負の遺産/旧市街・歴史地区/島 の世界遺産
選択した項目:
負の遺産/旧市街・歴史地区/島
世界遺産条約では定義されていないが、人類が犯した過ちを記憶にとどめ教訓とする遺産とされている。
例えば戦争や奴隷制、人種差別に関わる遺産を指すとされているが明確な定義が無いためにどれを含めるかに関してはそれぞれ見解が異なるところではある。
検索結果 302 件中 201〜220 件表示
並び順 :
-
スロバキアの高原にそびえる壮大な廃墟であるスピシュスキー城(スピシュ城)。
13~14世紀東欧の軍事・政治・宗教を象徴しているこの城塞は、ロマネスクやゴシック建築が特徴的であり東欧最大規模を誇っていた。
聖職者の居住地区として作られた城下町スピシュスケー・ボドフラジェには聖堂などの歴史的な建造物が残っている。
2009年、城塞の内側に造られたレヴォ...
登録国 |
スロバキア |
登録年 |
1993年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
|
-
メキシコ中部、サカテカス州の州都サカテカスはかつて銀の発掘で栄えた鉱山都市。
16世紀にコンキスタドーレス(征服者:スペイン人)が銀鉱を発見すると、このち方の経済的中心地として発展した。19世紀までは世界の銀の20%を算出したと言われ、ポトシ銀山とともに二大銀山と呼ばれた。
スペイン人貴族が建設した聖堂や街並みにメキシコ特有の土着の要素とが融合し、独特な鉱山都市...
登録国 |
メキシコ |
登録年 |
1993年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(ii)
, (iv)
|
-
ポーランド南東部のルブリン県にある都市、ザモシチ。
16世紀に貴族で政治家でもあったヤン・ザモイスキの建設した後期ルネサンスの街である。
大市場広場に面して建つ高さ52mの市庁舎が象徴的にそびえている。
登録国 |
ポーランド |
登録年 |
1992年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
|
-
オーストラリア東部クイーンズランドに位置する、砂で出来た島としては世界最大の島。
グレート・ディバインディング山脈で風化によって削られた砂がこの地に堆積することによって誕生した。現在も砂丘は風に運ばれて毎年数mずつ移動しているのが確認されている。
19世紀からヨーロッパ人による開発が行われ、先住民のバジャラが追いやられる事態となった。
-
ノヴゴロドはロシアの北西連邦管区、ノヴゴロド州の州都である。
12~15世紀に自由都市国家ノブゴロド公国は、ヨーロッパとロシアを結ぶ貿易の中心地として栄えた。
1040〜1050年に建てられた聖ソフィア大聖堂は、内部がモザイクで装飾されており、外側にはタマネギ型のクーポラ(円屋根)を備えたザンチン様式建築の好例である。
-
四川省成都の北400kmに位置する九寨溝は、岷山山脈中の秘境として知られ、渓谷・湖沼・瀑布が点在する景勝地である。
100以上ある湖の中で、特に「五花海」は美しいとされている。
またジャイアントパンダ・レッサーパンダ・金絲猴等の貴重な動物が生息する保護区ともなっている。
登録国 |
中国 |
登録年 |
1992年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(vii)
|
-
四川省アバ・チベット族チャン族自治州の黄龍は、玉翠山麓にある湖沼群である。
これらは、露出した石灰岩層に水が溜まることによって出来たもの。黄龍彩池群、石塔鎮海などは独特の風景を作り出している。
絶滅危惧種、ジャイアントパンダの生息地でもある。
登録国 |
中国 |
登録年 |
1992年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(vii)
|
-
チェコ・モラヴィア地方ヴィソチナ州に位置する街テルチの歴史地区。
1530年の大火で街は焦土となったが、市長ザカリアスにより復興された。かつての木造建築は石造りに変えられ、ルネサンス様式の街並みが良好に保存されている。
登録国 |
チェコ |
登録年 |
1992年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(i)
, (iv)
|
-
チェコ・南ボヘミア州の、クルムロフ城などの建造物で知られる小都市。
13世紀に城館が築かれたことにはじまり、14世紀〜16世紀にかけて繁栄した。その美しさから「眠れる森の美女」や「世界一美しい街」などと称される。
登録国 |
チェコ |
登録年 |
1992年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
|
-
チェコ共和国の首都にして同国最大の都市プラハ。
市の中心部、ヴルタヴァ川東岸の旧市街から南にある新市街まで、西岸のフラッチャニ地区とマラー・ストラナ地区が登録対象で、11世紀〜18世紀にかけてのロマネスク、ゴシック、ロココなど各時代の建築物が林立し「百塔の都」とも呼ばれる。
-
エーゲ海・トルコ沿岸にあるギリシャ領サモス島。
この島はピタゴラスの生誕地としても知られ、20世紀に旧名のティガニからピタゴリオに街の名前が変更された経緯を持つ。
ヘーラー神殿(ヘライオンとも)は女神ヘーラーを祀る神殿として紀元前に建てれたものである。
-
オーストラリア西部、インド洋に面する西オーストラリア州ガスコイン地域の海岸線に位置する。
世界最大の海藻藻場であり、ストロマトライトと呼ばれる岩のような藍藻類の塊が一帯を埋め尽くしている光景が特徴的である。
また、絶滅危惧種ジュゴンの最大の棲息地となっている。
-
インドネシア南部にある小スンダ列島に位置し、主要3島であるコモド島・リンチャ島・パダール島を含む国立公園である。
世界最大のトカゲとして知られるコモドオオトカゲが棲息しており、他にも希少種のイルカ等がみられる。
登録国 |
インドネシア |
登録年 |
1991年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(vii)
, (x)
|
-
ボリビア中部に位置するスクレの美しい街並みが残る歴史地区。
事実上の行政機関や首都機能はラパスであるが、この地が憲法上の首都とされている。
職員地時代は銀の管理地として栄え、1552年に司教座設置が決定しキリスト教布教活動の中心地となった。
登録国 |
ボリビア |
登録年 |
1991年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
|
-
フィンランドの西岸に位置する町ラウマの木造建築が並ぶ旧市街。
17世紀に火災で街が消失してしまったため、最も古いものでも18世紀からの建築物である。
19世紀に再建されたフランチェスコ会修道院の内側にある聖十字架教会は街で唯一の石造りの建築物。
2009年には登録範囲の変更があった。
登録国 |
フィンランド |
登録年 |
1991年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
, (v)
|
-
メキシコシティの西300kmほどにある、司教座が置かれた植民時代の面影を残す歴史地区。モレリアの名はメキシコ独立運動に尽力したホセ・マリア・モレーロスからとられた。
2本の鐘楼と、タイルで覆われたドームを持つモレリア大聖堂をはじめとした250もの歴史的建築物が立ち並んでいる。また、16世紀にサン・ニコラス神学校が建設されるなど、学問都市としても知られ...
-
アフリカ大陸南東部の国モザンビーク共和国の、インド洋上に浮かぶ島である国名と同名のモザンビーク島。
1498年にヴァスコ・ダ・ガマがこの地に到達したことでも知られるが、元はアラブ人の港であり東西の文化が交差する場所でもあった。
ポルトガル人が入植しはじめてからはサン・セバスティアン要塞をはじめとした多くの要塞が造られた。
1991年にモザンビーク共...
登録国 |
モザンビーク |
登録年 |
1991年 |
分類 |
文化遺産
|
登録基準 |
(iv)
, (vi)
|
-
パリ市街を流れるセーヌ河岸を中心として、両岸には古代ローマ時代以後の重要な建築が立ち並んでいる。
川の中州にあるシテ島及びセーヌ川の両岸から街が形成され、4世紀にはパリと名付けられた。
世界遺産に登録範囲はサン・ルイ島の東端にかかっているシュリ橋から、左岸にエッフェル塔をのぞむイエナ橋の辺りまで。登録物件はシテ島のノートルダム大聖堂やサント・シャペル、セー...
-
総延長2,860kmにも及び、中・東欧の10カ国をを流れるドナウ川は、「美しき青きドナウ」と称えられる。
黒海に注ぐ手前でキリア川・スリナ川・聖ゲオルゲ川の三つの支流に分かれ、欧州最大の湿地帯を形成している。
約5,470平方㎞という広大なドナウ・デルタには、ヨシが一面を覆う小島であるプラウルが点在し、数十種の野生動物、三百種の鳥類、百種以上の魚類が生息して...
登録国 |
ルーマニア |
登録年 |
1991年 |
分類 |
自然遺産
|
登録基準 |
(vii)
, (x)
|
-
キジ島はサンクト・ペテルブルグ北東に位置するカレリア共和国のオネガ湖に浮かぶ細長い島。
1741年に釘を使わない木造建築として顕栄聖堂(プレオプラジェンスカヤ教会)が建てられた。
1784年建立のボグロスカヤ教会もまた木造建築であり、島全体に美しい木造建築群が見られる。