(i)/(iv)/(viii) の世界遺産
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チャン・チャン遺跡地帯
ペルー北部海岸のトルヒージョの郊外にあり、インカ帝国が中央アンデスを統一するまでの12~15世紀に栄えたチムー王国の首都。チャンチャンとは「輝ける太陽」の意。 建造物、神殿、広場など、古代アンデス文明最大のアドベ(日干しレンガ)による計画都市である。チュディ王宮跡シウダデラは、とくに調査や修復が進んでいる。
登録国 ペルー 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
シュコツィアン洞窟群
スロベニアの南西部、クラス地方にあるカルスト地形の洞窟群で、世界最大級の地下渓谷を誇る鍾乳洞である。 クラス地方という名称が「カルスト」の語源となったことで知られる。 1万年前より人が住んでいた形跡がみられ、洞窟内では寺院が作られていた。
登録国 スロベニア 登録年 1986年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
ストゥデニツァ修道院
セルビア中央部、クラリェヴォの南西39 km のストゥデニツァ湖畔に位置するセルビア正教会最大級の修道院。 12世紀に中世セルビア王国の建国者でありネマニッチ朝の始祖ステファン・ネマニャによって建設された。 聖堂内にはセルビア美術の傑作と言われるキリストの磔刑という13世紀に描かれたフレスコ画が現存している。
登録国 セルビア 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi) -
アラゴンのムデハル様式建造物
スペイン北東部、アラゴン地方テルエル州の建造物群。 レコンキスタ後にアラゴン王国の下に特別に許されて残ったイスラム教徒が、12~16世紀にキリスト教とイスラム教の二文化の融合した形式であるムデハル様式の建造物を多数建築した。 1986年に「テルエルの恋人たち」で知られるサン・ペドロ大聖堂、エル・サルバドル教会といったテルエルに残る4つの聖堂や塔が登録...
登録国 スペイン 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
オーストラリアのゴンドワナ雨林
オーストラリア、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の一部に跨り、多数の国立公園や自然保護区からなる。 ナンキョクブナ等の太古からの森林地帯に希少生物が棲息している。 1986年に世界遺産登録され、1994年に登録範囲が拡大された。
登録国 オーストラリア 登録年 1986年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) , (ix) , (x) -
トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会
ドイツ西部、モーゼル川上流に位置しルクセンブルク国境に近いトリーアは、アウグストゥス帝が建設した植民地を起源とするドイツ最古の都市。 時代を経るにつれ従前のローマ遺構と新たに芽吹いたキリスト教が融合しておりとして現在でも両者の複数の遺跡を見ることができる。 ローマ時代のものではポルタ・ニグラやアウラ・パラティーナが著名である。
登録国 ドイツ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) , (vi) -
ハットゥシャ :ヒッタイトの首都
アンカラより東約150kmほどのトルコ中央部、標高約1000mのアナトリア高原に位置する城塞都市ハットゥッシャは、紀元前17〜前13世紀に小アジアで反映したヒッタイト王国の首都として知られる。紀元前12世紀頃に地中海より侵入してきた「海の民」に滅ぼされた。 ヤズルカヤ神殿や獅子の門、地下道、王宮など古代都市の遺構が残されている。 また、前13世紀にヒッタイト...
登録国 トルコ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
ディヴリーイの大モスクと病院
トルコ、中央アナトリア地方スィヴァス県に位置するディブリーイ。この地に建設された複合建築である大モスクと病院が世界遺産登録された。 1229年に建築された大モスクには病院が併設されており、イスラームとアナトリアの文化を融合させたルーム・セジューク朝時代の建築の代表作とされている。
登録国 トルコ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
カッパドキアとは、トルコの首都アンカラの南東約250kmに位置するアナトリア山脈と黒海とトッズ湖に囲まれた一帯で、尖塔形などの奇岩が立ち並ぶ中に洞窟修道院がいくつもつくられた場所である。 ローマによるキリスト教弾圧や、ビザンツ帝国のイコン破壊運動、さらにトルコのイスラム化などから逃れたキリスト教徒達がこの奇岩地帯に洞窟修道院を多数作った。 かつては360を...
登録国 トルコ 登録年 1985年 分類 複合遺産 登録基準 (i) , (iii) , (v) , (vii) -
ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミヒャエル教会
ドイツ、ニーダーザクセン州ヒルデスハイムにある2つの聖堂。 聖マリア大聖堂は11世紀に建設された初期ロマネスクの様式の聖堂だが、1945の空襲で破壊され、現在では再建されたものが残る。 一方聖ミヒャエル大聖堂は1010年にこの街の司教だったベルンヴァルトが建設したものである。
登録国 ドイツ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) -
イスタンブール歴史地域
トルコ北西部、ヨーロッパとアジア大陸の接点に位置しボスポラス海峡にまたがるイスタンブールは、ローマ帝国、ビザンツ帝国、そしてオスマン帝国の首都だった歴史をもつ都市。 歴史上数多くの名で呼ばれたことでも知られ、ビザンティウム、コンスタンティノープル、イスタンブルなどと支配者によってその名は変遷してきた。 現在でこそトルコ共和国の首都はアンカラに遷都さ...
登録国 トルコ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
マナス野生生物保護区
インド北東部、アッサム州にある国立公園。 密漁やテロを理由に1992〜2011年の間危機遺産に登録されていた。 世界最小のコビトイノシシや黄金の猿ゴールデンラングールなどの希少種が生息している。
登録国 インド 登録年 1985年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x)