーゴ作曲の『アランフェス協奏曲』によって世界中に知られたこの地は、スペインの首都マドリードの南約30km、タホ川の南にあるフェリペ2世時代からの王領地であり、王家の夏の離宮。 フランスにルーツを持つブルボン家ヴェルサイユ宮殿を模した宮殿やフランス式バロック庭園を建設した。 幾何学的な水路や庭園のデザインは人口と自然との調和が図られており、...

    登録国 スペイン
    登録年 2001年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501922041_ラム旧市街.jpg

    ラム旧市街 

    ケニア南東部の、アフリカ大陸沿岸部のラム群島の中にあるラム島北東部に位置する古くからの港町。 アジアから見たアフリカ大陸の玄関口になるこの地はインド洋交易によって発展した。ペルシアの植民地として19世紀末までは黄金・奴隷・象牙などの集散地となった。 このラム旧市街は東アフリカで最も古いスワヒリの居住地であり、サンゴ石やマングローブを使って作ら...

    登録国 ケニア
    登録年 2001年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (vi)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493759085_1493754836_img52F1491871321_33964068615_b3542bc572_c.jpg

    アッコ旧市街

    イスラエル北部、地中海に面した港湾都市アッコは、紀元前フェニキア時代に建設された都市であり新約聖書ではプトレマイスの名で登場していた。 かつてエルサレム王国の首都として栄えたこの地には十字軍時代の遺構が地下に眠っており、現在残る都市は18〜19世紀にイスラームの都市としてデザインされたものである。

    登録国 イスラエル
    登録年 2001年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1507256587_bermuda-バミューダ諸島.jpg

    バミューダ島の古都セント・ジョージと関連要塞群

    北大西洋に浮かぶ、イギリス領バミューダ諸島の主島バミューダ島。 島の東部に位置するセント・ジョージの町は、イギリスが海外に進出した最も初期の植民都市として知られる。 重要建築物、ターカー・ハウスや18世紀のセント・ピーターズ教会など、歴史を物語る史跡が残されている。 海岸部にみられる要塞群は、17世紀以降イギリスが軍事的に発展した様子を今に伝え...

    登録国 イギリス
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501142622_church-gehart.jpg

    ゲガルト修道院とアザート川上流域

    アルメニア中西部、アザート渓谷で石灰岩を掘り抜いて建造された多数の洞窟内に作られた修道院。 現在の建築物は13世紀のもので主教会が岩壁の外側にそびえる。 ゲガルトとは槍のことで、キリストの磔刑に使用されたとされる「聖槍」がここで見つかったことに由来して名付けられた。

    登録国 アルメニア
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498710325_etchmiadzin-1781463_640.jpg

    エチミアジンの大聖堂と教会群及びズヴァルトノツの古代遺跡

    トルコのアララト山の北に約50km程、アルメニア中西部エチミアツィンの町はキリスト教世界となった4世紀に独自の狭義をもつアルメニア教会の中心地となり、301年にアルメニア教会初の大主教座が置かれた。 その後改修されたビザンツ様式の特徴を示している。 ズヴァルトノツでは7世紀創建の聖堂や王宮の跡が残る。

    登録国 アルメニア
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii)
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    ブレナヴォン産業景観

    南ウェールズ、ブレナヴォン周辺には、18世紀末~19世紀の産業革命時に鉄鉱石や石炭の主要産地となった痕跡を残す住居や炭鉱跡(ビッグピット炭鉱跡)が残されている。 最盛期には60万t以上の鋳造量であったと言われており、産業革命を資材面で牽引した遺産であるといえる。

    登録国 イギリス
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1494495025_church.jpg

    コルドバのイエズス会管区と農園跡

    アルゼンチン中北部、かつてはイエズス会管区の中心であったコルドバでは、イエズス会神学校、教会、イエズス会士居住地などが並んでいる。 エスタンシアと呼ばれる農業共同体の跡が5箇所遺産登録されている。

    登録国 アルゼンチン
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501679248_フランキンセンスの国土.jpg

    乳香の土地:交易路と遺跡群

    オマーン南部のドファール地方は世界最大の乳香(フランキンセンス)の産地であり、カンラン科の樹木から採れる乳香は、最も高価な香料のひとつ。 紀元前より乳香貿易で栄えたこの地の遺跡は、1990年代初期に衛星写真によって発見された。 構成遺産はサラーラのアルバリード遺跡やホールルーリのサムルラム遺跡等である。

    登録国 オマーン
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493759576_imgF1491872720_5393791567_f25cffb977_z.jpg

    アッシジのサン・フランチェスコ聖堂と関連建築物群

    イタリア中部ウンブリア州にあるアッシジは、13世紀の新都市化とともに栄え、フランシスコ会の創立者である聖フランチェスコが生まれたことで著名な町。 聖人の遺骨を埋葬するサン・フランチェスコ聖堂は1228年に建てられたもので、ゴシック建築の代表作として知られる。

    登録国 イタリア
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1492929608_large-Stromboli.jpg

    エオーリエ諸島

    シチリア島の北岸沖に位置する、リーパリ諸島とも呼ばれるエオーリエ諸島は、火山群島として知られる。 火山という単語であるヴォルケーノの語源となったヴルカーノ島や「地中海の灯台」と呼ばれるストロンボリ島など、著名な火山の宝庫である。 また、重要野鳥生息域でもあり、絶滅危惧種の鳥類が多数生息している。

    登録国 イタリア
    登録年 2000年 分類 自然遺産
    登録基準 (viii)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1492677989_kazan-KazanKremlin.jpg

    カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群

    カザンはロシア中部の都市であり、このカザン・クレムリンは国内で現存する唯一のタタールの要塞である。 元々はカザン・ハン国の首都であり、イスラームとして繁栄した経緯を持つが、16世紀にイワン雷帝に征服されるとキリスト教化された。 しかしながら後になってモスクが再建されるなど、イスラームとキリスト教の平和的な強調が際立って評価されるに至った。

    登録国 ロシア
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1505834700_フェランポトフ修道院-Ferapontovo.jpg

    フェラポントフ修道院群

    ロシア北部、ヴォログダ州に位置する修道院群。 正教会の修道院としての特徴を有する修道院群が、白海沿いの丘の上にほぼ完全な形で残されているところが評価され登録となった。 生神女誕生聖堂内壁に描かれたフレスコ画は、ディオニシウスによる作画であり、ミラの聖ニコライが描かれている。

    登録国 ロシア
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493842832_imgF1492432046_e83db80921f7013ed95c4518b7484f91eb7fe6d304b0154897f4c27ba7e9b1_640.jpg

    クルシュー砂州

    ロシアとリトアニアの国境、バルト海とクルシュー潟にまたがる、全長98 km の細長く湾曲したクルシュー砂州。クロニアン・スピットとも呼ばれるこの堆積地形の場所には、先史時代から人類が居住してきた形跡が残る。 ロシア側、リトアニア側ともに国立公園に指定されており、また「文化的景観」にも選ばれている。

    登録国 リトアニア , ロシア
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (v)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493767382_imgF1492410956_e137b90d2af61c2ad65a5854e245419eeb73e4c818b5184391f1c170a2e9_640.jpg

    チロエの教会群

    チリ南部にある南米でも比較的大きなチロエ島には、16世紀にスペインによって支配された後イエズス会によって建てられた複数の木造教会が残る。 18世紀にまでの間に、現地で伐採された木を資材として150を越える木造教会作られそのうち現存するカストロ教会堂など複数の物件が登録範囲。 先住民の伝統的文化とヨーロッパの文化・宗教とが見事に融合したチロエ様式で知...

    登録国 チリ
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493827081_imgF1492423382_8549602921_6476c3aa04_c.jpg

    トゥルネーのノートル・ダム大聖堂

    ベルギー東部、フランス寄りの街トゥルネーにあるノートルダム大聖堂。 12世紀に建設が始まり13世紀に完成、14世紀に改築が行われた。全長134mという巨大なロマネスク様式とゴシック様式が混在した教会建築である。特に、ゴシック建築に関しては他地域に先駆けて取り入れられた。 身廊や柱頭は多くの彫刻で飾られ、袖廊の5つの塔は現在の街のシンボルともなっている。

    登録国 ベルギー
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498146068_pecs.jpg

    ペーチ(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡

    ハンガリー南部、ペーチ(ソピアネ)に位置する初期キリスト教の地下墓所。 4世紀頃初期キリスト教建築が多く建設され、無数のカタコンベの作られたネクロポリスとして知られている。18世紀に発見された墓室は、埋葬室と礼拝堂を兼ねており、構造的にも建築的にも希少価値が高いものである。聖書をモチーフにした壁画が見られ、芸術的価値も有す。

    登録国 ハンガリー
    登録年 2000年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
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