建築/氷河/先史時代 の世界遺産
選択した項目: 建築/氷河/先史時代
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リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔
リスボンの南西ベレンにある大航海時代の記念碑的建造物で、マヌエル様式の傑作とされる。 ジェロニモス修道院は1502年にマヌエル1世により建設がはじめられ、以後300年ほどかけて完成した。 ベレンの塔は、テージョ川の港を守る要塞として建造された。
登録国 ポルトガル 登録年 1983年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの町の中心地区
ポルトガル沖約1000kmほど、大西洋の中央部(マカロネシア)に位置するポルトガル領の群島アゾレス諸島。 15世紀前半にポルトガルの植民地となり、航路の中継点としての役割を担った。 16世紀にはレドントール・デ・セ大聖堂が、16世紀末にはサン・セバスチアン要塞が建設された。
登録国 ポルトガル 登録年 1983年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (vi) -
ザンクト・ガレンの修道院
スイスの北東部、ボーデン湖に近いザンクト・ガレン修道院。 アイルランドの修道士ガルスがこの地で祈りの場を開いたことに由来して彼の名が取られ「ザンクトガレン(聖ガルス)」となった。 多くの写本や古文書の残る付属図書室はロココ様式で作られており美しい天井画で飾られている。
登録国 スイス 登録年 1983年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
シバームの旧城壁都市
アラビア半島最南部の国イエメンの内陸にあるスルタンの城郭都市。古来より交易拠点として栄え、伝統的に日干しレンガでつくられた高層家屋が密集する独特の景観を示している。 アラビア半島最大のワジ(枯れ川)の谷に位置することから雨季になると度々洪水に見舞われてきた歴史を持つ。そのため高層建築を作るようになったとされており、現存する最古の建物は10世紀ごろのも...
登録国 イエメン 登録年 1982年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
オリンピック国立公園
ワシントン州北西のオリンピック半島に位置する国立公園である。多様な生物を見ることができ、沿岸には多くの海洋生物、針葉樹の森にはワピチと呼ばれる大きな鹿が生息している。 オリンピック山脈は氷河に覆われており、中でも最高峰のオリンポス山が一際目を引く。 セオドア・ルーズベルトが国定公園として設立し、フランクリン・ルーズベルトの時代に国立公園にされた。
登録国 アメリカ合衆国 登録年 1981年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) -
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ
カナダ、アルバータ州のポーキュパイン・ヒルに位置する。 およそ6000年前から先住民ブラックフット族により行われていた独特な狩猟方法――バッファーローを断崖に追い詰めて突き落として仕留める、追い込み猟――の痕跡を残す遺産である。 ドライブレーンと呼ばれる崖へと通じる道などが確認できる。
登録国 カナダ 登録年 1981年 分類 文化遺産 登録基準 (vi) -
アルルのローマ遺跡とロマネスク建築
フランス南部プロヴァンス地方、ロレーヌ川沿いの要衝として建設された街アルル。 古代ローマ時代にはプロヴァンス屈指の大都市として繁栄し、街の随所に円形闘技場、古代劇場、大浴場、地下回廊などの当時の遺跡が残されている。 また、古代遺跡のみならず中世の遺跡もみられ、特にサン・トロフィーム聖堂とそこに施された最後の審判の彫刻が著名。
登録国 フランス 登録年 1981年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
フォントネーのシトー会修道院
ブルゴーニュ地方コート=ドール県モンバール市内に位置するシトー会最古の修道院。 フランス革命時に多くの修道院が破壊されたが、本遺産は破壊を免れ、後に製紙工場として使われた。 現在は製紙工場は解体され修道院の姿を取り戻した。
登録国 フランス 登録年 1981年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ハル・サフリエニ地下墳墓
マルタ島東部のパオラで紀元前2500年頃に作られたとされる地下墳墓。 世界で唯一残る先史時代の地下墳墓である。 地下三層構造になっており、第二層からは「眠れる貴婦人像」と呼ばれる副葬品の小僧が見つかっている。
登録国 マルタ 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
アシャンティの伝統的建築物群
ガーナ第二の都市であるクマシ近郊、アシャンティ州内に位置する。 かつて栄えたアシャンティ王国の伝統的な建造物群であり、この地に住むニャメ族によって作られた中庭や壁の装飾が特徴的。 イギリスとの戦いによって多くが失われてしまい、現在残るのは再建されたものである。
登録国 ガーナ 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」
ミラノにあるこのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、15世紀半ばにドミニコ会の修道院として建てられた。改修を経てゴシック様式にルネサンス様式が加えられた。 食堂跡の壁に、レオナルド・ダ・ヴィンチが15世紀末に描いた『最後の晩餐』のフレスコ画が残る。第二次世界大戦中に爆撃で建物が一部破壊されたりもしたが、戦後徹底的な修復が行われ今日にその姿を残して...
登録国 イタリア 登録年 1980年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii)