(i)/(ii)/(viii) の世界遺産
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スピエンヌの新石器時代の火打石の鉱山発掘地(モンス)
ベルギー南西部、エイノー州の州都であるモンス市に残る先史時代の鉱山遺跡。 まとまった古代採石場としては欧州最大・最古の遺跡が100haの範囲に広がっており、大規模な集落跡も発見された。 6,000年以上前からこの地では石英の火打石を採掘が行われていたと考えられており、その後新石器時代になると坑道が掘られ紀元前8世紀頃まで採掘は続いた。
登録国 ベルギー 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
シベニクの聖ヤコブ大聖堂
クロアチア南西部、ダルマティア地方の沿岸部に位置するカトリック建築、聖ヤコブ大聖堂。 15~16世紀に北イタリアやトスカーナ地方およびダルティア地方における相互交流の影響がみられ、鐘塔や装飾類の様式は、ゴシックとルネサンスの融合となっている。 ユーゴスラビア内戦で大規模な破壊を受けたが、修復され世界遺産となった。
登録国 クロアチア 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
ヴァッハウ渓谷の文化的景観
オーストリア中部、ベネディクト会メルクからクレムスまで、35kmのドナウ川渓谷の文化的景観。 渓谷の両岸にはバロック様式で建てられたデュルンシュタイン修道院や古城、村、街などが点在し丘の斜面にはブドウ畑が広がっている。 この自然と調和した美しい景観は、クルーズ観光のスポットとしても親しまれている。 また、先史時代に作られた石像である「ヴィレンドルフのヴ...
登録国 オーストリア 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ヘーガ・クステン(ハイ・コースト)/クヴァルケン群島
スウェーデンの「ハイコースト」(現地の言葉でヘーガクステン)はバルト海の北部のボスニア湾内に位置し、多数の島々からなる。 大地の上に乗っていた氷河が溶けることでその重さを失い大地が隆起するというアイソスタシーが見られる。この地は現在でも隆起が続いている。 2006年には同じ現象が起こっているフィンランド領内のクヴァルケン群島を加え、登録範囲拡大となった。
登録国 フィンランド , スウェーデン 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (viii) -
ボイ渓谷のカタルーニャ風ロマネスク様式教会群
スペイン東部、カタールニャ地方のピレネー高地に位置するボイ渓谷のロマネスク様式教会群。 急峻な渓谷の集落毎に建設されたカタルーニャ風の教会が複数登録されており、11〜12世紀に建てられたこれらの遺産はこの地にイスラームの影響が呼ばなかったことを示している。 タウル集落にはフレスコ画で有名なサント・クリメント聖堂(サン・クリメン教会)が残る。
登録国 スペイン 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
中央スリナム自然保護区
南米・スリナム中西部の16,000㎢にも及ぶ、原生熱帯雨林からなる中部スリナム自然保護区。 一部がギニア高地に属しており、低地熱帯雨林には多様な植物が存在し、5000種以上の植物が収集されている。 またジャガー、オオアルマジロ、オオカワウソ、バクやナマケモノといった動物や400種の鳥類も見られる。
登録国 スリナム 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
リートフェルト設計のシュレーテル邸
オランダ中心部、ユトレヒトにあるシュレーダー邸は、建築家ヘリット・トマス・リートフェルトの設計で1924年の建築。この小さな住宅はオランダの建築家グループ、デ・スティルが室内装飾を受け持ち、独自のインテリア、自在にアレンジできる間仕切り、室の高い外観などによって、新造形主義という彼らの理想を世に示した。伝統的建築の内面と外面を、垂直に組み合わせた三次元構造で...
登録国 オランダ 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) -
グレーター・ブルー・マウンテンズ地域
オーストラリア南東部、ブルーマウンテンズ地域は標高1300m級の森林地帯で、90種のユーカリ(世界の13%)が生育していることで知られる。 ブルーマウンテンズという名の由来は、ユーカリに含まれる油分が気化し空気中に広がると反射する光の青の成分をよく通し周囲が青みがかって見えることから。 1994年には1億年以上前の植物と言われているウォレミマツが発見された。
登録国 オーストラリア 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
琉球王国のグスク及び関連遺産群
沖縄地方において、14世紀から18世紀の間の琉球王国の特徴を示す文化遺産。 農村を基盤に成長した豪族「按司」が築いたグスク(城)という城塞建築を中心とした関連遺跡群からなる。 グスクには「拝所」と呼ばれる宗教的儀式を行う場を備えており、現在でも現地の人々の拠り所となっている。
登録国 日本 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (vi) -
ロワール渓谷:シュリー・シュル・ロワールからシャロンヌまで
フランス中部に位置するロワール渓谷は、丘陵やブドウ畑が広がる風光明媚なロワール川流域にルネサンス様式の城館や邸宅が点在する文化的景観を誇る地域。シュリー・シュル・ロワールからシャロンヌまでの約200kmに及ぶ範囲が世界遺産登録された。 ローマ帝国末期にマルムティエ修道院が設立されるとこの一帯は発展し、15世紀にはシャルル7世が宮廷を移しその後数々の城・宮殿...
登録国 フランス 登録年 2000年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
中央アマゾン自然保護区群
ブラジル北西部にある「中欧アマゾン自然保護区群」はジャウー国立公園をはじめとした複数のエリアからなる自然保護区群。 ジャウー国立公園はアマゾン川流域最大の国立公園で、大変豊かな生態系をもつ地域であり「黒い川」とも呼ばれるジャウー川はブラックウォーター生態系の典型であり、浸水林バルゼアや泥炭湿地林イガポーなどを見ることが出来る。
登録国 ブラジル 登録年 2000年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群
ブラジル北東部大西洋岸バイア州とエスピリト・サント州にまたがる、パスコアル国立公園をはじめとした8カ所の国立公園や森林保護区。この保護区一帯には原生林が多数存在することで知られている。 ポルトガル人がブラジルを発見(ディスカバリー)した場所であり、ブラジルの国名の由来となった植物パウ・ブラジル(ブラジルボク)を見ることが出来る。
登録国 ブラジル 登録年 1999年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ディアマンティーナ歴史地区
ブラジル南東部ミナス・ジェイラス州中部、標高1000mを超える高原に位置する都市。 ディアマンティーナとはポルトガル語で「ダイアモンド」を意味する通り、ダイヤの採掘で栄えた街である。 聖フランシス教会やバロック様式の建築が残っている。
登録国 ブラジル 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ベルギーとフランスの鐘楼群
フランス北部及びベルギーのフランドル地方・ワロン地方に点在する11〜17世紀に作られた56個の鐘楼群。 フランス、ベルギーなどでは市民憲章で自立・自由を象徴する鐘楼の建設を重視していた。 1999年に「フランドル地方とワロン地方の鐘楼群」として32の鐘楼が世界遺産に登録され、2005年にガンブルーの鐘楼、フランスのノール=パ・ド・カレー地域、ピカルディー地域の23の鐘楼の...
登録国 ベルギー , フランス 登録年 1999年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv)