ヨーロッパ 墓 / 廟/鉱山 の世界遺産
選択した項目: ヨーロッパ, 墓 / 廟/鉱山
- 1
- 2
-
ペーチ(ソピアネ)にある初期キリスト教墓地遺跡
ハンガリー南部、ペーチ(ソピアネ)に位置する初期キリスト教の地下墓所。 4世紀頃初期キリスト教建築が多く建設され、無数のカタコンベの作られたネクロポリスとして知られている。18世紀に発見された墓室は、埋葬室と礼拝堂を兼ねており、構造的にも建築的にも希少価値が高いものである。聖書をモチーフにした壁画が見られ、芸術的価値も有す。
登録国 ハンガリー 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地
イギリス、スコットランド北部よりベントランド海峡を挟んで北に15km程の沖合に位置するオークニー諸島で最大の島、メインランド島にある遺産。 ここには新石器時代の遺跡の宝庫であり、リング・オブ・ブロッガー、メイズハウ、スカラ・ブラエといった巨石文化の遺産が残る。
登録国 イギリス 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳
フィンランド南西部、ラッピ郊外サンマルラハデンマキにある青銅器時代の墓地遺跡。 B.C.1500年頃〜B.C.500年頃まで、フィンランド沿岸地帯や近隣の諸島部で見られたスカンジナビア青銅器文化の遺跡であり、初期青銅器時代のものも含め、サンマルラハデンマキに残る花崗岩で作られた33の石塚が登録対象。特にフルート長石塚や教会の床と名付けられたもので知られている。
登録国 フィンランド 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ハルシュタット-ダッハシュタイン・ザルツカンマーグートの文化的景観
オーストリア中部ザルツカンマーグート地方の風光明媚なハルシュタット湖とダッハシュタイン山の生み出す文化的景観。 古来よりこの地では岩塩の採掘が行われてきた。その営みは先史時代にまで遡り、青銅器時代の遺物などが発見されており、一連の遺跡の文化はこの地の名称に因みハルシュタット文化と名付けられている。 中世、この岩塩鉱が神聖ローマ帝国により国有...
登録国 オーストリア 登録年 1997年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
アイガイの古代遺跡(現在名ヴェルギナ)
ギリシャの中央マケドニアに位置するアイガイの古代遺跡。 マケドニア王国の最初の首都アイガイとして栄えた。 紀元前に作られたマケドニア王のものとされる墓や共同墓地など数多くの墓や遺跡が発見されている。
登録国 ギリシャ 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
クトナー・ホラ:聖バルボラ教会とセドレツの聖母マリア大聖堂のある歴史都市
チェコ中部に位置する、かつてのボヘミア王国第2の中世都市クトナー・ホラ。 13世紀に発見された銀鉱山の採掘で発展した。14世紀には記念碑的建造物が多く造られ、後期ゴシック様式の聖バルボラ教会は建築家ジョン・パーラーの設計で14世紀末から160年の年月をかけて完成した。郊外のセドレツ地区には、13世紀にゴシック様式で作られたものの18世紀初期にバロック様式に修復された聖...
登録国 チェコ 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
スクーグシュルコゴーデン
スウェーデンの首都ストックホルムに位置する共同墓地。 後に同国を代表する建築家になる若き日のエリック・グンナール・アスプルンドとシグード・ローレンツが設計を手がけ、1917~1920年に自然との調和をテーマにしこの墓地は造られた。また、「森の火葬場」に至っては完成まで長い年月を擁し、最終的に1940年の竣工となった。 もとは松林や砂利採掘場だった...
登録国 スウェーデン 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
イェリング墳墓群、ルーン文字石碑群と教会
デンマーク王国の発祥地であるイェリングにある墳墓と石碑及び教会の文化遺産。ユトランド半島の東部に位置する本遺産は、10世紀頃に成立したデンマーク王権とキリスト教の普及を示している。 古代ゲルマン文字であるルーン文字が刻まれた石には、ハーラル青歯王によるデンマーク・ノルウェーの征服とキリスト教への改宗が記されている。 異教の文化である墳墓と、キリスト教...
登録国 デンマーク 登録年 1994年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
バンスカー・シュティアヴニツァ歴史地区と近隣の工業建築物群
スロヴァキア、バンスカー・ビストリツァ県の金・銀の採れた鉱山都市である。 世界で初めて火薬を使って採掘を行われたり、また18世紀には蒸気を使用した方法が採用されるなど常に先端の技術が用いられてきた。 街には鉱業会館や聖堂などが残されている。
登録国 スロバキア 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
ビルカとホーヴゴーデン
スウェーデンの首都ストックホルム西方に位置するメーラレン湖に浮かぶ二つの島に残るヴァイキングの遺跡。 ビョルケー島にはビルカの遺跡が、アルデスエー島にはホーブゴーデンの遺跡が残る。
登録国 スウェーデン 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) -
ボイン渓谷の遺跡群(ブルー・ナ・ボーニャ)
天文考古学的にも重要な意味を持ったニューグレンジ、ノウス、ドウスという主要3墳墓を含む遺跡。「ブルーナボーニャ(Brú na Bóinne)」は「ボインの宮殿」の意である。 1993年に登録され、2013年に登録名が変更された。
登録国 アイルランド 登録年 1993年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
ランメルスベルク鉱山、 歴史都市ゴスラーと オーバーハルツ水利管理システム
ドイツ中部にあるゴスラーは銀を産出するランメルスベルク鉱山により栄えた。 ハインリヒ2世はこの地で採掘された銀で「オットー・アーデルハイト・ペニヒ」という貨幣を作った。 ハンザ同盟に参加したことでも知られるが、後にこの地は衰退したため中世の街並みが現在まで保存さることとなった。 2008年「オーバーハルツ水利管理システム」が構成遺産に追加され登録...
登録国 ドイツ 登録年 1992年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
スヴェシュタリのトラキア人の墳墓
ブルガリア北東部、スヴェシュタリにある古代墳墓。 紀元前3世紀に作られたものであり、直径70mの墳丘の内部に王と王妃の遺体が安置されていた玄室があり、壁に10体のカリアティードと呼ばれる女性の彫像が配置されている。 この墳墓の装飾はトラキア文化とヘレニズム文化の融合したものであり、その点が評価されている。
登録国 ブルガリア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
レーロースの鉱山街と その周辺
ノルウェー中部の北極圏近く、レーロースは銅鉱山の街である。 厳しい環境下ながら17世紀に発見されて以来20世紀後半まで採掘が続けられた。唯一の石造建築物として知られる白い聖堂では鐘楼に労働者の象徴であるハンマーの装飾がなされている。
登録国 ノルウェー 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ハル・サフリエニ地下墳墓
マルタ島東部のパオラで紀元前2500年頃に作られたとされる地下墳墓。 世界で唯一残る先史時代の地下墳墓である。 地下三層構造になっており、第二層からは「眠れる貴婦人像」と呼ばれる副葬品の小僧が見つかっている。
登録国 マルタ 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
カザンラクのトラキア人の墳墓
ブルガリア中部の町、カザンラク近郊に位置する墳墓。 紀元前4世紀末頃に作られたトラキア人のものとされている。 第二次大戦中に防空壕を掘っていたところ偶然発見されたものであり、レンガ造りの玄室には鮮やかな壁画が残されている。
登録国 ブルガリア 登録年 1979年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
ヴィエリチカ・ボフニア王立岩塩坑
クラクフ南東の岩塩鉱山で、11世紀頃から岩塩の採掘が始められた地。 12世紀マツにはポーランド王のカジミエシュ2世がヴェエリチカの採掘剣を独占した。 坑道の最深部は地下375m、総延長は300kmにも及ぶ。坑内には岩塩層をくり抜き作られた礼拝堂があり、聖者像や祭壇など無数の岩塩彫刻で飾られている。地下にある聖キンガ礼拝堂には、岩塩で出来たシャンデリアや「...
登録国 ポーランド 登録年 1978年 分類 文化遺産 登録基準 (iv)