(iv)/(vii)/(viii) の世界遺産
選択した項目: (iv)/(vii)/(viii)
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オフリド地域の自然遺産及び文化遺産
マケドニア共和国西部、オフリド湖と周辺に数多くの聖堂がある都市。 1979年に先ず「オフリド湖」が自然遺産として登録され、翌年には文化遺産としての部分が拡大され複合遺産となった。これはヨーロッパとして初の複合遺産だった。 2019年の世界遺産委員会において、アルバニア側への拡張が認められトランスバウンダリーサイトとなった。
登録国 マケドニア旧ユーゴスラビア共和国 , アルバニア 登録年 1979年 分類 複合遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vii) -
グランド・キャニオン国立公園
アメリカ南西部を流れ、カリフォルニア湾に注ぐコロラド川。その中流部アリゾナ州西部の高原をコロラド川の侵食や風化により作り出された約400kmにも及ぶ世界最大規模の峡谷である。深さ1.6kmに達する部分もあり、また両岸の地層は最も古い層で20億年前の先カンブリア時代、新しい地表の部分でも2億5千万年の歴史をもっている。1965年に巨大なダムの建設計画があったが、自然保...
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) , (x) -
エヴァーグレーズ国立公園
フロリダ半島南端に位置する全米最大の大湿地帯の一部であるエバーグレーズ国立公園。 平均水深は約30センチ程で、湿原にはハンモックと呼ばれる小さな島が点在している。水源はオキーチョビー湖で、南のフロリダ湾にゆっくりとしたスピードで流れている。 様々な生物が見られるが、フロリダピューマやアメリカマナティなどは絶滅危惧種である。 また豊かな植生を有しており...
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) , (ix) , (x) -
クルアーニー/ランゲル-セント・イライアス/グレーシャー・ベイ/タッチェンシニー-アルセク
アメリカ・カナダの2カ国にまたがる自然保護区。 1979年にランゲル・セント・イライアス国立公園とカナダのクルアニ国立公園がまず登録され、1992年にグレーシャー・ベイ、次いで1994年にタッチェンシニー・アルセク州立自然公園が追加され世界最大規模の自然保護区になった。 氷河期からの自然美がそのままに残され、第2次世界大戦中のアラスカの軍事拠点化、戦後の油田発見などが...
登録国 カナダ , アメリカ合衆国 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) , (x) -
エル・ジェムの円形闘技場
チュニジア中部、スースの南約60kmに位置する「ローマの穀倉地帯」とも呼ばれるエルジェムの古代ローマ闘技場。 200年頃から建造されたこの闘技場はコロッセウム、カプアの闘技場に次ぐ3番目の規模を誇っており、3層部分を残していることが希少である。収容人員は約3万5千人、直径148mであり、戦時にはベルベル人の要塞としても使われていた。
登録国 チュニジア 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
アンティグア・グアテマラ
グアテマラ・サカテペケス県の標高1500mほどの高地に位置するかつての植民都市アンティグア・グアテマラ。 入植後度々震災に見舞われてきたため、耐震性を高めた建造物が作られるようになった。 ラ・メルセー教会などの聖堂群や、神学校などが残っており、植民地時代の街並みが保存されている。
登録国 グアテマラ 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
プリトヴィツェ湖群国立公園
クロアチアの首都ザグレブから南に100km程進んだ場所に位置するプリトヴィチェ湖沼国立公園。 階段状に多くの湖が形成され、滝が流れ落ち、ブナの森に囲まれた美しい景観で知られる。 標高639mに位置するプロシュチャン湖から流れるプリトヴィツェ川が階段状に16の湖沼群を形成している。炭酸カルシウム濃度が高いため石灰華が生じ、いくつもの湖が形成された。 これ...
登録国 クロアチア 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) -
ドゥブロヴニク旧市街
クロアチアの南端、アドリア海に面し中世の要塞に囲まれた「アドリア海の真珠」とうたわれる美しい街ドゥブロブニク。 7世紀頃から交易の要衝として発展し、13世紀には共和制の自治都市となり14~16世紀には海上貿易で繁栄した。 ユーゴスラヴィアの内戦では旧市街が深刻な破壊を受けてしまった。このため1991年から1998年までは危機遺産に登録されていたが、ほどなく...
登録国 クロアチア 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
ダイナソール州立自然公園
カナダ、アルバータ州南東のレッド・ディア川渓谷に位置する州立の自然公園。 世界最大級の恐竜化石層があることで知られており、1884年に考古学者ジョセフ・バール・ティレルが肉食恐竜が発掘されたのを皮切りに、荒れた山地の露頭から39種に及ぶ恐竜化石が発見された。 またハヤブサやイヌワシといった絶滅危具種の棲息も確認することができる。
登録国 カナダ 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
スプリットのディオクレティアヌス宮殿と歴史的建造物群
クロアチアのアドリア海沿岸部にある古代ローマ遺跡。 3世紀末、古代ローマ皇帝であるディオクレティアヌスが命じて作られた宮殿を含んだ建造物群。 スラブ人の侵攻を受けて宮殿やサロナの街は多大な被害を受け、人々はスプリット(スプリト)に移り住んだ。
登録国 クロアチア 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
コトルの自然と文化-歴史地域
モンテネグロ、アドリア海に面した港町のコトル。 背後に標高およそ1800mのロヴツェン山があり、入江が天然の港となり要塞として機能していた。 15世紀以後ヴェネチアの軍門に下りオスマン帝国の前線基地としての役割を担った。4つのカトリック教会や12世紀の聖トリフォン大聖堂、スラヴ諸国初の航海士学校、多くの宮殿など、中世の面影を色濃く残している。
登録国 モンテネグロ 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
サガルマータ国立公園
ネパールの首都カトマンズの北東に位置するサガルマータ国立公園。 世界最高の峰であるサガルマータ(エベレスト山)をはじめ、標高7000m以上の山々が連っている。サガルマータとは「世界の頂上」という意味であり、チベット語ではチョモランマ、英語ではジョージ・エヴェレストにちなみエベレストと呼ばれる。 ユキヒョウやヒマラヤグマといった大型動物や、多数の鳥やチョウな...
登録国 ネパール 登録年 1979年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) -
カザンラクのトラキア人の墳墓
ブルガリア中部の町、カザンラク近郊に位置する墳墓。 紀元前4世紀末頃に作られたトラキア人のものとされている。 第二次大戦中に防空壕を掘っていたところ偶然発見されたものであり、レンガ造りの玄室には鮮やかな壁画が残されている。
登録国 ブルガリア 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv)