壁画/国立公園/古代都市 の世界遺産
選択した項目: 壁画/国立公園/古代都市
-
アッシュール(カラット・シェルカット)
イラクの首都バグダッドの北方、メソポタミアのチグリス川中流域に位置する古代都市・アッシュール(アッシュルとも。現在名カラット・シェルカット)。 シュメール人が建設した都市であり、西アジアの交易地として発展した。 BC30世紀末から発展を続けたこの地は紀元前14~同9世紀にはアッシリア帝国の首都となり、アッシュール神を崇拝する聖地としても繁栄し、ジッグラ...
登録国 イラク 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ビンベットカのロック・シェルター群
インド中部、アディア・プラデーシュ州、デカン高原北部に走るビンディア山脈の山麓に位置する。 5つの自然石の岩塊には約400の岩窟があり、そこに描かれている壁画は、中石器時代から有史時代に渡って描かれたものである。 また周囲の21の村も同時に世界遺産登録された。
登録国 インド 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
マプングブエの文化的景観
マプングブエは、リンポポ川とシャシ川の合流点である、ジンバブエとボツワナとの国境沿いに位置する。 ショナ王国の前身と目される集団が拠点とし、1050年から1270年に繁栄したと考えられている。 この古都市はアフリカ南部の交易ルートの中心となり、14世紀に放棄されるまでは、アラビア・インド・中国とのインド洋交易発展した。マプングプエの丘と呼ばれる巨大な岩山辺りに、ほ...
登録国 南アフリカ 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (v) -
雲南三江併流の保護地域群
雲南省北部のデチェン蔵族自治州及び怒江リス族自治州を流れる三つの川、揚子江(金沙江)・メコン川(瀾滄江)・サルウィン川(怒江)周辺の15にも及ぶ保護区である。伝説のシャングリラの場所とされている。 地域内の気候は多様で、それによって豊かな植生が作られており多数の固有種や絶滅種をみることができる。
登録国 中国 登録年 2003年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) , (x) -
デルベントのシタデル、古代都市、要塞建築物群
ロシア南部、カスピ海西岸に位置するデルベント(「関門」という意味)は、5〜6世紀にササン朝ペルシアのために築かれた要塞と遺跡である。 カフカス山脈がカスピ海に迫り、狭い通路となっていることからここは要塞としての機能が発達した。海岸から山にかけて高さ10mを越す城壁が並行して走り、壁の間にデルベントの街が作られた。
登録国 ロシア 登録年 2003年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
トカイワイン産地の歴史的文化的景観
ハンガリー東北部,ティサ川のほとりに多くのワインセラーが点在する町トカイ。 この地は世界三大貴腐ワインのひとつであり、ルイ14世が「ワインの王」と称えたアスーワインの産地として世界的に知られている。 ブドウ畑、農園、村落、小都市が一体となって生み出される貴腐ワイン生産様式と自然は「文化的景観」として認められている。
登録国 ハンガリー 登録年 2002年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
アルト・ドウロ・ワイン生産地域
ポルトガル北部を流れるドウロ川上流、アルト・ドウロ地域では2000年に渡って昔ながらの方法でワインが醸造されてきた。 ワイン作りに適した気候であり、山間部には階段状のブドウ畑が広がっている。この地で取れたブドウから作られるポートワインは世界中で有名となった。
登録国 ポルトガル 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
フェルテー湖/ノイジードラー湖の文化的景観
オーストリアとハンガリーの国境にある水深2mに満たない浅い湖。 ドイツ語ではノイジードラー湖と呼ばれハンガリー語ではフェルテ―湖と呼ばれている。1920年に結ばれたトリアノン条約によって領有面積が分割されたがそれまでは全てがハンガリーに属していた。 数千年の長きに渡って様々な文化交流がなされた地域であり、自然と人間の営みによって多様な景観を形成してきた。そうした...
登録国 オーストリア , ハンガリー 登録年 2001年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園
キューバ南東部に位置し、グアンタナモ州とオルギン州にまたがっているアレハンドロ・デ・フンボルト国立公園。中南米の自然を調査・研究していたドイツ人学者アレクサンダー・フォン・フンボルトに因んで名付けられた。 複雑な地形をしているため多様な生態系が形成されており、植物も岩石が埋まった劣悪な環境下でも見事に順応し生育している。また氷河期には周辺の生物の避...
登録国 キューバ 登録年 2001年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観
キューバ南東部のコーヒー農園群であり、キューバで初めてのコーヒー農園跡。 ハイチ革命によりキューバに辿り着いた白人の作ったプランテーションであり、多くの黒人奴隷が労働を強いられていた。コーヒー栽培には理想的であったシエラ・マエストラ山麓の丘陵地帯の乾燥した気候の下、この地のコーヒー栽培は19世紀に本格化した。 20世紀まで伝統的手法で生産が行わ...
登録国 キューバ 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
グレーター・ブルー・マウンテンズ地域
オーストラリア南東部、ブルーマウンテンズ地域は標高1300m級の森林地帯で、90種のユーカリ(世界の13%)が生育していることで知られる。 ブルーマウンテンズという名の由来は、ユーカリに含まれる油分が気化し空気中に広がると反射する光の青の成分をよく通し周囲が青みがかって見えることから。 1994年には1億年以上前の植物と言われているウォレミマツが発見された。
登録国 オーストラリア 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
乳香の土地:交易路と遺跡群
オマーン南部のドファール地方は世界最大の乳香(フランキンセンス)の産地であり、カンラン科の樹木から採れる乳香は、最も高価な香料のひとつ。 紀元前より乳香貿易で栄えたこの地の遺跡は、1990年代初期に衛星写真によって発見された。 構成遺産はサラーラのアルバリード遺跡やホールルーリのサムルラム遺跡等である。
登録国 オマーン 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
マロティ‐ドラケンスバーグ公園
アフリカ大陸南部、マロティ‐ドラケンスバーグ山脈の自然と、壁画等に残る人類の痕跡が文化遺産として認められ複合遺産として登録された。 はじめ2000年に南アフリカの「ウクハランバ/ドラケンスバーグ公園」が登録されたが、2013年にレソトのセサバテーベ国立公園が追加登録された。レソトにとっては初の世界遺産である。 壁画はサン族によって4000年以上に渡って描かれた...
登録国 レソト , 南アフリカ 登録年 2000年 分類 複合遺産 登録基準 (i) , (iii) , (vii) , (x) -
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園
ボリビア北東部でブラジルとの国境に接する国立公園。この地を調査研究した学者ノエル・ケンプ・メルカードに因んで名付けられた。 152万haを超える、アマゾン川流域最大の広さを持つ国立公園であり未開発な原生状態を保っている。 200mから1000mにいたる標高差により、熱帯性草原であるセラードのサバンナ、森林からの高地アマゾンの常緑樹林、湿地といった様々な動植物が生...
登録国 ボリビア 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x)