文化的景観/キリスト教/建築 の世界遺産

選択した項目:   文化的景観/キリスト教/建築

端的に言うと文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産と言える。「自然と人間の共同作業」という語に要約される通り自然環境によって制約と影響を受けることで育まれた文化や景観を指すが、大きく以下の3種に大別される。
①意匠された景観:庭園・公園・宗教空間など、人間によって意図的に設計され想像された景観
②有機的に進化する景観:自然環境に対応して形成された景観。さらに「残存する景観」と「継続する景観」に分けられる
③関連する景観:自然がその地の民に大きく影響を与えることにより、宗教的・芸術的・文学的な要素と強く関連した景観

検索結果  512  件中   301〜320  件表示
並び順 : 
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493764068_imgF1491882223_16978424847_6b6f8a7db9_c.jpg

    ポレッチ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群

    クロアチア西部、イストラ半島のアドリア海に面した街ポレッチに残るエウフラシウス聖堂建築群。 古代ローマ帝国が紀元前2世紀に建設したこの街には、4世紀にキリスト教が伝わりその頃の建造物が現存している。 登録遺産となっているものは司教エウフラシウスが6世紀に建設したものであり、芸術的価値の高いモザイク画が多く残っていることで知られている。。

    登録国 クロアチア
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501947306_ハルシュタット.jpg

    ハルシュタット-ダッハシュタイン・ザルツカンマーグートの文化的景観

    オーストリア中部ザルツカンマーグート地方の風光明媚なハルシュタット湖とダッハシュタイン山の生み出す文化的景観。 古来よりこの地では岩塩の採掘が行われてきた。その営みは先史時代にまで遡り、青銅器時代の遺物などが発見されており、一連の遺跡の文化はこの地の名称に因みハルシュタット文化と名付けられている。 中世、この岩塩鉱が神聖ローマ帝国により国有...

    登録国 オーストリア
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1498551033_curacao-921635_640.jpg

    港町ヴィレムスタット歴史地域、キュラソー島

    カリブ海に浮かぶオランダの自治領・キュラソー島にあるヴィレムスタットの歴史地区。 オランダが1634年に、クラサオ島(キュラソー島)をスペインから奪取して領有を始め、以後発展させてきたこの歴史地区の建造物は、オランダ・スペイン・ポルトガルの様式で建設されている。 1997年に世界遺産登録された時の名称は「オランダ領アンティルの港町ウィレムスタットの歴史地区」であ...

    登録国 オランダ
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1497967258_riga.jpg

    リガ歴史地区

    バルト海の真珠とも称えられるリガは、現在のラトビアの首都だがかつてはハンザ同盟の主要な港町として、13世紀~15世紀に中・東欧貿易で繁栄した。 当時の建築物の多くは火災や戦争で破壊されたが、三兄弟の家(3つの特徴的な住宅)は15世紀の様子を今に残す。 また、18世紀にロシア支配の元ではユーゲントシュティール様式の建築物が多く作られた。建築家の...

    登録国 ラトビア
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493842561_imgF1492430413_22793178938_f48e5d22b3_c.jpg

    グアダラハラの救貧施設:オスピシオ・カバーニャス

    メキシコのハリスコ州グアダラハラに位置する『オスピシオ・カバーニャス』は孤児院、障害者施設、病院などの機能をもたせた複合施設である。1791年にグアダラハラ司教が建設させた。入所者の快適性を追求したこの建築群は当時としては特筆すべきものである。 19世紀半ばなると兵舎として使用されはしたが本来の病院としての機能は失うことはなかった。 20世紀初頭には教会堂...

    登録国 メキシコ
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501210033_古都平遥.jpg

    古都平遥

    中国山西省晋中市平遥県の古い城郭都市である平遥は、14世紀に建設された。 明代から清代にかけて商人の拠点として為替業務等で栄えたが20世紀以降は貧困地域となってしまった。 しかしながら5世紀以上に渡る中国の建築様式がみられ、古来の建造物が銀行として使用されていることが目を引く。これは平遙が18世紀と19世紀に商業都市として栄えたことを示している。

    登録国 中国
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493843521_imgF1492440318_5440949488_8a5b98ecf6_z.jpg

    昌徳宮

    15世紀初頭李朝太宗が、景福宮の離宮としてソウルに造営した。 13棟の木造建築が現存しており、宮殿北部の秘苑とともに当時の文化を今に残す。

    登録国 大韓民国
    登録年 1997年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1502961810_原爆ドーム(1).jpg

    原爆ドーム

    原爆ドーム(広島平和記念碑)は、人類史上初めて使用された核兵器の惨禍を伝える建造物である。「負の遺産」として知られている。 建物はチェコ出身のヤン・レツルの設計のもとゼツェッション様式を用いて1915年に完成させた、旧広島県物産陳列館である。その後「広島県産業奨励館」と改称された。 ICOMOSの報告書には「歴史的価値や、建造物としての価値は認められ...

    登録国 日本
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1502565824_厳島神社.jpg

    厳島神社

    12世紀に平清盛によって造営が始まり13世紀に主要殿舎が建造された。特に社殿は寝殿造りとして知られている。 広島県、瀬戸内海に浮かぶ宮島は古より信仰の対象とされてきた。前方には海を、背には神の山とされる瀰山(みせん:弥山)の存在によって総合的に景観を生み出しており、海と森林区域もまた遺産の範囲である。

    登録国 日本
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503072286_廬山(1).jpg

    廬山国立公園

    廬山(ろざん)は江西省九江市南部にある山で、中国文明の精神的中心地の一つとされる。 この山に残る美しい自然や、霧・霞に覆われたその幽玄な佇まいは宗教・文化・芸術の源泉となった。

    登録国 中国
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iii) , (iv) , (vi)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493761787_imgF1491879099_e837b30820f41c2ad65a5854e245419eeb73e4c818b518409df7c879aeee_640.jpg

    ザルツブルク市街の歴史地区

    オーストリアのドイツ国境付近、紀元前より岩塩の交易によって栄え「塩の城」を意味するザルツブルクと名付けられた宗教都市。8世紀に司教座が置かれ、後に大司教座となった。 ホーエンザルツブルク城や、ドイツ語圏最古の男子修道院ザンクト・ペーター修道院などが残っている。

    登録国 オーストリア
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (vi)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493764600_imgF1491886495_33087607266_818ef18db7_c.jpg

    ルーレオのガンメルスタードの教会街

    スウェーデン北部、ノールボッテン県にある都市で、ボスニア湾の北端に位置するルーレオ(ルレオ)郊外ガンメルスタードにある教会を囲む住居群。 15世紀頃に建造された石造教会周辺の424にも及ぶ木造平屋コッテージは、周辺地域から訪れる信者の宿泊用に作られたものである。主に日曜日と、祝祭日にのみ利用されていた。 北スカンジナビアでは教区が広範になることがあり、...

    登録国 スウェーデン
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv) , (v)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1503389336_Llonja.jpg

    バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

    スペインの首都マドリードの南東、バレンシアにあるラ・ロンハ・デ・ラ・セダは1482~1533年にかけて建築家ペレ・コムプテによって建造され絹の商品取引所として利用された。 大広間の柱と放射線蒼穹は絹糸が先端で広がっている様を表す。 15~16世紀にかけて一帯が大商業都市となったことの富と権力を象徴する後期ゴシック様式の傑作である。

    登録国 スペイン
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493767240_imgF1491952893_8738140740_2b6a34bd78_c.jpg

    レドニツェ-ヴァルティツェの文化的景観

    17~20世紀の間にリヒテンシュタイン公爵家により形成された、ヨーロッパ最大の人工景観であり、「文化的景観」として認められている。 レドニツェ城・ヴァルチツェ城の二つの城が、19世紀になって当主ヨハン・ヨーゼフ1世が作らせたイギリス式庭園と見事に調和している。

    登録国 チェコ
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1497842248_Skellig-Michael.jpg

    シュケリッグ・ヴィヒル

    シュケリッグ・ヴィヒル(スケリグ・ヴィヒール、スケリッグ・マイケルとも)と呼ばれるアイルランド南西海上の岩島にそびえる中世の石積みの修道院は、7世紀に建てられヴァイキングの襲来にも耐えつつ拡張された、アイルランドの初期キリスト教徒の存在を示す遺産である。ヨーロッパに現存する最古の修道院とされている。 一度放棄され誰も住まなくなったこの場所だが、1500...

    登録国 アイルランド
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493758809_1493754554_img52F1491869402_13608596323_f4cb51cd2c_c.jpg

    アフパットとサナインの修道院群 

    4世紀の初めに世界最初のキリスト教国となったアルメニア北部、トゥマニヤン地方に位置する。 アフパットは991年建立のビザンチン様式の聖十字架教会を含む修道院群である。コーカサス山脈の木材を用いたこの修道院は、中世中期のアルメニア宗教建造物の特色であるガビット(玄関ホール)と円蓋のドームを、今なお留めている。また、アプシスには全能者ハリストス(イ...

    登録国 アルメニア
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (ii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1495339557_basilica.jpg

    ラヴェンナの初期キリスト教建築物群

    イタリア北部のエミーリア・ロマーニャ地方の都市ラヴェンナは、西ローマ帝国皇帝ホノリウスがローマから遷都した地である。 西ローマ・東ゴート・ビザンツによって相次いで統治され、とりわけユスティニアヌスの治世に繁栄を遂げた。 サン・ヴィターレ聖堂やその他の初期キリスト教・初期ビザンチンの建築、モザイクなどが多く残っている。

    登録国 イタリア
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv)
  • http://world-heritage.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1501867251_monticchiello-of-pienza-ピエンツァ.jpg

    ピエンツァの歴史地区

    イタリア中部・トスカーナ地方に位置し、15世紀に再開発によって整備された計画都市。この地出身のローマ教皇ピウス二世にちなんでピエンツァという名になった。 建築家ベルナルド・ロッセリーノによる都市計画で「理想の街」を目指し、後のヨーロッパの都市建築に大きな影響を与えた。

    登録国 イタリア
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iv)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493759390_imgF1491872111_28964146451_72b61d21d2_c.jpg

    カステル・デル・モンテ

    イタリア南部・プーリア地方にある、神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世によって作られた城塞。 真上から見ると八角形をしており、それぞれの隅に八角形の小塔が設けられている。 フリードリヒ2世はイスラム文化への理解も深く、イスラム的オリエントとヨーロッパ・ゴシック建築が見事に融合した建築物として知られる。

    登録国 イタリア
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (i) , (ii) , (iii)
  • https://world-heritage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img/1493759374_imgF1491872034_e837b00a2bf2073ed95c4518b7484f91eb7fe6d304b0154894f8c67ba7ecb0_640.jpg

    アルベロベッロのトゥルッリ

    イタリア南部・プーリア州アルベロベッロにある、現在でも居住用に供されている古代住居群。 古くから継承されてきた石灰石を用いた独自の建築方法が見られる。特にこの地で作られた円錐形の屋根を持つ トゥルッリは1000以上も林立する姿が特徴的な風景を作り出している。

    登録国 イタリア
    登録年 1996年 分類 文化遺産
    登録基準 (iii) , (iv) , (v)
検索結果  512  件中   301〜320  件表示