火山/国立公園/旧市街・歴史地区 の世界遺産
選択した項目: 火山/国立公園/旧市街・歴史地区
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サン・ジミニャーノ歴史地区
イタリア中部、フィレンツェ南西のエルサ渓谷の古都「美しい塔のある町」として知られ12世紀から約200年に渡って栄えた。 この地では皇帝派(ギベリン)と教皇派(ゲルフ)に分かれ争っており、競って高い塔を建設したために高層建築物の乱立する街となった。 現在は14本が残っており、サンタ・マリア・アッスンタ参事会聖堂などの建物と相まって中世の面影を残してい...
登録国 イタリア 登録年 1990年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) , (iv) -
バンダルギン国立公園
アフリカ、モーリタニア・イスラム共和国の沿岸部に位置する国立公園。バン・ダルガン国立公園とも呼ばれる。 陸地と海域が登録範囲になっているが、海域は数十キロに渡り推進5m程が続く遠浅の海となっている。 イルカをはじめとした多くの海洋哺乳類が見られ、絶滅危惧種チチュウカイモンクアザラシも生息している。また渡り鳥にとっても重要な場所となっており、ラ...
登録国 モーリタニア 登録年 1989年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
マノヴォ-グンダ・サン・フローリス国立公園
中央アフリカ共和国北部、バミンギ・バンゴラン州にある国立公園である。 広大な氾濫原、ボンゴ山地、その間のサバンナで構成されている。 多彩な自然環境で多くの動物が生息しているが、密猟によりクロサイやアフリカゾウの数が減ってしまったことにより1997年に危機遺産リストに登録されてしまった。
登録国 中央アフリカ共和国 登録年 1988年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ストラスブールの旧市街:グラン・ディルからヌースタット
フランス北東部の、ライン川左岸でドイツとの国境至近の交易都市ストラスブール。 古代ローマ軍がイル川の中州に築いた駐屯地が起源であり、ストラスブールは「街道の街」、グラン・ディルは「大きな島」という意味。 16〜17世紀の町並みを留めるプティット・フランスという地区にはドイツ風のハーフティンバー様式で作られた木造家屋が並んでいる。 2017年に登録範...
登録国 フランス 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
グアナフアトの歴史地区とその銀鉱群
メキシコ中央部の標高2000mにあるグアナフアトは、カラフルな街並みで知られる鉱山都市である。 スペイン人により銀鉱山が発見されて以来入植都市が形成され、18世紀にはこの地の銀の産出量が世界の4分の1を占めるにまで至った。 鉱山資本により教会堂などが次々と建てられ、とりわけ「ウルトラ・バロック」と呼ばれるほど過剰装飾されたバレンシアナ教会堂が著名である。 ...
登録国 メキシコ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) , (vi) -
ゴール旧市街とその要塞群
スリランカ南部州の港町、ゴールに築かれた要塞及び城壁に囲まれた旧市街。 この地は古くから交易が行われていたが、16世紀からヨーロッパとの交易で発展した。ポルトガル・オランダ・イギリスなどが領有を争いその度に要塞化していった。 城壁内にはキリスト教・仏教・イスラム教の各施設が残る。
登録国 スリランカ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
シンハラジャ森林保護区
スリランカ南部に位置する、低地雨林に囲まれた国立公園。シンハラジャとは「ライオンの王国」という意味である。 その範囲はさほど大規模ではないにも関わらず、数多くの動植物の固有種の宝庫となっている。
登録国 スリランカ 登録年 1988年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ロードス島の中世都市
ギリシャのアナトリア半島南部、ドデカネス諸島に属するロドス島は古来より港湾都市として栄えた。 東ローマ帝国領であったが「ホスピタル騎士団」とも呼ばれる聖ヨハネ騎士団に占領され、中世の街並みを有するに至った。病院経営でキリスト教巡礼者保護したことでも知られる彼らの築いた城塞都市が現在でも良好に保存されている。
登録国 ギリシャ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) -
ナンダ・デヴィ国立公園及び花の谷国立公園
インド北部に位置する国内2位の高峰、ナンダ・デヴィ山。この地は女神ナンダが住む聖地とされてきた。絶滅危惧種ユキヒョウなどが生息しており、1983年から環境保護の学術調査以来の入山が禁止され、厳重に管理されている。 1988年に世界遺産登録され、2005年には花の谷国立公園が追加された。
登録国 インド 登録年 1988年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
クインズランドの湿潤熱帯地域
オーストラリア北東部、グレートバリアリーフやグレートディヴァイディング山脈に沿って広がる熱帯雨林地帯。 数多くの国立公園や保護区で構成されており、敷地内には世界最古級の熱帯雨林や絶滅危惧種ニオイネズミカンガルーなどを見ることができる。 ケアンズを拠点とした観光地としても親しまれている。
登録国 オーストラリア 登録年 1988年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) , (ix) , (x) -
トリニダとロス・インヘニオス渓谷
キューバ共和国中央部、砂糖取引で栄えた街トリニダ(Trinidad:トリニダード) 16世紀にスペイン人が入植し、18世紀には街の郊外にあるロス・インヘニオス盆地で黒人奴隷を使いサトウキビの栽培が行われた。監視塔として使われたイスナガの塔も残されている。 農園の経営者達によって建設されたバロック様式の邸宅から郊外にある製糖工場まで街の全体が世界遺産とな...
登録国 キューバ 登録年 1988年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) , (v) -
スンダルバンス国立公園
インド東部の西ベンガル州にある国立公園。 ここには世界最大規模のマングローブ林が広がっている。 減少が顕著なベンガルトラの保護区にもなっており、トラの生息数はインドでも特に多い。
登録国 インド 登録年 1987年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ウルル-カタ・ジュタ国立公園
オーストラリア中部のノーザン・テリトリー南部に位置する。 世界でも屈指の大きさを誇る一枚岩「ウルル(エアーズロック)」と、ドーム型の奇岩群「カタ・ジュタ(オルガ山)」周辺には先住民族アボリジニのアナング族の描いた壁画が残されている。 この土地は法廷闘争の末オーストラリア政府から先住民に返還され、現在では政府が先住民から借り受ける形で国立公園として運...
登録国 オーストラリア 登録年 1987年 分類 複合遺産 登録基準 (v) , (vi) , (vii) , (viii) -
グロス・モーン国立公園
カナダ東部、大西洋側に位置するニューファンドランド島の西海岸沿いに位置する国立公園。 グロスモーン山が公園の名の由来であり、氷河で削られた地形や自然の美しさ、プレートテクトニクスによる地形変動など注目すべき点が評価され世界遺産登録された。
登録国 カナダ 登録年 1987年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
ハンザ同盟都市リューベック
ドイツ北部、シュレスヴィッヒ=ホルシュタイン州に位置する交易都市であるリューベックは、バルト海や北海を舞台とした都市間の商人による交易組合的な団体である「ハンザ同盟」都市として栄えた。 街の建設は1143年にホルシュタイン伯アドルフ2世によって進められた。 聖堂などが残り、「ハンザの女王」という異名を持つ美しい街として知られている。
登録国 ドイツ 登録年 1987年 分類 文化遺産 登録基準 (iv)