(iii)/(iv)/(viii) の世界遺産
選択した項目: (iii)/(iv)/(viii)
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サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群
スペイン西部の聖ヤコブにゆかりのある聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼するための道と途中の街などが複合的に登録された遺産であり、いわゆる「道の遺産」である。 エルサレム、ローマと並んでキリスト教徒の最も重要な巡礼地のひとつであるサンティアゴ・デ・コンポステーラへはフランス人が多く巡礼したことから「カミノ・フランセス」と呼...
登録国 スペイン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (vi) -
フィリピンのバロック様式教会群
フィリピンのマニラやルソン島などに点在するキリスト教建築群。 スペイン統治下であった16世紀に建てられた4つのバロック建築の教会が登録範囲となっている。台風や地震に備えるために天井を低くする等現地の風土に合わせた作りになっており、地震のバロックと呼ばれている。
登録国 フィリピン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
トゥバタハ岩礁自然公園
フィリピン諸島南西のパラワン島の東に位置する岩礁や珊瑚礁を含む自然公園。 手付かずの自然が残っており、鳥類の棲息地やウミガメの産卵地などになっている。 1993年に「トゥバタハ岩礁海中公園」として登録されたが、2009年に範囲が拡大され「トゥパタハ岩礁自然公園」と名称が改められた。
登録国 フィリピン 登録年 1993年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群
パラグアイ南東部、アルゼンチンとの国境付近のパラナ川北岸に位置するイエズス会伝道所。 先住民であるグアラニー人のキリスト教化のため、イエズス会士が17世紀に築き上げたレドゥクシオン(先住民と共に暮らし伝道を図った)の跡。 この地で最古のレドゥクシオンであるサン・コスメ・イ・ダミアンには学校や住居、墓地などが残る。1706年に建てられたラ・サンテ...
登録国 パラグアイ 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
法隆寺地域の仏教建造物
奈良で7世紀から8世紀にかけて築かれた法隆寺、法起寺が登録対象である。 世界最古の木造建造物群としての価値が高い。
登録国 日本 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi) -
バーンチエンの古代遺跡
タイ、ウドーンターニー県に位置する先史時代の遺跡。 彩文土器や青銅器などが多数見つかっており、古くとも紀元前3000年ほどのものと推定されている。黄河文明とは違った文明の証拠として、考古学的価値の高い遺跡である。
登録国 タイ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
チェスキー・クルムロフ歴史地区
チェコ・南ボヘミア州の、クルムロフ城などの建造物で知られる小都市。 13世紀に城館が築かれたことにはじまり、14世紀〜16世紀にかけて繁栄した。その美しさから「眠れる森の美女」や「世界一美しい街」などと称される。
登録国 チェコ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
エル・タヒンの古代都市
メキシコ湾岸にほど近い場所に築かれた都市遺跡エルタヒンは、トトナナカ人ないしワステカ人が建設した9世紀から13世紀に繁栄した。 365個の壁龕(古典的建築意匠で、へこみのようなもの)を持つ壁龕のピラミッドで知られており、これはカレンダーのような機能を有していたとみられている。
登録国 メキシコ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ブトリントの考古遺跡
アルバニア共和国南部、サランダ県に位置する。 ブトリントの考古遺跡は、古代ギリシア、ローマ植民都市時代、初期キリスト教、ビザンチン支配下など各時代の様子を伝えている。1997年初めの市民暴動によって遺構の略奪が行われ、遺跡の保護と管理が困難となったため、1997年危機遺産リストに登録されたが、2005年に解除された。
登録国 アルバニア 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
プエブロ・デ・タオス
プエブロ・デ・タオス(Pueblo de Taos)は、ニューメキシコ州タオスの約1マイル北、サングレ・デ・クリスト山地から流れるレッド・ウィロー川沿いに位置する。 ネイティブアメリカン、プエブロ部族の古代の集落である。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿
エーゲ海・トルコ沿岸にあるギリシャ領サモス島。 この島はピタゴラスの生誕地としても知られ、20世紀に旧名のティガニからピタゴリオに街の名前が変更された経緯を持つ。 ヘーラー神殿(ヘライオンとも)は女神ヘーラーを祀る神殿として紀元前に建てれたものである。
登録国 ギリシャ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
ランメルスベルク鉱山、 歴史都市ゴスラーと オーバーハルツ水利管理システム
ドイツ中部にあるゴスラーは銀を産出するランメルスベルク鉱山により栄えた。 ハインリヒ2世はこの地で採掘された銀で「オットー・アーデルハイト・ペニヒ」という貨幣を作った。 ハンザ同盟に参加したことでも知られるが、後にこの地は衰退したため中世の街並みが現在まで保存さることとなった。 2008年「オーバーハルツ水利管理システム」が構成遺産に追加され登録...
登録国 ドイツ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv)