トランスバウンダリーサイト/キリスト教/その他宗教 の世界遺産
選択した項目: トランスバウンダリーサイト/キリスト教/その他宗教
「国境を越える遺産」である。
国境とは時代とともに今なお変化するものであるが、それにより構成資産を区切ることは正しい態度であるとは言い難い。
自然遺産に関して言えば、自然環境は国境により線が引けるものではないし、文化遺産に関しても国を跨いで存在する遺産は現に存在している。
国という括りに捉われず純粋に遺産としてのまとまりを示すものがトランスバウンダリーサイトである。
-
コルヴァイのカロリング朝ヴェストヴェルクとキウィタス
ドイツ北部、ヴェーザー河畔のコルヴァイに建つ修道院。 砦を持った修道院複合体と、周辺に形成されていた中世の集落遺跡が登録範囲となっている。 フランク王国・カロリング朝時代、822〜855年にかけてこのコルヴァイ修道院は建設され、最高権威の図書館があったことでも知られている。 修道院の西側、塔を伴った建物は「ヴェストヴェルク(西構え)」と呼ばれ、後...
登録国 ドイツ 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
シルクロード:長安-天山回廊の交易路網
中国、カザフスタン、キルギスの3カ国にまたがる遺産であり、長安から天山回廊にかけて広がる交易路網は、中継交易によってローマからアジア各地や日本までを相互に結んで文化交流を促したシルクロードの一部。 「シルクロード(絹の道)」という名称はドイツの地理学者フェルディナント・フォン・リヒトホーフェンによって付けられた。 中国の洛陽や長安から河西回...
登録国 中国 , カザフスタン , キルギス 登録年 2014年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (v) , (vi) -
開城の歴史的建造物と遺跡
北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国南西部の開城に位置しする、高麗王朝時代の遺跡。 高麗の旧都である開城は風水的配置の重要視された高麗王朝の王都であった。 仏教から儒教へと信仰が推移していった事実と、文化・政治・哲学及び精神的な価値を体現していた様子がうかがえる。
登録国 朝鮮民主主義人民共和国 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
富士山ー信仰の対象と芸術の源泉
標高3776mの成層火山であり、古来より信仰の対象となってきた日本の最高峰。 巡礼を通して「疑死再生」を試みるといった文化が生まれ、またそれらの信仰や畏敬の念が日本の美術にも多大なる影響をもたらし、多くの名画をはじめとした芸術作品を生み出した。 眺め拝む「遥拝」、自ら登る「登拝」といった参拝方法があり、今なお日本人の精神的支柱としての存在感を示し...
登録国 日本 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会
ポーランドとウクライナにまたがりカルパチア山脈周辺に点在する、伝統的な木造工法で建てられた教会群。 ブルナリ・ビジネをはじめとした16ヶ所の登録資産は16~19世紀に東方正教とギリシャ・カトリックの共同体によって建設された。 水平丸太組みのログ構法で作られており、屋根部分は四角形や八角形のドームになっているこれらの教会群は東方正教の教会建築に地域...
登録国 ポーランド , ウクライナ 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ラジャスタンの丘陵城塞群
インド北西部、ラージャスターン州にある6つの王たちの壮麗な城塞群である。 9階建てのヴィジャイ・スタンバ(勝利の塔)が有名なチットルガルのチットルガル城塞、ジャイプールのアンベール城塞他計6カ所がシリアルノミネーションで登録されている。ラジャスタンとは「ラージプート族の地」という意味である。
登録国 インド 登録年 2013年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路
パレスチナ初の遺産として登録された。 エルサレムの南約10kmに位置する生誕教会は、コンスタンティヌス1世の時代である2世紀にイエスの生誕地と考えられてきた場所に建てられた。創始は339年だが、6世紀の火災により焼失後に再建されたものが現在に残る。顕著な初期教会建築の特徴が見られる。 構成資産には生誕教会の他、アレクサンドリアの聖カタリナ教会、フランシスコ会・アル...
登録国 パレスチナ 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
サンガ川流域の3カ国保護地域
コンゴ盆地北西部に位置する、コンゴ共和国の「ヌアバレ=ンドキ国立公園」、カメルーンの「ロベケ国立公園」、中央アフリカ共和国の「ザンガ=ンドキ国立公園」の三つの国立公園からなる。 ムベンガやナイルワニが生息する森林・湿地帯であり、多様な生態系を育んでいる。また絶滅危惧の動植物も多数見られる。 3カ国にまたがる遺産であるが、コンゴ共和国としては...
登録国 カメルーン , 中央アフリカ共和国 , コンゴ共和国 登録年 2012年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
水銀関連遺産:アルマデンとイドリヤ
スペインのアルマデンとスロベニアのイドリヤは、近年まで世界最大を誇った水銀鉱山のトランスバウンダリーサイト(国境を越えた世界遺産)である。現在スペインとスロベニアは地理的に隣り合った国では無いが、フェリペ2世の時代には同じ国の領土であり、一体となる遺産として登録となった。 古代や中世を起源とするこれらの水銀鉱山は、アマルガム法に不可欠な水銀の...
登録国 スロベニア , スペイン 登録年 2012年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
シリア北部の古代村落群
シリア北西部にある40ほどの村落郡であり、古代ローマ時代の多神教からビザンツのキリスト教への変遷と、各時代の農村の様子を伝える。 1世紀〜7世紀にかけて築かれ、8世紀〜10世紀の間に放棄された。 住居や多神教の寺院、教会、貯水槽、浴場などの建造物や景観の保存状態は良く、また利水技術、防塁の他ローマ式の農地計画をよく表している。
登録国 シリア 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡(568-774年)
ロンゴバルド王国の残した、イタリア半島全土に及ぶ要塞、教会、修道院を含む7つの建築群で構成される。 6世紀から8世紀にイタリア半島を広く統治したロンゴバルド族が、古代から中世へと変貌を遂げるヨーロッパ、イタリア半島でキリスト教的・文化的に重要な役割を果たしたことを証明している。
登録国 イタリア 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
アルプス山脈周辺6カ国に点在する111の小規模な先史遺跡群。 紀元前5000〜前500年頃に、アルプス山系の湖や川、または湿地沿いに建てられた先史時代の杭上住居跡や高床式住居跡である。111の遺産のうちおよそ半数はスイスに位置している。 アルプス一帯の先史時代の生活様式を示す証拠が多数発見されており貴重である。
登録国 オーストリア , イタリア , ドイツ , スイス , スロベニア , フランス 登録年 2011年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
アルダビールのシャイフ・サフィー・アッディーン廟と関連建造物
イラン北西部、イスラーム神秘主義であるスーフィズムのサファヴィー教団発祥の地であるアルダビールの宗教建築群。 これらは16世紀〜18世紀末にかけてイランの伝統的なイスラーム建築様式で建設された。 教祖シャイフ・サフィー・アッディーンの廟に至る7つの階段はイスラーム神秘主義の7つの階段を示しており、8つのドアは8つの心構えを示している。
登録国 イラン 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
ディルイーヤのツライフ地区
アラビア半島中央部、サウジアラビアの首都リヤドの北西に位置するディルーヤ(ディライーヤ)の遺跡。 かつてのサウード王朝最初の首都であったところであり、サウジアラビアのルーツであるサウード家発祥の地。 アラビア半島中央部特有の建築様式であるナジャディ様式で築かれた都市地区や宮殿跡などを今に残しており、ツライフ地区(トライフ地区)にある砦はサウ...
登録国 サウジアラビア 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) , (vi) -
登封の歴史的建築物群“天地之中”
中華思想においては、中国が宇宙の中心だと考えられている。その観点で中国の地図を見た場合嵩山一帯の登封が正に中心と看做された。故にこの地方には古くから王朝が建てられるなどした。 構成遺産として、標高1500mである嵩山麓周辺約40k㎡の範囲に8つの建造物群及び遺跡群が点在している。
登録国 中国 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ハノイにあるタンロン皇城遺跡の中心地
ベトナム北部のハノイに位置するタンロン城は、11世紀に中国から独立した大越国・李王朝により創建された。 紅河デルタの低湿地を埋め立てた干拓地であるこの場所は、もともと7世紀に中国が築いた支配拠点であり、ベトナムとなってからは19世紀まで政治権力の中心であった。 近年発掘されたホアンディウ考古遺構と皇城中枢部の遺跡は、東アジアと東南・南アジアの文化が混交...
登録国 ベトナム 登録年 2010年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi)