産業遺産/仏教/鉱山 の世界遺産
選択した項目: 産業遺産/仏教/鉱山
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ラサのポタラ宮歴史地区
チベット自治区ラサ市、チベット仏教の聖地とされるこの地に建立された寺院・宮殿。 「神の地」の意味を持つラサは、ソンツェン・ガンポ王が初めてチベットを統一し遷都したことから始まる。この場所でインドと中国の仏教文化を取り入れて発展した。 一度滅びたチベットだったが、ダライ・ラマが再度統一し紅山(マルポリ)にポタラ宮を築いた。その後中国に併合され...
登録国 中国 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) , (vi) -
フェルクリンゲン製鉄所
ドイツ西部、フランスとの国境近くザール川に面するフェルクリンゲンにある6haもの広大な製鉄所。 宰相ビスマルクが推進した富国強兵政策のために、19~20世紀にかけて、西欧と北米に鉄を供給し続け、また革新的な生産技術の開発も行った。 現在は既に生産を中止したが、施設はほぼ完全な形で残されている。
登録国 ドイツ 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
オーストラリアの哺乳類化石地域(リヴァーズレー/ナラコーアテ)
オーストラリア大陸の南と北に位置する、哺乳類の化石が発掘された二つの地区。 クイーンズランド州・リバーズレーでは2500万~500万年前の化石が発見された。 一方南オーストラリア州のナラコーアテでは20万~1万8000年前の化石が発見された。特に洞窟内で見つかったティラコレオ(フクロライオン)の化石が有名である。
登録国 オーストラリア 登録年 1994年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) , (ix) -
エンゲルスベリの製鉄所
スウェーデン、ストックホルムの北西に約150km、ヴェストマンランド県のエンゲルスベリ村に位置する16世紀から20世紀まで稼働していた製鉄所跡。 建設時としては最新鋭だった水車を利用した溶鉱炉などが残っており、工場主の木造住宅などの建物も完全な形で保存されている。
登録国 スウェーデン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
バンスカー・シュティアヴニツァ歴史地区と近隣の工業建築物群
スロヴァキア、バンスカー・ビストリツァ県の金・銀の採れた鉱山都市である。 世界で初めて火薬を使って採掘を行われたり、また18世紀には蒸気を使用した方法が採用されるなど常に先端の技術が用いられてきた。 街には鉱業会館や聖堂などが残されている。
登録国 スロバキア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
法隆寺地域の仏教建造物
奈良で7世紀から8世紀にかけて築かれた法隆寺、法起寺が登録対象である。 世界最古の木造建造物群としての価値が高い。
登録国 日本 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi) -
武陵源の自然景観と歴史地域
湖南省西部、張家界に位置する。 森林公園や風景区として保護されている広大な地域に連なる高さ数百メートルにも及ぶ珪岩の柱。「奇岩の森」とも呼ばれるこの風景が武燎原の特徴である。 その一種異様で息を飲む自然美もさることながら、チュウゴクオオサンショウオなどの絶滅危惧種の生息地としての側面もある。
登録国 中国 登録年 1992年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) -
ランメルスベルク鉱山、 歴史都市ゴスラーと オーバーハルツ水利管理システム
ドイツ中部にあるゴスラーは銀を産出するランメルスベルク鉱山により栄えた。 ハインリヒ2世はこの地で採掘された銀で「オットー・アーデルハイト・ペニヒ」という貨幣を作った。 ハンザ同盟に参加したことでも知られるが、後にこの地は衰退したため中世の街並みが現在まで保存さることとなった。 2008年「オーバーハルツ水利管理システム」が構成遺産に追加され登録...
登録国 ドイツ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
ボロブドゥール寺院遺跡群
ジャワ島中部、ジョクジャカルタの北西約40kmに位置する8〜9世紀にかけてシャイレンドラ朝によって築かれた世界最大規模の仏教寺院。1814年、当時のジャワ島副総督のトーマス・S・ラッフルズによって発見された。 土塁の上に切石を積み上げた作りになっているので中に入ることはできず、「三界」という宇宙観を表した立体曼荼羅のような構造をしている。 壁面には1300...
登録国 インドネシア 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (vi) -
ランギリ・ダンブッラの石窟寺院
スリランカ、キャンディの北に位置し文化三角地帯の中央にあるダンブッラの、岩山中腹に作られた同国最大の石窟寺院。 80以上もの洞窟が存在し、寺院は紀元前より建設された。各洞窟には横たわる涅槃仏や多くの彫像や絵画などが残されている。 2019年の第43回世界遺産委員会において「ダンブッラの黄金寺院(英名:Golden Temple of Dambulla)」から現在の名称(英名:Rangiri Damb...
登録国 スリランカ 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (vi) -
古代都市スコタイと周辺の古代都市群
スコタイ(スコータイとも)は、タイ北部、タイ族がアンコール王朝を駆逐して建てた最初の王朝で、タイ初の王であるシーインタラーティット王が治めた。 遺跡には多くの仏教寺院の遺構が立ち並び、現在では歴史公園になっている(シーサッチャナーライ歴史公園や、カムペーンペット歴史公園も登録範囲)。 ワット・マハタートなどの有名な遺跡が残り、ワット・シーチュムには15mの仏...
登録国 タイ 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
プランバナンの寺院群
ジャワ島中部、ジョグジャカルタ近郊にある9世紀頃建設されたヒンドゥー教及び仏教の遺構。 別名ロロ・ジョングラン(すらりとした姫の意)とも呼ばれるプランバナン寺院と、その周辺にある寺院群が登録対象。 ヒンドゥー教のシヴァ神信仰と仏教信仰の両方の寺院が一体となった独特の信仰の様子を今に伝えている。
登録国 インドネシア 登録年 1991年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
ゴール旧市街とその要塞群
スリランカ南部州の港町、ゴールに築かれた要塞及び城壁に囲まれた旧市街。 この地は古くから交易が行われていたが、16世紀からヨーロッパとの交易で発展した。ポルトガル・オランダ・イギリスなどが領有を争いその度に要塞化していった。 城壁内にはキリスト教・仏教・イスラム教の各施設が残る。
登録国 スリランカ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (iv)