墓 / 廟/火山/水利・灌漑 の世界遺産
選択した項目: 墓 / 廟/火山/水利・灌漑
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デリーのフマユーン廟
首都デリーにある、ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。 ペルシア人の指揮のもと作られたこの建築物は、ペルシア式とインド式の見事な融合によって完成した。 インドにおけるイスラーム建築の傑作のひとつとされており、その建築スタイルはタージ・マハルにも影響を与えたと言われる。
登録国 インド 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ビルカとホーヴゴーデン
スウェーデンの首都ストックホルム西方に位置するメーラレン湖に浮かぶ二つの島に残るヴァイキングの遺跡。 ビョルケー島にはビルカの遺跡が、アルデスエー島にはホーブゴーデンの遺跡が残る。
登録国 スウェーデン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
九寨溝の渓谷の景観と歴史地域
四川省成都の北400kmに位置する九寨溝は、岷山山脈中の秘境として知られ、渓谷・湖沼・瀑布が点在する景勝地である。 100以上ある湖の中で、特に「五花海」は美しいとされている。 またジャイアントパンダ・レッサーパンダ・金絲猴等の貴重な動物が生息する保護区ともなっている。
登録国 中国 登録年 1992年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) -
黄龍の景観と歴史地域
四川省アバ・チベット族チャン族自治州の黄龍は、玉翠山麓にある湖沼群である。 これらは、露出した石灰岩層に水が溜まることによって出来たもの。黄龍彩池群、石塔鎮海などは独特の風景を作り出している。 絶滅危惧種、ジャイアントパンダの生息地でもある。
登録国 中国 登録年 1992年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) -
ランメルスベルク鉱山、 歴史都市ゴスラーと オーバーハルツ水利管理システム
ドイツ中部にあるゴスラーは銀を産出するランメルスベルク鉱山により栄えた。 ハインリヒ2世はこの地で採掘された銀で「オットー・アーデルハイト・ペニヒ」という貨幣を作った。 ハンザ同盟に参加したことでも知られるが、後にこの地は衰退したため中世の街並みが現在まで保存さることとなった。 2008年「オーバーハルツ水利管理システム」が構成遺産に追加され登録...
登録国 ドイツ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
リオ・アビセオ国立公園
ペルー北部、サン・マルティン県に位置するリオ・アビセオ国立公園。 アマゾン川上流の河川に挟まれた熱帯雨林を有す自然と、インカ帝国以前の遺跡が登録範囲の複合遺産である。 アビセオ川というアマゾン川の源流が流れており、霧深い密林地帯にはヘンディーウーリーモンキーという絶滅危惧種やその他多くの生物が棲息している。 1990年にまず自然遺産として登録されたが、...
登録国 ペルー 登録年 1990年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (vii) , (ix) , (x) -
ヒエラポリスとパムッカレ
トルコ南西部、首都アンカラの南西約420kmに位置する、紀元前2世紀にアッタロス朝(ペルガモン朝)が築いた温泉保養地としての機能を備えた都市ヒエラポリス。多くの人を収容できるローマ劇場や聖堂(マルティリウム)、共同墓地などが作られた。 パムッカレは石灰棚のことである。この地に湧き出る温泉には石灰分が含まれており、長い時間をかけて鍾乳石の棚のような...
登録国 トルコ 登録年 1988年 分類 複合遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vii) -
バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群
オマーン北部、アフダル山脈に点在するこの遺跡群はマガン国が造営した集落の跡。 バットのネクロポリス、アル=フトゥムの塔、アル=アインのネクロポリスなどが登録範囲となっている。 ネクロポリスに残る墳墓は蜂の巣状の独特な形状をしている。
登録国 オマーン 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ネムルト・ダーの巨大墳墓
トルコ南東部、ネムルト山の山頂に位置するネムルト・ダーは北シリア周辺を支配していたコンマゲネ王国のアンティオコス1世が、死後の自分のために建てた墳墓。 現在では墓や周辺の巨大な石像はほぼすべて崩れているが、ギリシャやペルシアの神々を配置していたという事実はこの地が両者の強力な影響下にあったことを示唆している。
登録国 トルコ 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)
南フランスのガール川をまたぐ紀元前19年頃に古代ローマの政治家アグリッパが建造を命じた水道橋。 古代ローマで水の供給は街作りに欠かせない要素であり、水源から約50km離れたネマウスス(ニーム)に給水するために作られた。 保存状態の良いこの水道橋は石灰岩で作られた3層のアーチを重ねたもので、高さ50m・全長275mにも及び、ローマ帝国時代の土木技術の水準の...
登録国 フランス 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
スヴェシュタリのトラキア人の墳墓
ブルガリア北東部、スヴェシュタリにある古代墳墓。 紀元前3世紀に作られたものであり、直径70mの墳丘の内部に王と王妃の遺体が安置されていた玄室があり、壁に10体のカリアティードと呼ばれる女性の彫像が配置されている。 この墳墓の装飾はトラキア文化とヘレニズム文化の融合したものであり、その点が評価されている。
登録国 ブルガリア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
ケルクアンの古代カルタゴの町とその墓地遺跡
チュニジア北東部、ボン岬の近くにあったカルタゴの都市遺跡ケルクアン。 この都市は紀元前3世紀に起きた第一次ポエニ戦争で壊滅し、その後再建されなかったため当時の街がそのまま残されていた。古代都市と共同墓地の遺跡が登録範囲である。
登録国 チュニジア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii)