その他宗教/環礁/旧市街・歴史地区 の世界遺産
選択した項目:
その他宗教/環礁/旧市街・歴史地区
検索結果 268 件中 241〜260 件表示
並び順 :
-
インド南部のタミル・ナードゥ州カーンチプラム県、ベンガル湾を望む場所に位置するマハーバリプラムは7〜8世紀にかけてパラッヴァ朝が築いた港町であり、この地のヒンドゥー遺跡群が構成遺産である。
古代インドの叙事詩である「マハーバラタ」の登場人物名がつけられたラタ(山車)の遺跡が並ぶ。
-
ラ・フォルタレサとはプエルトリコの政府官邸である。別名サンタ・カタリーナ宮殿とも言われ、歴史的にプエルトリコ総督の住居として使われてきた。
サンファン(スペイン語で「聖ヨハネ」という意味)はプエルトリコの首都で、16世紀にスペイン人が征服して築いた都市。エル・モロ要塞やサンクリストバル要塞等が守りを固め、軍事施設としての役割を担った。
登録国 |
アメリカ合衆国 |
登録年 |
1983年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(vi)
|
-
インド北部、ニューデリーの南約200kmにあるムガル帝国の旧都城であったアグラ城。
16世紀の第3代皇帝、アクバルの時代に建設が始まり、現在残る大部分は第5代皇帝シャー・ジャハーン時代のもの。
イスラム建築とヒンドゥー建築の融合が図られており、ムガル皇帝が両宗教の融和に心を砕いていたことがうかがえる。
「囚われの塔」とも呼ばれるムサンマン・ブルジュ...
登録国 |
インド |
登録年 |
1983年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iii)
|
-
インドのアジャンター南西約100km、デカン高原西部の岩山に作られた計34の石窟群。
仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教が混在する聖地である。
特に有名な第10窟の、ストゥーパ前には仏陀が座している像の配置された仏龕がある。
エローラー石窟で最大のものは第16窟のカイラーサ寺院である。
-
ペルー南東、アンデス山脈の標高3400mに位置し、かつてインカ帝国の首都として栄えた。
1533年スペイン人によって征服されたが、格子状の街路や機能的な都市計画を受け継ぎながらもスペインおよびキリスト教の支配を示す街に作り変えた。今もこの地にはスペイン的要素とインカとの融合が随所に見られる。
-
スイスの現在の首都でもあり、アーレ川の湾曲部に築かれた中世都市の面影を残す街、ベルン。
12世紀後半、この地を治めていたベルトルト・フォン・ツェーリンゲンが建設した。
川に囲まれた旧市街の中心部には竣工まで150年を要したゴシック様式の聖ヴィセンテ大聖堂があり、100mを超す高さの塔がそびえる。その他噴水や時計塔、スイス連邦議事堂など歴史的な建造物が...
登録国 |
スイス |
登録年 |
1983年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iii)
|
-
キューバの首都ハバナの歴史地区であるオールド・ハバナと、4つの要塞が登録範囲。
スペイン人のコンキスタドール(征服者)、ディエゴ・ベラスケスが1519年に建設した都市。
海賊や他国から防衛するために複数の要塞が築かれたが、世界遺産になっている4要塞とはフエルサ要塞・モロ要塞・プンタ要塞・カバーニャ要塞である。
登録国 |
キューバ |
登録年 |
1982年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
, (v)
|
-
インド洋に浮かぶセーシェル諸島の4つの島からなる遺産。
サンゴ礁が海面上に現れた環礁であり、アフリカ大陸から数百キロも離れた孤立した場所にあるため手つかずの自然と生態系が残された。
世界最大のリクガメの一種であるアルダブラゾウガメが生息している。
-
イタリア、トスカーナ地方のフィレンツェは文化・芸術の復権運動「ルネサンス」の震源地である。
中世に毛織物業や金融業で栄え14世紀には13万人もの人口を擁する商業都市となったこの場所で、金融を生業とするメディチ家が台頭した。この大パトロンの元でルネサンスは花開くことになる。
特にフィレンツェでシンボリックな建物であるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂...
-
ブラジル北東部沿岸の街で、16世紀にポルトガル人のペレイラが建設した。
砂糖産業で繁栄したポルトガル人やオランダ人によって豪華な教会や修道院、邸宅が建てられた。
街の名はペレイラがこの地を眺めて言ったとされる「Oh,Linda(おお、美しい)」に由来している。
現在でもセー教会、カルモ教会、ミゼリコルディア教会、サン・ベント修道院、サン・フランシスコ...
登録国 |
ブラジル |
登録年 |
1982年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (iv)
|
-
モロッコ北部、セブ川中流域の内陸都市フェズは、8世紀末にイドリース朝により建設された。
13世紀のマリーン朝時代に発展し、モロッコの宗教、文化、学術の中心となった。
モロッコ最古にして北アフリカ最大のカラウィーン・モスクが有名である。
登録国 |
モロッコ |
登録年 |
1981年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (v)
|
-
オーストラリアの北東部の海岸沿いに広がる世界最大級のサンゴ礁地帯であるグレートバリアリーフ。
全長は2000kmを越え,面積約35万k㎡もの大きさで、グリーン島をはじめとした大小様々な珊瑚礁で出来た島があり、多くのサンゴや魚類などが生息している。
近年環境の変化によりサンゴの白化現象が見られ懸念が広がっている。
-
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3宗教の聖地であり多くの門を擁する城塞に囲まれた僅か1平方㎞の旧市街。未だ解決せぬ帰属問題と政治的背景からヨルダンよる代理申請という形が取られた異例の遺産である。この経緯から登録国は実在の国ではない「エルサレム」として扱われている。
ユダヤ教:嘆きの壁、キリスト教:聖墳墓記念聖堂、イスラム教:岩のドーム...
-
イタリア、ローマは紀元前1世紀から後5世紀にかけて地中海全域を支配したローマ帝国の首都であった。
帝政ローマの時代には神殿や劇場、闘技場など様々な大規模建造物が作られた。4世紀にコンスタンティヌス帝がキリスト教を公認すると、教皇の住まうカトリックの中心地としてキリスト教の聖堂群が建造された。
構成遺産はコロッセウム(コロッセオ)やパンテオン、フォロ・...
-
ポーランドの首都ワルシャワ。
この街は第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けたが、復興で街そのものが当時の記録(ベルナルド・ベロットが描いた街の風景画)を元に完全に再現された。
かつて地政学的なリスクによって、ポーランド分割による王国の消滅や他国からの侵略で幾度となく危機にさらされて来た経緯を持つ。
「再建された街」そのものが世界遺産になるのは...
登録国 |
ポーランド |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (vi)
|
-
ヴァレッタはマルタ島の首都になっている同国で最も重要な意味を持つ都市。
16世紀にイスラーム勢力によってロドス島を追われたヨハネ騎士団が、1565年マルタ島北東部に港町として築いた城塞都市であり、騎士団長ジャン・ド・ヴァレットに因んでその名が付けられた。
騎士団宿舎、宮殿、聖堂、大学などの建造物が残っている。
登録国 |
マルタ |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (vi)
|
-
ブラジリアの南東約800kmに位置する街。
金鉱山が発見されたことにより18世紀に興った街であり、かつて未曾有のゴールドラッシュが起こった。オウロ・プレトとは「黒い金」という意味である。
400kgもの金を使って装飾されたバロック彫刻家アレイジャジーニョの傑作がノッサ・セニョーラ・ド・ピラード教会堂に残されている。
登録国 |
ブラジル |
登録年 |
1980年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (iii)
|
-
モンテネグロ、アドリア海に面した港町のコトル。
背後に標高およそ1800mのロヴツェン山があり、入江が天然の港となり要塞として機能していた。
15世紀以後ヴェネチアの軍門に下りオスマン帝国の前線基地としての役割を担った。4つのカトリック教会や12世紀の聖トリフォン大聖堂、スラヴ諸国初の航海士学校、多くの宮殿など、中世の面影を色濃く残している。
-
シリア南西部ダマスカスは、紀元前3000年からの歴史を持つシリアの現在の首都。
イスラム世界初の王朝であるウマイヤ朝の首都としても繁栄した。
現在も残るウマイヤ・モスクは、元々ギリシャ正教の教会だったものを8世紀初めに大モスクに改造したものであり、現存する最古のモスクである。
16世紀にはオスマン・トルコの勢力下に入り、その後も商業都市としての性格を保ち...
-
ネパール連邦民主共和国、ヒマラヤ山脈のふもとの盆地であるカトマンズの谷には歴史的な建物が密集している。
この地は文明の交差点に位置しており、ヒンドゥーと仏教の7つの遺跡群と、カトマンズ、パタン(ラリトプル)、バドガオン(バクタプル)という3つの聖なる古都の住宅地と宮殿の建った地域がある。
それぞれの古都にダルバール広場という場所がある...