旧市街・歴史地区/集落/農業 の世界遺産
選択した項目: 旧市街・歴史地区/集落/農業
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キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観
キューバ南東部のコーヒー農園群であり、キューバで初めてのコーヒー農園跡。 ハイチ革命によりキューバに辿り着いた白人の作ったプランテーションであり、多くの黒人奴隷が労働を強いられていた。コーヒー栽培には理想的であったシエラ・マエストラ山麓の丘陵地帯の乾燥した気候の下、この地のコーヒー栽培は19世紀に本格化した。 20世紀まで伝統的手法で生産が行わ...
登録国 キューバ 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
エーランド島南部の農業景観
スウェーデンの南端付近、バルト海に浮かぶ同国第二の島であるエーランド島南部に残る農業景観。 数千年の歴史を有す石灰岩を敷きつめた広い道がのびており、16〜18世紀に作られた大小400にものぼる風車が点在している。 また先史時代(青銅器時代や鉄器時代)の墓所も見られ、連綿とこの地で育まれてきた文化的景観を物語っている。
登録国 スウェーデン 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
ヘーガ・クステン(ハイ・コースト)/クヴァルケン群島
スウェーデンの「ハイコースト」(現地の言葉でヘーガクステン)はバルト海の北部のボスニア湾内に位置し、多数の島々からなる。 大地の上に乗っていた氷河が溶けることでその重さを失い大地が隆起するというアイソスタシーが見られる。この地は現在でも隆起が続いている。 2006年には同じ現象が起こっているフィンランド領内のクヴァルケン群島を加え、登録範囲拡大となった。
登録国 フィンランド , スウェーデン 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) -
安徽南部の古村落-西逓・宏村
西逓村(せいていそん)と宏村(こうそん)は共に安徽省黄山市にある村落である。 この伝統的な二つの村は、昔ながらの慎ましい生活様式を送る人々が今なお暮らしており、広範囲に渡り過去の集落の様子が良好に保存されていることから世界遺産登録に至った。
登録国 中国 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
バミューダ島の古都セント・ジョージと関連要塞群
北大西洋に浮かぶ、イギリス領バミューダ諸島の主島バミューダ島。 島の東部に位置するセント・ジョージの町は、イギリスが海外に進出した最も初期の植民都市として知られる。 重要建築物、ターカー・ハウスや18世紀のセント・ピーターズ教会など、歴史を物語る史跡が残されている。 海岸部にみられる要塞群は、17世紀以降イギリスが軍事的に発展した様子を今に伝え...
登録国 イギリス 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
乳香の土地:交易路と遺跡群
オマーン南部のドファール地方は世界最大の乳香(フランキンセンス)の産地であり、カンラン科の樹木から採れる乳香は、最も高価な香料のひとつ。 紀元前より乳香貿易で栄えたこの地の遺跡は、1990年代初期に衛星写真によって発見された。 構成遺産はサラーラのアルバリード遺跡やホールルーリのサムルラム遺跡等である。
登録国 オマーン 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
シャフリサブス歴史地区
ウズベキスタン南部、カシカダリヤ州中北部の都市であり、14世紀に帝国を築いたティムールの生誕地である。 「緑の街」を意味するシャフリサブスは、この地に庭園が多いことに由来している。 16世紀後半、ブハラ・ハン国のアブドゥール・ハンに建造物群が破壊され、現在は当時の街の一部が残る。
登録国 ウズベキスタン 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・クエンカの歴史地区
エクアドル中南部、アンデス山脈に囲まれた都市クエンカの歴史地区は、標高2,580mの高原に位置している。 1557年に建設が開始されたこの街は、植民地時代の道路や大理石の建造物、サント・ドミンゴ教会堂や修道院などが残っており、異文化と融合したスペインの植民都市計画の成功例とされている。
登録国 エクアドル 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) -
グラーツ市歴史地区とエッゲンベルグ城
オーストリア南東部、シュタイアーマルク州の州都で同国第二の都市グラーツ。 1999年に文化遺産として登録されたグラーツ市旧市街は、ムール河畔の丘陵に建てられた12世紀の城跡の麓に発達した街であり、16世紀のルネサンス様式の宮殿や同じく16世紀創設のグラーツ大学など歴史的な建造物が多く残っており、また天文学者ケプラーの居住地でもあった。 2010年に、17世紀の政治家エッ...
登録国 オーストリア 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地
イギリス、スコットランド北部よりベントランド海峡を挟んで北に15km程の沖合に位置するオークニー諸島で最大の島、メインランド島にある遺産。 ここには新石器時代の遺跡の宝庫であり、リング・オブ・ブロッガー、メイズハウ、スカラ・ブラエといった巨石文化の遺産が残る。
登録国 イギリス 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
パトモス島の“神学者”聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区(ホーラ)
ギリシア南東部、ドデカニソス諸島の島・パトモス島。 西暦94年に聖ヨハネがこの地に流刑された折、福音書と黙示録を著したと言われている。 11世紀には神学者聖ヨハネ修道院が建立された。島の中央にはヨハネが啓示を受けたとされる「黙示録の洞窟」がある。
登録国 ギリシャ 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
ディアマンティーナ歴史地区
ブラジル南東部ミナス・ジェイラス州中部、標高1000mを超える高原に位置する都市。 ディアマンティーナとはポルトガル語で「ダイアモンド」を意味する通り、ダイヤの採掘で栄えた街である。 聖フランシス教会やバロック様式の建築が残っている。
登録国 ブラジル 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv)