壁画/氷河/古代都市 の世界遺産
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ケルクアンの古代カルタゴの町とその墓地遺跡
チュニジア北東部、ボン岬の近くにあったカルタゴの都市遺跡ケルクアン。 この都市は紀元前3世紀に起きた第一次ポエニ戦争で壊滅し、その後再建されなかったため当時の街がそのまま残されていた。古代都市と共同墓地の遺跡が登録範囲である。
登録国 チュニジア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画
スペイン北部に位置する、1985年に登録されたアルタミラ洞窟と後に追加された17カ所の装飾洞窟。 紀元前3万5000年〜紀元前1万1000年の旧石器時代後期に洞窟の深い場所に描かれ、気候の影響をほとんど受けず良好に保たれていた。 先史時代からの優れた伝統と、芸術的才能を表すものとして大変貴重である。マグダレニアン美術の代表例とされており、岩肌の凹凸を活かしぼかしを...
登録国 スペイン 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
トロードス地方の壁画教会群
キプロス島西部のトロードス山脈の丘陵地帯に点在する複数の教会群。 島は7~10世紀までイスラーム勢力が支配下にあったが、キリスト教徒に奪還されると十字軍の本拠地として繁栄した。 11〜16世紀に作られた教会群は土台が石造りの木造建築であり、ビザンチン絵画の傑作とされる様々なテーマのフレスコ画が残っている。特に11世紀に建てられた「屋根の聖ニコラス教会」には...
登録国 キプロス 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) , (iv) -
タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群
リビア南西部の砂漠地帯で、アルジェリアとの国境近くに位置する、古くは紀元前12000前から紀元付近までに残された多数の岩絵群。 古いものから新しくなるにつれ①ゾウやキリンなどの大型の哺乳類の絵②狩猟の様子③家畜を放牧する様子④ラクダ等の砂漠の様子、と変遷しており同じ地でありながら時代によって生活様式や気候が変わったことを知ることができる。
登録国 リビア 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
チャビン(古代遺跡)
ペルー共和国、アンデス山中の標高約3200mにある古代遺跡チャビン。 インカ以前、紀元前1500年頃〜前300年頃まで発展した、古代アンデスのチャビンの遺跡である。 アンデス山脈の谷間に、石積みの神殿やランソン像と呼ばれる高さ4.5mの槍のような形の石像、「チャビンネコ」という翼を持ったジャガーの彫像などが残されている。
登録国 ペルー 登録年 1985年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
カナディアン・ロッキー山脈自然公園群
アメリカとカナダをまたがるロッキー山脈のカナダ部分の国立公園群。 バンフ、ジャスパー、クートニー、ヨーホーの4つの国立公園、並びにハンバー州立公園、アシニボイン山州立公園、ロブソン山州立公園の3つの州立公園を一体として世界遺産登録された。 レイク・ルイーズのような美しい景観、多様な生態系、並びに地形形成の痕跡などが評価されている。 またこの地で見られるバー...
登録国 カナダ 登録年 1984年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (viii) -
サン・サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院教会
フランス西部、ヴィエンヌ県の都市サン=サヴァンに位置するロマネスク絵画を多数有する聖堂。 ベネディクト会修道院として建てられたこの教会をとりわけ有名にしているのは保存状態の良い壁画群であり、「天地創造」や「ノアの方舟」など旧約聖書や黙示録の場面が多数描かれている。
登録国 フランス 登録年 1983年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iii) -
マチュ・ピチュの歴史保護区
ペルー南部のアンデス山地、標高2430mの尾根にある15世紀のインカ帝国が残した都市遺跡。 マチュ・ピチュとは現地の言葉で「老いた峰」という意味である。 1911年に米国の学者ハイラム・ビンガムが原住民に教えられここを訪れ欧米社会にマチュピチュを紹介した。 周囲の広大な自然に、絶滅危惧種や重要な動植物相が見られることから自然方面での評価も高く、複合遺産となっ...
登録国 ペルー 登録年 1983年 分類 複合遺産 登録基準 (i) , (iii) , (vii) , (ix)