文化的景観/建築/滝 の世界遺産
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文化的景観/建築/滝
端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観
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ノルウェー南西沿岸部の港町、ベルゲン旧市街の倉庫群。それらはブリッゲン(Bryggen)と呼ばれている。
在外ハンザ同盟の居留地であったこの地はノルウェー最大の港湾都市に成長した。
ハンザ同盟の会議場であるシュートスチューエネが残っている。
登録国 |
ノルウェー |
登録年 |
1979年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
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ペンシルベニア州フィラデルフィア市。アメリカ合衆国誕生の地である。建築家アンドリュー・ハミルトンによって建物は設計された。1776年7月4日、この場で13州植民地の代表者がペンシルベニア議事堂に集い第二回大陸会議が開かれ、ヴァージニア代表のトマス・ジェファーソンらが起草したイギリスに対する独立宣言書に署名した。独立宣言が行われた場所がこの建物の広場...
登録国 |
アメリカ合衆国 |
登録年 |
1979年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(vi)
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イラン、ザグロス山脈の東、エスファハーン(イスファハンとも)に位置する。
紀元前6世紀頃からの歴史をもつイラン有数のオアシス都市として政治・文化・交通の拠点であり、16世紀末にアッバース1世によりサファヴィー朝の首都に定められ発展したこの街は当時「エスファハーンは世界の半分」とまで言われた。
イマームのモスクやアリー・カブー宮殿などで囲ま...
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ドイツの西端に位置する町アーヘンにある大聖堂は9世紀初頭、フランク王カロリング朝の カール大帝が建設した「カロリング・ルネサンス」を象徴する大聖堂である。
八角形の中心部を16角形の周歩廊が取り囲む集中式の構造をしており、30人もの神聖ローマ帝国皇帝が戴冠式を行った場所でもある。
東ローマ・西ローマの二つの文化が融合した建物として高い評価を...
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エクアドルの首都キトの、旧市街を登録範囲とした文化遺産。
元々は先住民族キトス族が築いた街があったが、インカ帝国の支配下に入るとクスコに次ぐインカ第二の都市として栄えた。
スペイン人に侵攻された際に街は焼失し、その上に征服者達が新たに植民都市を建設。フランシスコ会やドミニコ会、イエズス会などの宗教関連施設が多く建設された。
カスピカラ...
登録国 |
エクアドル |
登録年 |
1978年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(ii)
, (iv)
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カナダ・ノースウエスト準州の国立公園。
ナハニとは先住民族の言葉で「精神」の意。ヴァージニア・フォールズと呼ばれる二又の滝はナイアガラの滝の二倍の水量を誇る。
1978年に世界で最初の世界遺産12箇所のうちのひとつとして登録された。