産業遺産/森林/旧市街・歴史地区 の世界遺産
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エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群
ドイツ西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州の産業景観であり、19世紀の半ばに発足したドイツ関税同盟炭坑の跡地。 建造物群はバウハウスの影響を受けたモダニズムのデザイン概念を採り入れて設計された。戦時にはナチス・ドイツの政策を支えたが、戦後に燃料の主流が石油に移ったことで衰退の一途を辿った。 欧州での150年以上に及ぶ鉱業、重工業の発展...
登録国 ドイツ 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ギマランイス歴史地区とクーロス地区
ポルトガル北部、サンタ・カタリナ山脈の麓に開けた小都市ギラマンイス。 12世紀にポルトガルの初代国王となるアフォンソ・エンリケス(アフォンソ1世)が生誕した地である。ギマランイス城など60もの歴史的建造物が残る。 また、"ポルトガルここに誕生す"の文字がトウラル広場の壁に書かれていることで知られる。 登録当初は「ギマランイス歴史地区」であったが、...
登録国 ポルトガル 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園
キューバ南東部に位置し、グアンタナモ州とオルギン州にまたがっているアレハンドロ・デ・フンボルト国立公園。中南米の自然を調査・研究していたドイツ人学者アレクサンダー・フォン・フンボルトに因んで名付けられた。 複雑な地形をしているため多様な生態系が形成されており、植物も岩石が埋まった劣悪な環境下でも見事に順応し生育している。また氷河期には周辺の生物の避...
登録国 キューバ 登録年 2001年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ファールンの大銅山地域
スウェーデン中部に位置する大銅山。 この地は8、9世紀頃から1000年に渡って採掘が行われた程の埋蔵量を誇っており、中世には世界最大の銅生産地として知られ、全世界の銅の3分の2を算出した。 また、鉱山労働者が自ら銅山の株式を所有していたことでも知られている。 17世紀に設計された町ファルーンには多くの歴史的建造物が現在も残る。
登録国 スウェーデン 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (v) -
ダーウェント峡谷の工場群
イギリス中部、ダーウェント川の側に位置するダーウェント渓谷に残る18~19世紀の紡績工場群。 特にクロームフォードの工場群はリチャード・アークライトが発明した水力紡績機が世界で初めて稼働した場所として知られる。 工場を中心として建設された住宅等も含め、その後の工業都市のモデルともなった。
登録国 イギリス 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ドーセット及び東デヴォン海岸
イギリス南部、ドーセットと東デボン海岸に沿う崖では三畳紀・ジュラ紀・白亜紀といった中生代においての地球の形成過程を今に残す地層、地形、化石をみることができる。 魚竜イクチオサウルスやアンモナイト等、この地で発見される多種多様な化石は古生物学の研究するにおいて貴重な資料となっている。
登録国 イギリス 登録年 2001年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) -
ブレナヴォン産業景観
南ウェールズ、ブレナヴォン周辺には、18世紀末~19世紀の産業革命時に鉄鉱石や石炭の主要産地となった痕跡を残す住居や炭鉱跡(ビッグピット炭鉱跡)が残されている。 最盛期には60万t以上の鋳造量であったと言われており、産業革命を資材面で牽引した遺産であるといえる。
登録国 イギリス 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群
アルゼンチンのサン・ファン州とラ・リオは州にある2つの隣接した公園である。 中生代三畳紀(2億4500万年~2億800万年前)に生息していた恐竜や哺乳類などの化石が、ほぼ完璧な形で残されている。両公園内の6種の地層には様々な古代の種の化石が見られ、脊椎動物の進化と三畳紀のありのままの姿を残しており、生命の進化を解明する上で大変貴重である。
登録国 アルゼンチン 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) -
シャフリサブス歴史地区
ウズベキスタン南部、カシカダリヤ州中北部の都市であり、14世紀に帝国を築いたティムールの生誕地である。 「緑の街」を意味するシャフリサブスは、この地に庭園が多いことに由来している。 16世紀後半、ブハラ・ハン国のアブドゥール・ハンに建造物群が破壊され、現在は当時の街の一部が残る。
登録国 ウズベキスタン 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ブリュージュ歴史地区
ベルギー北部ブリュージュ(ブルッヘとも)は12世紀までフランドルの首都であった古都である。 13世紀にはハンザ都市となり毛織物工業と織物取引の中心地として栄えた。 マルクト広場、高さ80mの鐘塔、市庁舎、聖堂建築など、当時のゴシック様式の建築が多く残されており保存状態も良好である。 15世紀にはブルゴーニュ公の宮廷が置かれ最盛期を迎えることとなり、多...
登録国 ベルギー 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi)