シリアルノミネーションサイト/氷河/先史時代 の世界遺産
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シリアルノミネーションサイト/氷河/先史時代
シリアル・ノミネーション・サイトとは「連続性のある遺産」のこと。必然的に構成資産が複数となる。
これらの遺産はひとつひとつが普遍的価値を有している必要がなく、全体として顕著な普遍的価値を持っていれば世界遺産となることが出来る。
文化遺産で言えば同一の歴史・文化を有すること、自然遺産で言えば同じ地質・生態系などを有することが重要視されており、それらの構成資産をつなぐストーリーも重視される傾向がある。
検索結果 399 件中 361〜380 件表示
並び順 :
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グアテマラ東部、イサバル県に位置する3世紀ごろから建設されたマヤ文明の遺跡。ホンジュラスの世界遺産、コパンとの関連が伺える。
マヤ最大の石碑であり象形文字などの掘られた「石碑E」があることで知られている。
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アルゼンチン南部、アンデス山脈の南端であるパタゴニアに位置する国立公園である。サンタクルス州に属する。
多くの氷河を有しており、最も大きいものがウプサラ氷河、動きが活発なのがペリト・モレノ氷河である。
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ワシントン州北西のオリンピック半島に位置する国立公園である。多様な生物を見ることができ、沿岸には多くの海洋生物、針葉樹の森にはワピチと呼ばれる大きな鹿が生息している。
オリンピック山脈は氷河に覆われており、中でも最高峰のオリンポス山が一際目を引く。
セオドア・ルーズベルトが国定公園として設立し、フランクリン・ルーズベルトの時代に国立公園にされた。
登録国 |
アメリカ合衆国 |
登録年 |
1981年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(vii)
, (ix)
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イタリア、ローマは紀元前1世紀から後5世紀にかけて地中海全域を支配したローマ帝国の首都であった。
帝政ローマの時代には神殿や劇場、闘技場など様々な大規模建造物が作られた。4世紀にコンスタンティヌス帝がキリスト教を公認すると、教皇の住まうカトリックの中心地としてキリスト教の聖堂群が建造された。
構成遺産はコロッセウム(コロッセオ)やパンテオン、フォロ・...
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エチオピア南西部、南部諸民族州に位置するティヤは、先史時代から残る石碑が多数見つかった場所。
周辺では160以上が見つかっているが、登録対象になったのは36基の石碑である。
金属製の道具を使用して石を削っていたとみられている。
登録国 |
エチオピア |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(i)
, (iv)
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キプロス島南西部に位置する古代遺跡。
美と愛を司るギリシア神話の女神アフロディーテが生まれた地とされており、女神信仰の中心地であった。
パラエパフォス地区には紀元前1200頃にアフロディテ神殿が建設された。
遺跡各地に残る床のモザイク画などが有名である。
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シリア南部、ヨルダン国境近くにある古都ボスラ。
106年にローマ帝国に征服されると、ローマ帝国アラビア属州の州都となった。
現在の街の下に遺跡があるため全体像は解明されていないが、ローマ劇場の遺構などが見つかっている。
この地の建造物は黒みがかった玄武岩が使われていたため黒い遺跡となっている。
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シリア、首都ダマスカスの北東約215kmほどに位置し、シリア砂漠の中に存在する古代遺跡。
パルミラとはギリシャ語で「ナツメヤシ」を意味する言葉が語源とである。
紀元前1~後3世紀にかけて、シルクロードの要衝としてローマ世界とアジア地域を結ぶ隊商都市となった。2世紀にハドリアヌス帝から自由都市の資格を与えられたことにより発展したが、3世紀にゼノビアがロ...
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エチオピア南西部、人骨化石が多数出土する地域。
人類に直結する種や、枝分かれしてそのまま絶滅した種も含めて何種類もが見つかっている。特にアウストラロピテクス種の数が多い。
ホモ・ハビリスの使用したとされる最古の打製石器も出土している。
登録国 |
エチオピア |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
, (iv)
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エチオピア北東部に位置するアワッシュ川の下流域。
この地でアウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の化石人骨が見つかり「ルーシー」と名付けられ世界的に有名となった。
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エチオピア北部の街で、ティグレ州に位置する。
エチオピア最古の都市とされており、1世紀頃に建国されたアスクム王国の首都の遺跡。エチオピア正教会はこの地にモーセの十戒を刻んだ石版を納めた「契約の箱(アーク)」があると主張している。
この遺跡で象徴的なオベリスク(石柱)が130ほど確認されているが、特に「2号ステラ」という石柱はムッソリーニに...
登録国 |
エチオピア |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (iv)
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パキスタン、インダス川下流の街カラチから約300km北に位置するインダス文明最古にして最大の古代都市。
20世紀の前半にインド人学者により発見された現地の言葉で「死の丘」を意味する、紀元前2300〜前1800年頃までの遺跡。
約1.6km四方の遺跡には、綿密な都市計画に基づいた街路や高度な水利システムが整備されており、東の市街地にはレンガ造りの人家が立ち並び、...
登録国 |
パキスタン |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(ii)
, (iii)
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パキスタン・パンジャーブ州にある紀元前6世紀より築かれた街で、ある時代はガンダーラ美術が開花した仏教都市でもあった。
ギリシャ人の築いたシルカップやクシャーン朝のシルスフといった年代の異なる三つの都市遺跡が時代順に並んで残っている。
登録国 |
パキスタン |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
, (vi)
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地中海のゴゾ島やマルタ島に築かれ、世界最古の石造建造物の一つとされる。周辺では先史時代の神殿が30以上も発見され、そのうち6つが登録範囲。
1980にまずゴゾ島にあるジュガンティーヤ神殿が世界遺産登録され、次いで1992年にマルタ島の5つの神殿が追加登録された。
登録国 |
マルタ |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iv)
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マルタ島東部のパオラで紀元前2500年頃に作られたとされる地下墳墓。
世界で唯一残る先史時代の地下墳墓である。
地下三層構造になっており、第二層からは「眠れる貴婦人像」と呼ばれる副葬品の小僧が見つかっている。
登録国 |
マルタ |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(iii)
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ホンジュラス西部に位置する、5世紀から9世紀にかけて栄えたマヤ文明・コパン王朝の遺跡。
第13代の王であるワシュクラフン・ウバーフ・カウィル王(18ウサギ王)によってコパンは発展した。
神聖文字の階段や祭壇Qが残されている。
登録国 |
ホンジュラス |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
, (vi)
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ポーランドとベラルーシにまたがるビャウォヴィエジャの森(ベラヴェシュスカヤ・プーシャとも)は、古くから残る森林景観であり、ヨーロッパ最大の森林地帯。
低地林や周囲の湿地帯等が混在した生態系が人為的影響を受けずに広範囲に残っており、多くの野生動物も同時に残されている。そしてヨーロッパバイソンが生息することで特に知られている。
1979年にポーランド側が先...
登録国 |
ベラルーシ , ポーランド |
登録年 |
1979年 |
分類 |
自然遺産
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登録基準 |
(ix)
, (x)
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ポーランド南部オシフェンチム(ドイツ語ではアウシュビッツ)に位置する。
第二次世界大戦でナチス・ドイツが作った強制収容所。ポーランドを占領したナチスはこの収容所にユダヤ人やポーランド人を連行し、強制労働をさせたり殺害したり等行った。一説にはこの地で数百万人が亡くなったと言われている。
現在は博物館となっており殺害の行われたガス室や犠牲者の衣服などを...
登録国 |
ポーランド |
登録年 |
1979年 |
分類 |
文化遺産
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登録基準 |
(vi)
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クロアチアの南端、アドリア海に面し中世の要塞に囲まれた「アドリア海の真珠」とうたわれる美しい街ドゥブロブニク。
7世紀頃から交易の要衝として発展し、13世紀には共和制の自治都市となり14~16世紀には海上貿易で繁栄した。
ユーゴスラヴィアの内戦では旧市街が深刻な破壊を受けてしまった。このため1991年から1998年までは危機遺産に登録されていたが、ほどなく...
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グアテマラ北部ペテン低地に位置する、9世紀頃まで栄えたマヤ文明の巨大都市遺跡。
現在は熱帯雨林の密林となっている地域に約3000の建造物群が残っている。これらはテオティワカンの影響を強く受けたものである。900年頃には人々はいなくなったと考えられており、後にスペイン人により発見された。
ア・カカウ王の墓が発見され、「ジャガーの神殿」とも呼ばれる1号神殿、「...