アジア/中央アメリカ の世界遺産
選択した項目: アジア/中央アメリカ
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メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ
メキシコ最大の都市メキシコ・シティの歴史地区。 16世紀、アステカがスペイン軍に滅ぼされたことによりこの地に都市の建設が始まった。原型はアステカ王国の首都「テノチティトラン」であった。所々に残る遺跡とキリスト教建築が相まって歴史を物語る街並みを形成している。 ソチミルコはアステカの文化を色濃く残し、運河を小舟が行き交う伝統的景観をみることができる。
登録国 メキシコ 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (v) -
ネムルト・ダーの巨大墳墓
トルコ南東部、ネムルト山の山頂に位置するネムルト・ダーは北シリア周辺を支配していたコンマゲネ王国のアンティオコス1世が、死後の自分のために建てた墳墓。 現在では墓や周辺の巨大な石像はほぼすべて崩れているが、ギリシャやペルシアの神々を配置していたという事実はこの地が両者の強力な影響下にあったことを示唆している。
登録国 トルコ 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
オアハカ歴史地区とモンテ・アルバンの古代遺跡
メキシコのオアハカ州の州都であり南シエラマドレ山脈の標高1,550メートルほどの高地に位置しているオアハカ。 モンテ=アルバンは、オアハカ市街の西方10km、盆地の山の頂上を平らにして築かれた紀元前500年頃〜後800年頃までの遺跡である。同じメキシコのテオティワカンとの交流の跡が伺える。
登録国 メキシコ 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
北京原人化石出土の周口店遺跡
北京から南西に約50kmに位置する周口店は東アジア最大の旧石器時代の遺跡。 1921年、ここで発見されたのが、シナントロプス・ペキネンシス(いわゆる北京原人)である。さらに周口店では、北京原人よりも現代人に近い山頂洞人の遺跡も見つかっている。
登録国 中国 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
ハットゥシャ :ヒッタイトの首都
アンカラより東約150kmほどのトルコ中央部、標高約1000mのアナトリア高原に位置する城塞都市ハットゥッシャは、紀元前17〜前13世紀に小アジアで反映したヒッタイト王国の首都として知られる。紀元前12世紀頃に地中海より侵入してきた「海の民」に滅ぼされた。 ヤズルカヤ神殿や獅子の門、地下道、王宮など古代都市の遺構が残されている。 また、前13世紀にヒッタイト...
登録国 トルコ 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
ファテープル・シークリー
アーグラの南西約40kmに、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが築いた都城である。 幾何学的な都市計画に基づき設計されたこの場所は、宮廷地区とモスク地区に分けられていた。モスク地区には寺院ジャーミ・マスジドや「偉大なる門」の意味を持つ ブランド・ダルワーザが当時のまま残る。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
カジュラーホの建造物群
首都ニューデリーの南東約500km、カジュラーホにあるヒンドゥー教とジャイナ教の遺産群。 多くは10〜11世紀に繁栄した中央インドの王朝、チャンデーラ朝の時代に作られた。 寺院の外壁は、おおらかな性愛表現を含む官能的な多数の彫刻で飾られ、北インド独特の建築様式を伝えている。
登録国 インド 登録年 1986年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
パハルプールの仏教寺院遺跡群
バングラディシュ北西部に位置する仏教寺院遺跡。 ソーマプラ大僧院は8世紀末にパーラ王朝2代目のダマルパーラ王が創建した。 177室の僧坊に取り囲まれた約300m四方の敷地には、中庭に大塔が建っている。 基壇には数多くのレリーフが残されている。
登録国 バングラデシュ 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (vi)